医学講座
東京の大雪2018
東京の大雪がTVや新聞で報道されています。
今年の札幌は小雪です。
雪まつりの雪が不足するくらいです。
今朝の札幌も晴れです。
除雪予算が大助かりだと思います。
北国でも雪は大変です。
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報道を見て63歳の形成外科医が考えたことです。
●手袋をしましょう
TVや新聞を見ると、
素手で傘をさしている人が多いようです。
転倒すると大変です。
靴も夏の革靴の人が多いように見えます。
滑ります!
手袋で手を守ってください。
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●防寒対策をしましょう
女性の下肢を見ると、
ふつうのストッキングのように見えます。
冷えると大変です。
厚いタイツにしましょう。
薄いのしかなければ重ねてはきましょう!
交通がマヒして家に帰れなくなったら、
とにかく寒さ対策が大切です。
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●スキーウェアを活用しましょう
私が東京に住んでいたとします。
大雪警報が出たら、
私なら外出しません。
家でじっとしています。
どうしても外出が必要になったら、
スキーウェアで外出します。
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●車は使いません
北国に住む私の車は4WDです。
タイヤはスタッドレスタイヤです。
23センチ程度の雪なら走行できます。
でも私なら車は使いません。
夏タイヤの車が立ち往生して、
渋滞になっているからです。
スリップした車がこちらに向かってくることもあります。
大雪の日は車を使わないことです。
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●外出は歩いて行けるところだけにします
大雪の日に頼りになるのは自分の足です。
できるだけ家にいて、
どうしても必要になったら、
自分の足で歩いて行けるところに行きます。
フード付のスキーウェアに、
暖かいスノーパンツです。
タイツがあればそれも活用します。
靴は防寒仕様の靴です。
長靴をはくとしても防寒仕様の長靴です。
足が冷えると身体の具合まで悪くなります。
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関東地方の雪は、
今日の天気でとけると思います。
北国で生活する私たちには、
北国で暮らす者の知恵があります。
大雪のお見舞いを申し上げます。
くれぐれも転倒事故に気をつけてください。
顔の骨が折れることがあります。