医学講座
私を風俗から遠ざけた医学教育
性教育の続きです。
私の院長日記で、
意外とヒットしているのが、
私が風俗へ行かない理由
2009年12月2日の院長日記です。
私が風俗に行かない理由は、
札幌医大で受けた教育のおかげです。
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私は真面目な医学生でした。
講義は前から2列目くらいで聴いていました。
サボったことはなく、
途中で教室を出て行くこともしませんでした。
一浪してもあこがれの北大(医)には行けませんでしたが、
札幌医大はいい大学だったと今でも思います。
医学教育に情熱を持った先生がいました。
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梅毒について私が衝撃的な教育を受けたのは、
細菌学の講義でした。
細菌学は、
医学部の細菌学講座と、
附属病院の中央検査部の講義がありました。
私がはっきり記憶しているのが、
札幌医大病院中央検査部の永井龍夫先生の講義です。
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永井龍夫先生は真面目な先生でした。
講義はわかりやすく、
将来医師として役立つことをたくさん教えてくれました。
附属病院の細菌検査室で、
たくさんの検体を検査するのが仕事です。
64歳になった今でも、
臨床で役立つことを教えてくださいました。
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永井先生の講義で、
梅毒のことを習いました。
先生が講義で、
梅毒の末期だという…
女性の写真を見せてくれました。
この女性は…
すすきので女王と呼ばれた人です。
女王だった面影どころか、
顔の形もわからないくらいの写真でした。
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私が性教育が大切だと思うのは、
自分が受けた教育のためです。
天国みたいなところ
…だから行こうょ!
…と誘われても行きませんでした。
私を風俗から遠ざける教育をしてくださった、
札幌医大病院中央検査部の永井龍夫先生に感謝しています。
他のことでも永井先生の講義はとても役に立っています。
永井龍夫先生ありがとうございました。