昔の記憶
大浦憲子様ご逝去から6年
今日は2019年11月19日(火)です。
11月19日は、
私の恩師大浦武彦先生の奥様、
大浦憲子さまの命日です。
毎年ラ・フランスの時期になると、
大浦先生の奥様からいただた、
お礼状を思い出します。
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私がはじめて大浦先生の奥様と親しくお話しをしたのが、
1980年6月18日(水)19日(木)に開催された、
第6回日本熱傷学会
第1回国際熱傷学会アジア太平洋地区会議でした。
私は25歳の新入医局員で、
熱傷のことはさっぱりわからず、
学会で担当したのが、
来賓の奥様たちの観光ツアーの写真係でした。
今から約40年前です。
■ ■
25歳の私が写真係。
大浦武彦先生が49歳。
奥様の憲子様が44歳でした。
はじめて大浦先生の奥様を見た時、
なんて上品できれいな方なんだろう
…と思いました。
今でもよく覚えています。
■ ■
奥様の告別式で、
大浦先生が涙声で、
結婚以来ほんとうに幸せだった。
毎日作ってもらったお弁当が、
美味しくてありがたかった。
今は毎日コンビニのお弁当です。
憲子が作ってくれるお弁当をもう食べられないと思うと、
ほんとうに残念です。
ほんとうにありがとう。
…とあいさつされました。
■ ■
大浦先生の涙を見たのは、
この告別式がはじめてでした。
あれから6年です。
大浦武彦先生は今年米寿を迎えられました。
今もお元気でご活躍中です。
今日、大浦先生にお電話をしました。
お元気でした。
大浦武彦先生には奥様の分まで、
お元気で長生きをしていただきたいです。