昔の記憶
雪道の想い出
今日は2022年2月13日(日)です。
札幌は先週の大雪が残っています。
道路は凹凸のままです。
今から約50年前に本間家にはじめて来た車は、
白いコロナでした。確か1973年です。
トヨタの車です。
いい車でした。
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山之内製薬という会社で、
MRさんが乗っていらした車です。
廃車になるというので、
炭鉱病院の薬局長をしていた父親が
格安で譲っていただきました。
この車を、
一番大切にしていた記憶があります。
時間があればピカピカに磨いていました。
洗車は私の担当でした。
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私は予備校生で運転免許はありませんでした。
父親は、
大夕張の家から、
週末に札幌に来ていました。
オイルショックでガソリンが値上がりしたと言いながら、
よろこんで乗っていました。
私が予備校生の時に、
日曜日に大雪になりました。
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父親一人で運転して帰って、
途中で埋まると大変なので、
私が大夕張まで乗っていくことになりました。
埋まった時に車を押す係です。
幸いなことに、
途中でタイヤチェーンをまいて、
無事に大夕張に到着しました。
私は翌日、バスで札幌まで帰ってきました。
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札5
さ・417
…というナンバーは今でも覚えています。
今は4WDの車がふつうにありますが、
50年前はジープくらいしかありませんでした。
そこら中で車が埋まりました。
私が研修医の時に乗っていたカローラも、
冬道で一回転したことがありました。
対向車がいなかったので事故になりませんでした。
車の性能がよくなりましたが、
雪道はこわいです。
安全運転が一番大切です。