わきが

わきが手術2022

 今日は2022年2月27日(日)です。
 札幌は気温が上昇し、
 道路の雪がとけて水たまりになっています。
 これから3月末までが、
 雪がとけて大変な時期です。
 排雪されていない道路では、
 車が埋まる可能性があります。
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 昨日の院長日記、
 新薬の開発2022
 …で考えてみました。
 新型コロナのワクチンや内服薬、
 インフルエンザの薬は進歩したのに、
 わきが手術は進歩していないなぁ~
 縫合法も進歩していないなぁ~
 …と67歳の形成外科医は思います。
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 私が最高のわきが手術だと思うのは、
 稲葉法いなば法です。
 1977年の米国形成外科学会誌に論文があります。
 私が現在行っている手術は、
 この稲葉法を改良した手術方法です。
 基本的な考え方は考案者の稲葉益巳先生の手術法です。
 小さな切開から、
 わきの下にある汗腺を除去する手術方法です。
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 50年もたっているのに、
 この手術方法がいいと思います。
 私が故武藤靖夫先生からお聞きした話しです。
 稲葉先生は武藤先生と昭和大学で同級生だったそうです。
 稲葉益巳いなばますみ先生は婦人科の先生でした。
 わきがで悩んでいる女性のために、
 婦人科の先生がが開発したのが皮下組織削除器ひかそしきさくじょきです。
 どうしてこの器械を考えついたのか、
 いつかお聞きしたいと思っていました。
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 昭和54年11月1日に、 
 当時の武見太郎_日本医師会長から
 日本医師会最高優功賞を授与されています。
 昔学会でお見かけしたことがあります。
 残念なことに他界されてしまいましたが、
 稲葉益巳先生のご子息の稲葉義方先生が、
 現在も東京で開業されています


 

PRSに掲載された論文です

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