医学講座

わきが手術のキズを見て思うこと2022

 今日は2022年2月28日(月)です。
 札幌は昨夜も雪が降りました。
 今朝は少しとけています。
 道路に残った雪が氷になっていて、
 とてもすべりやすいです。
 こんな日にころぶと、
 水と泥で、きたなくなります。
 気をつけて歩きます。
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 昨日の院長日記、
 わきが手術2022
 …の続きです。
 稲葉法で上手な先生がわきが手術をすると、
 キズも小さくて、
 汗腺も切除できています。
 毛も生えていません。
 下手な先生が手術をして、
 キズが残ってアポクリン汗腺も残っている人もいます。
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 私はわき汗ボトックス注射で、
 昔、わきが手術を受けた方のキズをよく見ます。
 ふつうの形成外科医や美容外科医より多く見ていると思います。
 私が手術をさせていただいても、
 きずが残ることがあります
 とてもきれいに治る人もいます
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 2019年には第62回日本形成外科学会(札幌)で、
 1540nmエルビウムグラスフラクショナルレーザーを用いた腋臭症治療を発表しました。
 残念なことに手術にはかないませんでした。
 フラクショナルレーザーで発汗は減りましたが、
 においでは手術が優れていました。
 保険適応の問題もあります。
 67歳の私があと何年手術ができるかわかりませんが、
 将来、『本間が手術をしたキズ』がわからなくなるように、
 丁寧に手術をしています。

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