医学講座
形成外科42年のあゆみ⑬
形成外科42年のあゆみ13回目です。
高校2年生で少し成績がUPしました。
同級生に本間、新聞を読めと教えてもらったり、
STVラジオで旺文社の大学受験ラジオ講座を聞いて、
少しずつ勉強の方法がわかってきました。
ただ机に向かってもダメでした。
■ ■
当時の札幌西高校は3年生になると、
進路別にクラス分けがありました。
2年生までは全員同じ勉強ですが、
3年生になったら、
・国立理系
・国立文系
・私立理系
・私立理系
…と別れていた記憶があります。
■ ■
国立理系と国立文系は同じクラスで、
数学と物理だけお隣の3年8組と国立理系は数Ⅲを勉強した記憶があります。
(はっきり覚えていなくて申し訳ありません)。
国立文系は数Ⅲはなかったと思いますが、
記憶が定かではありません。
私は数Ⅲが嫌いではありませんでしたが、
成績がいまいちでした。
これが現役で札幌医大を落ちた原因です。
■ ■
高校3年生になったけんいち少年は、
3年7組になりました。
担任は日本史の藤枝正道先生です。
女子に
♡圧倒的人気♡
…の先生でした。
■ ■
私たち男子生徒から見ても、
とても素敵な先生でした。
私が記憶しているのが、
よく藤枝先生が放課後の掃除を、
クラスに来ていっしょにしてくれたことです。
私たちは掃除当番がしていましたが、
先生は毎日掃除にいらしてくださいました。
■ ■
掃除を毎日いっしょにしてくれた先生は、
私の記憶では藤枝先生だけです。
大変申し訳ないことに、
私は日本史の成績が悪く、
あまり勉強もしませんでした。
私が受験した札幌医大は、
社会科が一科目だけでした。
私は政治経済で受験しました。
■ ■
すみれさんと同じクラスだったのも、
3年7組でした。
私よりずっと健康的で素敵な女の子でした。
残念なことに難病でご逝去されてしまいました。
ほんとうに今でも信じられません。
医学の無力さを感じます。
同級生で亡くなられた方が何人もいます。
私はまだ元気で働けてしあわせだと思っています。
心からご冥福をお祈りしています。