医学講座

小宮貴子先生の乳頭乳輪再建

 今日は2022年2月21日(月)です。
 札幌は大雪です。
 爆弾低気圧のために、
 昨夜から暴風雪警報が出ています。
 JRの特急は運休、
 札幌市内の小中学校も2時間目からで、
 給食後に下校です。
 ご両親も大変だと思います。
      ■         ■
 第27回日本形成外科手術手技学会(千葉)
 …でお伝えしようと思った発表です。
 ランチョンセミナー1
 インプラント乳房再建 審美性の追求
 LS1-2
 「乳房に美しさを与えるNAC再建」
 演者:小宮貴子先生
 (東京医科大学形成外科学分野)

 NAC再建とは
 乳頭乳輪(Nipple-areolar complex:NAC)再建
 …のことです。
      ■         ■
 小宮貴子先生は、
 東京医大形成外科講師です。
 東京医大は、 
 日本でも古くから形成外科が開設された名門です。
 たくさんの優秀な形成外科医や美容外科医がいらっしゃいます。
 小宮先生は、
 とても絵がお上手です。
 学会で使われた絵を見て驚きました。
      ■         ■
 絵ごごろのある先生です。
 センスも抜群で、
 とても美しい乳房を作られていました。
 大学病院なので安心です。
 乳頭乳輪再建 患者満足度の高い術式選択と術式の要点
 立派な論文も書かれています。
 乳がん手術後の乳房再建で困っている人は、
 東京医大形成外科の小宮貴子先生です。
 とてもいいご発表をありがとうございました。

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医学講座

第27回日本形成外科手術手技学会(千葉)②

 今日は2022年2月20日(日)です。
 札幌はまた雪です。
 今日はJR北海道の特急のうち、
 帯広・釧路方面の列車は全便運休です。
 快速エアポートも運休が出ています。
 私は運がいいというか、
 一日違いで帰って来れてよかったです。
      ■         ■
 第27回日本形成外科手術手技学会(千葉)
 …の続きです。
 手術手技の学会なので、
 手術のビデオで技わざが勉強できます。
 はじめてこの学会に参加しましたが、
 とても勉強になりました。
 手術が上手な先生は血が出ません。
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 私が上手だと思ったのが、
 ビデオシンポジウム教育2
 層を意識した皮弁の剥離
 VS-K2-6
「層を意識した伸展皮弁挙上法」
 演者:櫻井裕之さくらいひろゆき先生
(東京女子医科大学形成外科教授)です。
 櫻井教授はこの学会の理事長でした。
      ■         ■
 重症熱傷で、
 首が伸展できなって、
 腕が上がらなくなって、
 顔にキズができた患者さんを、
 実に見事に治してくださいました。
 私が患者さんだったら、
 櫻井先生は恩人です。
      ■         ■
 第35回日本熱傷学会
 …でご紹介した、
 キャセイ産業㈱代表取締役
 大島修治
 …を治されたのが、
 櫻井裕之先生の東京女子医大形成外科です。
 重症熱傷でも、
 すぐれた手術手技で治す形成外科の技術は素晴らしいです。
 他にもいい発表がありましたので、
 またお知らせします。

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医学講座

第27回日本形成外科手術手技学会(千葉)①

 今日は2022年2月19日(土)です。
 第27回日本形成外科手術手技学会に参加するため、
 昨夜、千葉の幕張に来ました。
 オミクロン株のため、
 人が少ないです。
 しっかりと感染防御をしてきました。
 食事はコンビニのお弁当です。
      ■         ■
 実は、日本形成外科手術手技学会には、
 はじめて参加しました。
 私が尊敬する、
 千葉大学形成外科の、
 三川信之先生が学会長です。
 三川先生はとてもまじめで、
 患者さん思いの先生です。
      ■         ■
 今年、はじめて形成外科手術手技学会に参加したのは、
 三川先生が学会長だからです。
 一日だけの学会で、
 3会場もあるので、
 どれを聞いたらいいのか迷いました。
 しっかり勉強をしました。
 学会の内容は明日以降にお伝えします。
 20:00の飛行機で札幌に帰ります。
 今日は雪が降っていないので
 安心して帰れそうです。

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医学講座

高木美帆さん女子1000mで金メダル

 今日は2022年2月18日(金)です。
 昨日、北京オリンピックで、
 高木美帆さんが、
 女子1000mで金メダルを取りました。
 TVをあまり見ない私ですが、
 素晴らしかったです。
      ■         ■
 Wikipediaによると、
 髙木美帆さんは、
 幕別町出身、
 幕別町立札内中学校、
 北海道帯広南商業高等学校、
 日本体育大学体育学部体育学科を卒業。
 幕別町は帯広のすぐお隣の町です。
      ■         ■
 パークゴルフ発祥の町です。
 私が勤務していた、
 JA帯広厚生病院にも、
 たくさんの患者さんが来てくださいました。
 私が帯広時代に住んでいた、
 西帯広に、
 髙木美帆さんが卒業された、
 帯広南商業高等学校があります。
      ■         ■
 地元では、
 通称、なんしょうと呼ばれていました。
 私の家から歩いて行ける距離だったので、
 愛犬のチェリーと散歩に行きました。
 立派な校舎とグランドがありました。
 すぐ近くには、
 帯広の森という広い公園があり、
 体育施設がありました。
 ほんとうにおめでとうございます。
 素晴らしい結果です。

Yahoo!ニュース(THE DIGESTより引用)

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医学講座

婦人科医の形成外科研修

 今日は2022年2月17日(木)です。
 うちの奥さん説です
 例年、雪まつりが終わると…
 陽射しがあたたかくなり…
 春が近づいてくる…

 日暮れが遅くなってきました。
 早く春が来てほしいです。
      ■         ■
 昨日の院長日記、
 義眼への思い2022に、
 えりーさんから、
 コメントをいただきました
 産婦人科の先生が形成外科の先生に繊細な創部の縫合を教えてもらい、患者さんの手術をしてキレイな傷跡で終えるそうです。
 きれいに縫合すると手術後の痛みが少ないです。
      ■         ■
 一人でも多くの先生に、
 形成外科の縫合法を覚えていただきたいです。
 私が北大形成外科で病棟のチーフレジデントをしていた時です。
 当時の国立札幌病院から、
 婦人科の先生が形成外科研修にいらっしゃいました。
 国立札幌病院には、
 兼元敏隆先生という素晴らしい名医がいらっしゃいました。
 兼元先生が手術をなさっても、
 リンパ節郭清をするとどうしても下肢が腫れました。
      ■         ■
 婦人科でする手術を、
 少しでもきれいに治したい。
 リンパ浮腫などを、
 少しでも減らしたい、
 …という思いで形成外科研修にいらしてくださいました。
 とても優しい先生で、
 さすが産婦人科の先生は違うと思いました。
      ■         ■
 当時、30代だったその先生が、
 国立札幌病院から、
 北海道大学医学部助教授を経て、
 市立札幌病院産婦人科部長に就任なさった、
 晴山仁志はれやまひとし先生です。
 市立札幌病院副院長を退職され、
 北海道産婦人科医会会長をなさっていらっしゃいます。
 JRタワーのクリニックの院長先生です。
 私が信頼する産婦人科の先生です。 

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医学講座

義眼への思い2022

 今日は2022年2月16日(水)です。
 今朝も札幌は小雪でした。
 積もらないでほしい、
 お願いだから、、、
 …という思いです。
 もう雪はいりません。
      ■         ■
 日本眼瞼義眼床手術学会
 私が雪の中を大阪まで学会に行く思いを、
 いつか院長日記に書こうと思っていました。
 まぶたの再建2019
 今から30年以上前のことです。
 私は市立札幌病院の皮膚科で、
 週に2回午後から形成外来をしていました。
 形成外科はなかったので、
 皮膚科の中で形成外科医が診察をする、
 形成外来です。
      ■         ■
 大きな病院に形成外科をつくるのは大変でした。
 市立札幌病院の事務局で、
 考えてくださったのが、
 形成外来という看板でした
 皮膚科外来に、
 つけてくださった時は、
 ほんとうにうれしかったです。
      ■         ■
 そんな私でも、
 頼って来てくださる患者さんがいらっしゃいました。
 今でも忘れられないのが、
 悪性腫瘍で眼球を摘出した子供さんです。
 眼球はなくなっても、
 義眼を入れて、
 『見た目』が、
 違和感のない目
 …にしてほしいという願いでした。
      ■         ■
 眼球を摘出した後に、
 義眼台という土台がないと、
 うまく義眼が入りません。
 30年以上前、私は患者さんに、
 (将来)医学が進歩して、
 必ず義眼が入るようにできるから、、、

 …と説明しました。
 治せませんなんて言えませんでした。
      ■         ■
 あれから30年以上たちました。
 残念なことに、
 日本にはK243義眼台包埋術8010点という保険の手術があるのに、
 正式に認可された義眼台がありません。
 今年の第33回日本眼瞼義眼床手術学会で、
 京セラ株式会社の山根義晴様が、
 義眼台の承認取得に関する課題
 -企業、薬事の視点から-
 …を発表してくださいました。
 いい義眼台が日本で発売されることを期待しています。

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昔の記憶

今年の雪は硬くて重くて大変です

 今日は2022年2月15日(火)です。
 昨日の帰り道、
 私の家の近くで大型ブルドーザーが、
 道路の雪を除雪してくれていました。
 道幅を広げるというより、
 わだちを無くするために、
 道路を平坦にしていました。
      ■         ■
 いつもなら、
 簡単に除雪できる大型のブルが、
 何度も往復して、
 懸命に雪を路肩に寄せていました。
 きっと硬くて重い雪なので、
 ブルでも大変なんだと思いました。
 今朝、通勤途中見ると、
 わだちがなくなっていました。
      ■         ■
 道幅は同じですが、
 これで埋まることはなくなります。
 私は受験生の頃に、
 よく雪かきをしていました
 除雪車が置いていったかたまりの雪は、
 ほんとうに重くて大変です。
 あと1ヵ月もするとあたたかくなってきます。
 トラックが埋まらないように、
 何とかしていただきたいです。

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昔の記憶

雪道スタックからの脱出

 今日は2022年2月14日(月)です。
 今朝の札幌はまた雪です。
 もう降らないでほしいです。
 今日は新聞休刊日です。
 昨日の北海道新聞朝刊への投稿です。
 雪は大変で嫌ですが、
 助け合いでいいこともあります。
      ■         ■
 2022年2月13日、北海道新聞朝刊、いずみへの投稿です。
 雪道スタックからの脱出
 ある日の夕方、雪かきをしようと外に出ると、トラックドライバーが何やらあたりを見回して困っている。どうやらわだちにはまり、動けなくなってしまったらしい。
 思わず金属スコップを持って駆け寄ったが、若い男性ドライバーと私だけでは当然トラックはびくともしない。すると、「スタックですか?」と若い女性が声をかけてきた。彼女は「この辺の雪を削りましょう!」とてきぱき指示してくれた。その間、タイヤにチェーンを巻いたり、木の板をかませたりするものの、まだ動かない。
 そうこうしていると、近所の人が続々と集まってきた。車用品店から人を連れてくる人、勤め先から大型車とけん引ロープを持ってきた人もいたが、それでも動く気配はない。暗くなり、みんなの焦りが見え始めるころ、飲み物を差し入れてくれる人もいた。現場の仕事で手慣れているから、と若い女性は誘導棒を持ち交通整理をはじめた。
 日もすっかり暮れたころ、たまたま通りかかったガスタンク車がけん引してくれ、集まった男性陣がトラックを押して、ついにわだちから脱出した。トラックドライバーは何度も頭を下げ、集まった人々は「よかったね」と拍手を送りあった。
 昨年引っ越して来てから、初めて近隣住民とじっくり顔を合わせ、長い時間を過ごした。近所に心優しい人たちが住んでいることを知り、温かい気持ちになった出来事だった。
太田夢(おおた・ゆめ 36歳・主婦)=札幌市北区

(以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 トラックは大変です。
 この間の大雪で、
 私の家の近くでゴミ収集車が動けなくなりました
 救援のトラックが来て動いたようです。
 渋滞していると、
 助けを呼ぶだけでも大変です。
 近所に心優しい人たちがいるだけで、
 とても温かい気持ちになれます。
 北国のいいところです。

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昔の記憶

雪道の想い出

 今日は2022年2月13日(日)です。
 札幌は先週の大雪が残っています。
 道路は凹凸のままです
 今から約50年前に本間家にはじめて来た車
 白いコロナでした。確か1973年です。
 トヨタの車です。
 いい車でした。
      ■         ■
 山之内製薬という会社で、
 MRさんが乗っていらした車です。
 廃車になるというので、
 炭鉱病院の薬局長をしていた父親が
 格安で譲っていただきました。
 この車を、
 一番大切にしていた記憶があります。
 時間があればピカピカに磨いていました。
 洗車は私の担当でした。
      ■         ■
 私は予備校生で運転免許はありませんでした。
 父親は、
 大夕張の家から、
 週末に札幌に来ていました。
 オイルショックでガソリンが値上がりしたと言いながら、
 よろこんで乗っていました。
 私が予備校生の時に、
 日曜日に大雪になりました。
      ■         ■
 父親一人で運転して帰って、
 途中で埋まると大変なので、
 私が大夕張まで乗っていくことになりました。
 埋まった時に車を押す係です。
 幸いなことに、
 途中でタイヤチェーンをまいて、
 無事に大夕張に到着しました。
 私は翌日、バスで札幌まで帰ってきました。
      ■         ■
 札5
 さ・417

 …というナンバーは今でも覚えています。
 今は4WDの車がふつうにありますが、
 50年前はジープくらいしかありませんでした。
 そこら中で車が埋まりました。
 私が研修医の時に乗っていたカローラも、
 冬道で一回転したことがありました。
 対向車がいなかったので事故になりませんでした。
 車の性能がよくなりましたが、
 雪道はこわいです。
 安全運転が一番大切です。

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医学講座

平野歩夢さん金メダル

 今日は2022年2月12日(土)です。
 オミクロンがなかなか減らず、
 さっぽろ雪まつりもなくなり、
 あまりいい話しがありません。
 今朝、さくらんぼさんから、
 とってもうれしいLINEが届きました。
 北京オリンピック金メダルの、
 平野歩夢さん(23)のことです。
      ■         ■
 金メダルの平野歩夢さんは、
 うちのりんごを食べて育ちました。

 平野歩夢さんのおばあちゃんが、
 さくらんぼさんからりんごを買ってくださったそうです。
 残念なことにおばあちゃんはご逝去されたようですが、
 天国で孫の金メダルをよろこんでいらっしゃると思います。
 ほんとうに素晴らしいことです。
      ■         ■
 ネットで平野歩夢さんのことを調べてみました
 1998年11月29日生まれで23歳。
 新潟県村上市出身。
 お父様が老朽化した市民会館に、
 800万円をかけて、
 日本海スケートパークをつくられたそうです。
 4歳からここで練習を重ねて、
 オリンピックで金メダルです。
 素晴らしいことです。
 ほんとうにおめでとうございます。

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