医学講座

平野歩夢さん金メダル

 今日は2022年2月12日(土)です。
 オミクロンがなかなか減らず、
 さっぽろ雪まつりもなくなり、
 あまりいい話しがありません。
 今朝、さくらんぼさんから、
 とってもうれしいLINEが届きました。
 北京オリンピック金メダルの、
 平野歩夢さん(23)のことです。
      ■         ■
 金メダルの平野歩夢さんは、
 うちのりんごを食べて育ちました。

 平野歩夢さんのおばあちゃんが、
 さくらんぼさんからりんごを買ってくださったそうです。
 残念なことにおばあちゃんはご逝去されたようですが、
 天国で孫の金メダルをよろこんでいらっしゃると思います。
 ほんとうに素晴らしいことです。
      ■         ■
 ネットで平野歩夢さんのことを調べてみました
 1998年11月29日生まれで23歳。
 新潟県村上市出身。
 お父様が老朽化した市民会館に、
 800万円をかけて、
 日本海スケートパークをつくられたそうです。
 4歳からここで練習を重ねて、
 オリンピックで金メダルです。
 素晴らしいことです。
 ほんとうにおめでとうございます。

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医学講座

札幌プリンスホテル苦渋の売却

 今日は2022年2月11日(金)です。
 札幌のお天気は晴れです。
 JR北海道はようやく特急列車の運転を再開しました。
 残念なことに、
 全部の列車の運転は無理で、
 一部の列車だけ運転再開です。
 大変なことです。
      ■         ■
 2022年2月11日、北海道新聞朝刊の記事です。
 西武HD 苦渋の経営転換 国内31施設売却へ 業界内 資産手放す動きに拍車
 西武ホールディングス(HD)が札幌プリンスホテル(札幌)など道内8施設を含む国内31施設の売却を決めたのは、有価証券報告書の虚偽記載問題などで危機に陥り、多くの施設売却を決めた2006年以来の大きな経営転換だ。長引く新型コロナウイルス禍は、観光業界でいまなお大きな存在感がある同社をも窮地に追いやった。業界では他にも資産を売却する動きが相次いでおり、この流れは加速しそうだ。
 「財務基盤の拡充が短期的に実現できる」。西武HDの後藤高志社長は、10日の記者会見で強調した。施設売却は、コロナ禍による観光需要の落ち込みで生じた多額の赤字を解消し、経営を立て直すのが狙いだ。
 西武グループは不動産、鉄道を中核に、かつて道内をはじめ全国各地でスキー場やゴルフ場などを次々と開発。地域経済にも大きな影響を与え、「西武王国」と呼ばれた。だが、2004年に虚偽記載問題などが明るみに出ると、上場廃止に追い込まれた。2006年には負債圧縮のため、当時24カ所あった道内施設のうち11カ所など、多くの施設を売却することにし再建を進めた。
 2014年の再上場後は順調に黒字経営を続け、立ち直ったかに見られたが、コロナ禍が直撃。鉄道、観光事業ともに打撃を受け、再び危機に見舞われた。
 西武HDのような資産売却の動きは観光業界で広がる。カラカミホテルズアンドリゾート(札幌)は昨年4月、札幌・定山渓温泉の「定山渓ビューホテル」を売却。洞爺湖温泉のホテル「洞爺サンパレスリゾート&スパ」(胆振管内壮瞥町)なども、近く売却することが明らかになっている。
 道外でも、JR東日本が昨年12月、不動産ファンドに東京都内のオフィスビルを売却。旅行大手JTBやHISは、東京都内の本社ビルや本社オフィスを売却し、賃貸契約での入居に切り替えた。
 不動産を売却してコロナ禍の危機をしのぐ企業は今後も増そうだが、ニッセイ基礎研究所の百嶋徹上席研究員は「コロナ収束後の需要回復に備えて、温存すべき資産まで売り急ぐことは避けた方がいい。中長期の成長を見据えた投資も必要だ」と指摘している。(小沢弘和)

(以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 私の記憶が正しければ、
 札幌プリンスホテルが開業したのは、
 1972年の札幌オリンピックの前です。
 札幌市の市電の車庫があった場所に、
 プリンスホテルができました。
 私が北大形成外科に在籍していた頃に、
 札幌プリンスホテルで何度も学会がありました。
      ■         ■
 優秀なホテルマンの二神ふたがみさんがいらして、
 北大の教授をはじめとして、
 札幌の有名な先生の顔を、
 ほぼすべて覚えていらっしゃいました。
 コロナ禍とはいえ、
 売却されるのは残念です。
 洞爺サンパレスは3月に売却されます。
 早くコロナ禍から脱出したいです。

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昔の記憶

札幌の大雪2022

 今日は2022年2月10日(木)です。
 札幌の天気は晴れです。
 大雪の影響が残っています。
 JR北海道は列車を間引き運転しています
 私の家の近くも道路が狭くなっていて、
 車が交差できません。
 ごみ収集にも影響が出ています。
      ■         ■
 2022年2月10日、北海道新聞朝刊の記事です。
 JR北海道の社長さんが謝っています。
 私はJR北海道だけに責任を押し付けるのは、
 気の毒だと思っています。
 災害です。
 JR島田社長 大雪復旧遅れを陳謝 除雪「対応しきれなかった」
 JR北海道の島田修社長は9日の定例記者会見で、大雪に伴う札幌圏での運休が長期化している問題について「意見や批判を真摯(しんし)に受け止めて改善を図る」と陳謝し、除雪設備や列車の運行管理のあり方などを多角的に検討する考えを示した。利用者への運休などの情報提供を強化していく考えも明らかにした。
 島田社長は会見で、6日時点で札幌圏で列車29本が雪の影響で運行不能になったことで除雪が遅れ、運休長期化の原因になったと説明。同様の事態を避けるため、降雪量に応じた運休などの判断をより柔軟に実施していく考えを示した。
 除雪設備については、今回の大雪では雪を巻き上げて飛ばす除雪車両9台が札幌圏で稼働してきたが「結果的には対応しきれなかった」と釈明。来年度以降、除雪設備を増強する必要性を示唆したが、具体的な内容には言及しなかった。
 列車の進路を切り替える「ポイント」周辺などで必要な手作業での除雪については、全道で約1100人いる作業員に加え、協力会社社員など計約920人を追加投入したと説明。除雪作業を迅速に進めるため、道に自衛隊への災害派遣要請を打診することは「考えていない」と否定した。(加藤祐輔)

(以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 JR北海道はコロナ禍でお客さんが減り、
 赤字が増えています。
 そこにこの大雪です。
 道路の除雪は行政がしてくれますが、
 JRの線路はJR北海道がします。
 予算もないのに、、、
 気の毒だと思います。
      ■         ■
 下の写真は私の家の近くです。
 2月8日にごみ収集車が埋まっていました。
 うちの奥さんの話しだと、
 救援の車が来て脱出したようです。
 今年の雪は異常です。
 来年も降る可能性があります。
 どうしたらいいのか?
 よく考える必要があります。
 ガソリン価格も170円です。
 困ったものです。

2022年2月10日

 

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昔の記憶

JR北海道全面復旧見通せず

 今日は2022年2月9日(水)です。
 札幌の大雪はやんでいますが、
 JR北海道のダイヤは乱れたままです
 走っている列車の本数がとても少ないです。
 昨夜は札幌⇔小樽だけ動いたようです。
 線路に電車が停まっているので、
 除雪車が入れないそうです。
      ■         ■
 2022年2月9日、北海道新聞WEB版の記事です。
 JR札幌―新千歳が再開 各駅停車で1時間2本 全面復旧見通せず
 JR北海道は9日朝、大雪に伴う除雪作業のため運休していた札幌―新千歳空港間と札幌―苫小牧間で、各駅停車により運転を再開した。いずれも1時間に2本程度と同日は終日、大幅に減便して運行する。札幌駅発着の特急など多くの列車の運休が依然、続いており、全面的な復旧の見通しは立っていない。
 札幌駅では午前8時ごろから、運行再開を知らせる電光掲示板を確認する乗客の姿が目立つようになった。千歳線の列車で札幌駅に着いた恵庭市の団体職員冨本建実さん(64)は「運休した2日間は仕事を休んだ。ようやく出勤できる」と話した。
 JR北海道によると、快速エアポートも一部を除き各駅停車で運行。出張帰りで列車を利用し、新千歳空港に午前8時ごろ着いた千葉県の会社員村川真治さん(35)は「JRが再開するか分からず、バスを使うか昨夜まで悩んでいた。無事、空港に着けて良かった」と安心した表情をみせた。
 同社は9日も、札幌駅発着の全ての特急108本など計634本を運休する。札幌―岩見沢間は9日夜の再開を目指しているが、学園都市線など、それ以外の区間は除雪作業が続いており、再開の見通しは立っていない。
 北海道中央バス(小樽)は9日朝から、都市間バスの札幌―小樽間など一部で運行を再開したが、札幌市内の道路が雪で狭くなっている影響で、路線バスの多くは引き続き運休、または一部運休となっている。ジェイ・アール北海道バス(札幌)は9日、新札幌駅発着などの路線バスの一部で運行を再開した。
 道教委によると9日は空知、石狩、胆振管内の公立小中高校と特別支援学校計10校が臨時休校となった。
 札幌管区気象台によると、道内の冬型の気圧配置は9日午後に緩み、10日以降は高気圧に覆われる。石狩や空知など道央圏を中心に、12日ごろまで穏やかな天気が続く見通し。(菅沢由佳子、中川渚、田鍋里奈)

運行再開した列車に乗るために改札を通る人たち=午前6時25分、JR札幌駅(大島拓人撮影)
(以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 昨夜はJR札幌駅の電光掲示板が真っ黒でした。
 いつもは何本も列車が出ていますが、
 上の写真を見ると6:29発の快速エアポートだけです。
 右下の白いホワイトボードに、
 手書きで運行状況が書いてあります。
 私は運よく大阪から帰ってこれましたが、
 一日違いで帰れないところでした。
 関東地方にも雪が降るようです。
 被害が出ないことを祈っています。

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昔の記憶

JR札幌駅発着8日も運休

 今日は2022年2月8日(火)です。
 札幌は晴れました。
 残念なことに大雪の影響が残っています。
 大雪で札幌駅全列車運休
 昨日に引き続き、
 今日もJR札幌駅発着の列車が運休です。
 入学試験の学校もあると思います。
 心配なことです。
      ■         ■
 2022年2月8日、北海道新聞朝刊の記事です。
 JR札幌駅発着、8日も運休 バスもダイヤに乱れ
 道内は7日、前日の記録的な大雪により、JR札幌駅発着の特急を含む728本が終日運休となるなど札幌圏を中心に交通機関のダイヤが大幅に乱れた。札幌市内の降雪は収まったが、道路の除排雪が追いつかず、路線バスの運休や渋滞が各地で相次いだ。JR北海道は除雪に時間を要しているとして、8日も札幌駅発着を中心に始発からほぼ終電まで計512本の運休を決めた。運転再開のめどは立っていない。
 7日の運休では約12万人に影響が出た。JR北海道の宮越宏幸鉄道事業本部長は同日記者会見し、「多大なご迷惑をおかけし、おわびする」と陳謝。除雪が遅れている理由として、列車の進路を切り替えるポイント付近に除雪機械を入れることができず、手作業での除排雪が必要なためとした。
 8日も函館線の小樽―岩見沢間や千歳線の札幌―新千歳空港間、学園都市線の全区間などを運休し、札幌駅発着の特急108本を全て運休する。同社は快速エアポートの走行区間の除雪を優先して進めるとしている。
 北海道中央バス(小樽)は7日、札幌圏の路線バス全体の77%を運休または一部区間で運休に。8日は除雪の状況次第で運行を再開する。ジェイ・アール北海道バス(札幌)も7日は札幌市内などの約7割で運休し、8日も始発から約4割の運休を決めた。
 道教委によると、道内の公立小中高と特別支援学校では石狩管内を中心に計68校が臨時休校となり、8日も7校が休校を決めた。
 札幌管区気象台によると、札幌市では6日、24時間降雪量としては統計開始以降最多の60センチを記録。7日午後6時現在の積雪は石狩市で154センチ、札幌市で114センチ、恵庭市で102センチに達し、札幌圏の各地点で平年の1.7~2倍の積雪となった。(山田一輝、加藤祐輔)

(以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 2日間も札幌駅発着の列車が運休は、
 私の記憶ではなかったと思います。
 JRで通勤している人も多いので、
 ほんとうに大変なことです。
 道新の札幌市内版には、
 雪害対策本部で「非常事態」と認識する
 秋元克広札幌市長が載っていました。
 とにかく除排雪をお願いします。

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昔の記憶

大雪で札幌駅全列車運休

 今日は2022年2月7日(月)です。
 今朝は晴れましたが、
 昨日は一日中大雪でした。
 今日は朝からJR札幌駅を発着するすべての列車が運休です。
 昨日、医師国家試験を終えた人の中には、
 家に帰れなかった人がいらしたと思います。
 観測史上最大の降雪量です。
      ■         ■
 2022年2月7日、北海道新聞電子版の記事です。
 「もう雪いらない」札幌市民らうんざり 朝から雪かき
 「今年はもう、雪はいらない」「いったい、いつまで大雪が続くのか」。石狩管内は6日、冬型の気圧配置が続いて上空に強い寒気が流れ込んでいる影響で、日本海側を中心にまとまった降雪となり、市民らは朝から雪かきに追われた。札幌管区気象台によると、24時間降雪量は、札幌市中央区で1999年の統計開始以降で最多となり、石狩市では2月として過去最多を記録。札幌市は大雪のピークは過ぎたものの、7日も降雪が続く見通し。
 24時間降雪量は、札幌市中央区で6日午後2時までに60センチに達し、昨冬までで最も多かった2016年12月10日に記録した54センチを更新した。石狩市では6日午後1時までに51センチと2月としては過去最多となった。恵庭市島松で同日午後4時までに36センチ、札幌市南区小金湯で同日午後3時までに33センチなど。
 管内は各地で気温が下がり、冷え込んだ。管内10の全観測地点とも日中も気温が上がらず、最高気温が0度を下回る真冬日に。同日午後5時までの最低気温は、恵庭市島松が氷点下18.8度、千歳が同18.0度、札幌が同8.2度など。
 中央区で除雪していた飲食店主の高橋祐司さん(39)は「札幌に住んで15年になるが、こんなに降ったのは見たことがない。せっかく排雪が入ったと思ったら、また雪が降って嫌になる」とうんざり。駐車場の傍らに4メートルほどの雪山ができていた南区の無職笠原要子さん(70)は、休憩を挟みながら同居する息子夫婦と交代で雪かきをした。笠原さんは「雪を捨てる場所に山ができてしまっている。雪を持ち上げるのがつらい」と疲れた表情で話した。
 気象台によると、札幌市の大雪は峠を越したが、石狩北部は7日も最大30~50センチの降雪が見込まれる。(菅沢由佳子、池田大地)

長い行列ができた新千歳空港行きのバス乗り場=6日午後0時5分、JR札幌駅前(金田淳撮影)

タイヤが雪に埋まって動けなくなった車を救出しようとする人たち=6日午前9時20分、札幌市東区北14東10(星野雄飛撮影)
(以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 上の写真は札幌駅前の空港バス乗り場です。
 こんな行列は見たことがありません。
 雪の中で待っていると、
 足が冷たくなり、
 身体も冷えて大変です。
 災害級の大雪です。
 2016年12月10日の大雪も院長日記に書いてました
 この時は札幌の市電が運休したようですが、
 今年は市電は動いています。
 もう雪はいりません。

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医学講座

第33回日本眼瞼義眼床手術学会(大阪)②

 今日は2022年2月6日(日)です。
 昨夜、大阪から帰ってきました
 新千歳空港までは順調でした。
 飛行機から外に出ると、
 寒い!
 外は-8℃でした。
 飛行機から降りたボーディングブリッジが寒かったです。
      ■         ■
 オミクロンの感染拡大で、 
 飛行機も、
 JR北海道の快速エアポートもガラガラでした。
 札幌に向かう列車が遅れていました。
 雪のためです。
 白石駅で30分くらい止まりました。
 手稲駅構内のポイントが動かなくなったようです。
 JR北海道はほんとうに大変だとおもいました。
      ■         ■
 何とか札幌に帰ってきたら、
 今日は大雪です。
 医師国家試験の2日目です。
 受験生は大変だと思います。
 来年の第34回日本眼瞼義眼床手術学会は新潟です
 2023年2月11日(土)です。
 来年は無理かなぁ~と思っています。
 とても勉強になる学会です。
      ■         ■
 ここからが本題です。
 今年の第33回日本眼瞼義眼床手術学会で一番印象に残った発表です。
 医原性眼窩損傷
 嘉鳥信忠かとりのぶただ先生
です。
 私はこんな事故があることを知りませんでした。
 美容外科ではありません。
 耳鼻科の副鼻腔炎の手術です。
 内視鏡下鼻副鼻腔手術(ESS)という手術で、
 斜視になってしまう医療事故です。
      ■         ■ 
 ネットで検索すると、
 耳鼻科の先生が書かれた論文がありました。
 日鼻誌45(1), 2006
 第34回鼻科学臨床問題懇話会
 内視鏡下鼻内副鼻腔手術
 -問題点と危険性-
 熊本大学大学院医学薬学研究部頭頸部感覚病態学
 湯本英二
 2. 眼合併症
 ①眼窩紙状板の損傷
 眼窩の前方で起こりやすい。術野に出血があると脱出した眼窩内脂肪を小さな鼻茸と誤認して牽引すると内直筋の機能障害, 眼窩内出血などの障害が起こる。篩骨蜂巣操作時は常に眼窩紙状板損傷の可能性を念頭において, その疑いがあるときは術野を観察しながら眼球を軽く圧迫して鼻内に膨隆してこないことを確認しておく(眼球圧迫試験)。内直筋の損傷による眼球運動障害はいったん起こると回復させることは一般に困難である。

      ■         ■
 耳鼻科の先生にぜひ知ってほしいです。
 副鼻腔炎の手術後に、
 斜視になったら、
 ドクターヘリで嘉鳥信忠先生です。
 もし損傷が起きたら、
 一刻も早く内直筋の手術です。
 眼科医でもできる先生は限られています。
 こんな事故があることを知っただけでも、
 はるばる大阪まで行ってよかったです。

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医学講座

第33回日本眼瞼義眼床手術学会(大阪)①

 今日は2022年2月5日(土)です。
 第33回日本眼瞼義眼床手術学会
 …に参加するため大阪に来ました。

 大阪市立大学形成外科、元村尚嗣教授が学会長です。
 今日のプログラムです。
一般演題Ⅰ:義眼・義眼床| |8:35-9:11
座長:日原正勝先生(関西医科大学形成外科)
OⅠ-1
眼窩内容全摘出後の義眼床再建
酒井成貴1)、大田優2)、坂本好昭1)、矢澤真樹1)、貴志和生1)
1) 慶應義塾大学医学部形成外科教室、2) 慶應義塾大学医学部眼科学教室
OⅠ-2
再利用した自家組織により眼窩・義眼台形成・隆鼻術を行った顔面多発外傷後変形の1例
永松将吾1)、佐々木彩乃1)、内木敏雄1)、藤田明日香1)、光嶋勲2)
1) 広島大学病院形成外科、2) 広島大学病院国際リンパ浮腫治療センター
OⅠ-3
義眼台包埋術後に残存する上眼瞼溝陥凹に対しヒアルロン酸注射により静養面の改善が得られた3症例
浅井智子1),2)、土居亮博1),2)、相川美和1),2)、山名祐司1),2)、鹿嶋友敬1),2)
1) オキュロフェイシャルクリニック東京、2) かしま眼科形成外科クニリック
OⅠ-4
Medpor®義眼台の長期予後
鈴木茂伸
国立がん研究センター中央病院
OⅠ-5
Floppy eyelid症例への義眼装用
辻英貴1)、吉田淳1)、梶山新之助2)
1) がん研究会有明病院眼科、2) カジヤマプロテーゼ
OⅠ-6
シングルタイプ・エピテーゼ再考
光安哲人1)、光安佐織1)、辻英貴2)、吉田淳2)
1) アツザワプロテーゼ九州、2) がん研有明病院 眼科
シンポジウムⅠ:顔面神経麻痺の目元に「目力」を回復させるには ~私はこう考える~| |9:11-10:11
座長:垣淵正男先生(兵庫医科大学形成外科)/ 橋川和信先生(名古屋大学形成外科)
SⅠ-1
顔面神経麻痺における眼瞼部の病態理解に基づく治療戦略
権太浩一、高地崇、舘一史
東北医科薬科大学医学部形成外科学
SⅠ-2
当科における顔面神経麻痺に対する眼瞼部再建の実際
林礼人、野尻岳、東名怜、池井優香、諏訪健志
順天堂大学医学部附属浦安病院形成外科・再建外科
SⅠ-3
スーチャーアンカーシステムを用いた眉毛挙上術
松田健
新潟大学大学院医歯学総合研究科形成・再建外科学教室
SⅠ-4
顔面神経麻痺に対する下眼瞼形成術における機能と整容の両立
垣淵正男
兵庫医科大学形成外科
一般演題Ⅱ:腫瘍・再建| |10:14-10:50
座長:冨士森英之先生(冨士森形成外科医院)
OⅡ-1
健全な目力をupさせるskin tarsoligamentous slingを追求した下眼瞼再建
安倍吉郎、石田創士、峯田一秀、山下雄太郎、橋本一郎
徳島大学大学院医歯薬学研究部形成外科学
OⅡ-2
Hughes flapとSwing skin flapによる機能的下眼瞼再建
矢野智之1)、辛川領1)、布施佑馬1)、前田恵里沙1)、山田真由香1)、末貞伸子1)、倉元有木子1)、宮下宏紀1)、吉松英彦1)、辻英貴2)
1) がん研有明病院形成外科、2) がん研有明病院眼科
OⅡ-3
ワイヤーフレーム固定植皮で再建した左眼窩内側部メルケル細胞癌の1例
日原正勝1)、引網梨奈2)、光井俊人1)、覚道奈津子1)
1) 関西医科大学附属病院形成外科、2) 岸和田市民病院形成外科
OⅡ-4
上眼瞼悪性腫瘍切除後の全層欠損に対して、健側眼瞼からのcomposite graftで再建した1例
森川周至1)、林俊子1)、嶺尾万莉1)、荒井恵里佳1)、若見暁樹2)
1) 宝生会PL病院形成外科、2) 多根総合病院形成外科
OⅡ-5
眼瞼悪性腫瘍の二期的再建
吉龍澄子、田中弘之、名和沙織
国立病院機構大阪医療センター形成外科
OⅡ-6
眼位の異常を伴う線維性骨異形成症の治療経験
塗隆志、上田晃一
大阪医科薬科大学形成外科
シンポジウムⅡ(形成外科領域講習):義眼台に対する期待| |10:50-11:50
座長:楠本健司先生(くすもと形成外科クリニック)/ 野田実香先生(井上眼科病院)
SⅡ-1
眼球摘出時の義眼台埋入の必要性-眼腫瘍医の立場から-
鈴木茂伸
国立がん研究センター中央病院眼腫瘍科
SⅡ-2
なぜ義眼台が必要なのか
野田実香
井上眼科病院
SⅡ-3
義眼台への期待 -形成外科的立場から-
楠本健司
くすもと形成外科クリニック
SⅡ-4
義眼台の承認取得に関する課題 -企業、薬事の視点から-
山根義晴
京セラ株式会社 メディカル事業部 薬事臨床開発部薬事開発課
ランチョンセミナー(対談形式)| |12:00-13:00
座長:元村尚嗣先生(大阪市立大学大学院医学研究科形成外科学)
LS
特殊メイク・リハビリメイクと医療とのコラボレーションの将来性
【演者】
かづきれいこ先生(REIKO KAZKI)
百武朋先生(株式会社百武スタジオ)             
【共催】
株式会社ベアーメディック
シンポジウムⅢ:視機能と密着 ~眼附属器機能の深ーい魅力~| |13:25-14:40
座長:尾山徳秀先生(医療法人社団オクルスうおぬま眼科)/ 兼森良和先生(カネモリ眼科形成外科クリニック)
SⅢ-1
医原性眼窩損傷
嘉鳥信忠
大浜第一病院、聖隷浜松病院、安里眼科
SⅢ-2
涙道、手術と機能
鎌尾知行
愛媛大学眼科
SⅢ-3
瞬目が視機能に及ぼす深ーい影響
渡辺彰英
京都府立医科大学眼科
SⅢ-4
眼瞼下垂手術による角結膜の変化
林憲吾
横浜桜木町眼科
一般演題Ⅲ:眼瞼内反症・眼瞼下垂| |14:45-15:21
座長:渡辺彰英先生(京都府立医科大学眼科)
OⅢ-1
下眼瞼内反に対する経結膜アプローチ
小久保健一1)、藤井晶子2)、北山晋也1)、矢吹雄一郎1)、山本優子1)、前川二郎1)
1) 横浜市立大学附属病院 形成外科、2) 藤沢市民病院 形成外科
OⅢ-2
退行性下眼瞼内反症手術に対する経結膜内反症手術
吉村彩野1)、三村真士1),2),3)、佐藤陽平2)、藤田恭史2)、五味文1)
1) 兵庫医科大学病院 眼科学教室、2) 大阪医科薬科大学 眼科学教室、3) 東邦大学医療センター佐倉病院 眼科
OⅢ-2
当院におけるZ形成による内眼角形成術のデザインの検討
大山葵、若見暁樹、岩﨑理恵、上田真帆、川田恭平
きっこう会多根総合病院
OⅢ-4
下眼瞼睫毛内反症に対するJones変法と埋没U字縫合変法の組み合わせによる治療
黒川正人、玉川慶一、比嘉理佳
熊本赤十字病院形成外科
OⅢ-5
Advanced orbital fat flapによる遊離瞼板結膜片移植後の内反症防止策
尾山徳秀1),3),4)、江口功一2)、張大行4)、大湊絢4)、塩崎直哉4)
1) 医療法人社団オクルスうおぬま眼科、2) 江口眼科医院、3) 長岡赤十字病院眼科、4) 新潟大学医歯学総合病院眼科
OⅢ-6
甲状腺眼症を伴わない成人の上眼瞼後退の2例
今川幸宏1)、森田耕輔1)、松浦峻行1)、三村真士1),3)、高木麻衣2)、佐藤文平2)、喜田照代3)
1) 大阪回生病院眼形成手術センター、2) 大阪回生病院眼科、3) 大阪医大眼科
一般演題Ⅳ:腫瘍| |15:21-15:57
座長:辻英貴先生(がん研有明病院眼科)
OⅣ-1
当科における眼窩内腫瘍の手術方法について
諸富公昭、西脇仁、平野成彦
近畿大学医学部 形成外科
OⅣ-2
小眼球症に眼窩内皮様嚢腫を合併し眼瞼変形をきたした1例
米田亜規子、渡辺彰英、中山知倫、外園千恵
京都府立医科大学 眼科
OⅣ-3
美容的眼窩減圧術後に発症した眼窩内腫瘍の1例
鹿嶋友敬1),2)、浅井智子1),2)、山名祐司1),2)、相川美和1),2)、土居亮博1),2)
1) オキュロフェイシャルクリニック東京、2) 新前橋かしま眼科形成外科クニリック
OⅣ-4
非典型的な上直筋・上眼瞼挙筋腫瘍の1例
山名祐司1),2),3)、鹿嶋友敬1),2)、相川美和1),2)、土居亮博1),2)、浅井智子1),2)
1) オキュロフェイシャルクリニック東京、2) 新前橋かしま眼科形成外科クニリック、3)都立駒込病院
OⅣ-5
50代女性の下眼瞼皮膚弛緩症の1例
柏木広哉
静岡県立静岡がんセンター眼科
OⅣ-6
ヒト眼瞼脂腺癌組織からの核酸の抽出方法の検討
奥拓明1)、渡辺彰英2)、米田亜規子2)、中山知倫2)、徳田雄市3)、中野正和3)、田代啓3)、外園千恵2)
1) バプテスト眼科クリニック、2) 京都府立医科大学 眼科、3) 京都府立医科大学 ゲノム医科学
シンポジウムⅣ:美容外科が貢献する“目力”!!||16:02-17:02
座長:原岡剛一先生(神戸大学医学部附属病院美容外科)/ 小室裕造先生(帝京大学医学部形成・口腔顎顔面外科)
SⅣ-1
目の印象を変える美容外科的手術
大橋菜都子
ヴェリテクリニック大阪院
SⅣ-2
当院で行なっている美容外科的上眼瞼形成術(重瞼形成術)とその修正術
藤本卓也、土井秀明
こまちクリニック
SⅣ-3
下眼瞼の加齢性変化に対するわれわれの治療アルゴリズム
原岡剛一
神戸大学医学部附属病院美容外科
SⅣ-4
当院で行っている目頭切開修正術
大場教弘、大岩宏維、新行内芳明、 豊田梢、大場天祐子
プリモ麻布十番クリニック
一般演題Ⅴ:眼瞼・眼窩| |17:02-17:38
座長:村上正洋先生(日本医科大学付属病院形成外科/武蔵小杉病院眼科)
OⅤ-1
当科における眼窩骨折術後の切開創部に対する整容的検討
西脇仁、平野成彦、諸富公昭
近畿大学医学部形成外科
OⅤ-2
眼窩骨折再手術症例の眼球運動予後の検討
中山知倫、渡辺彰英、山中行人、米田亜規子、外園千恵
京都府立医科大学眼科
OⅤ-3
眼窩部骨折の術後にLower lid bulgeは消失する
上村和久1),2)、西岡俊彦2)、朝村真一2)
1) 岸和田徳洲会病院形成外科、2) 和歌山県立医科大学形成外科
OⅤ-4
難治性眼表面疾患に伴う眼瞼異常に対する手術治療
長野広実1)、渡辺彰英 1)、中山知倫1)、米田亜規子 1)、福岡秀記1)、稲富勉2)、上田真由美1)、木下茂3)、外園千恵1)
1) 京都府立医科大学眼科学教室、2) 国立長寿医療研究センター、3) 京都府立医科大学感覚器未来医療学講座
OⅤ-5
Meige症候群による開瞼困難に対する外科治療
陶山淑子、福岡晃平、森田真紀、梅田竜之介、金山晴香、生田健人、木村悠花、八木俊路朗
鳥取大学医学部附属病院形成外科
OⅤ-6
上眼瞼部陥凹に対する移植真皮脂肪の直上への真皮脂肪移植の経験
政岡浩輔1)、大崎健夫1),2)、榊原俊介1)、野村正1)、寺師浩人1)
1) 神戸大学大学院医学研究科形成外科学、2) 兵庫県立がんセンター形成外科

      ■         ■
 コロナ禍の中、
 はるばる大阪まで来てよかったです。
 夕方の飛行機で札幌に戻るため、
 最後の発表は聴けませんでした。
 形成外科医と眼科医が、
 同じ学会で討論するのこの学会が好きです。
 明日からの診療に役立てます。
 学会長の元村尚嗣先生ありがとうございました。

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医学講座

形成外科宣伝の難しさ2022

 今日は2022年2月4日(金)です。
 札幌は晴れています。
 明日からさっぽろ雪まつりの予定でしたが
 2年連続で中止になりました
 大通公園に雪像はありません。
 オミクロン株の感染が激増しているので、
 仕方がないこととあきらめています。
      ■         ■
 昨日の院長日記、
 形成外科の宣伝2022
 …の続きです。
 山形大学に形成外科ができて、
 とても優秀で腕のいい先生がいらっしゃいます。
 さくらんぼさん
 お母様が手術をしていただきました
 目が開いてしてよかったとよろこんでくださっています。
      ■         ■
 残念なことに、
 せっかくいい先生がいらしてくださったのに、
 山形県民でも知らない人が多いです。
 大学病院に形成外科ができても、
 TVでCMを流すことはできず、
 週刊誌に広告も出せません。
 そもそも予算がありません。
 ここが一番難しいところです。
      ■         ■
 私たちにできることは、
 せいぜい院内に掲示を出すことくらいです。
 掲示を出すにも病院の許可がいります。
 講演会に招かれることもありますが、
 コロナ禍で大勢が集まることは難しいです。
 私はお一人でも多くの人に、
 形成外科を知っていただきたいと願っています。
 保険診療でちゃんと治すのが形成外科の使命です。
 医療保護の方でも手術が受けられます。
 これが私の思いです。

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医学講座

形成外科の宣伝2022

 今日は2022年2月3日(木)です。
 今年は雪が多いです
 私の家の近くも、
 幹線道路以外は一本道です。
 車が交叉できません。
 毎日配達をしてくださる業者さんは、
 ほんとうに大変だと思います。
      ■         ■
 今日は休診日でした。
 私が院長日記をはじめた頃を、
 少し思い出してみました。
 無名の形成外科を少しでも知っていただきたい
 これが毎日院長日記を書き続ける原点です。
 美容整形や美容外科は有名でも、
 形成外科をよく知っている人は少ないです。
      ■         ■
 さくらんぼさんのお母様の手術、
 眉の上を切開
 …は山形大学形成外科でしていただきました。
 とても優しくて上手な先生です。
 私が自信を持っておすすめしました。
 残念なことですが、
 山形県民でも知らない人が多いと思います。
      ■         ■
 大学病院や公立病院は宣伝ができません。
 私が市立札幌病院に勤務していた時も、
 JA帯広厚生病院に勤務していた時も、
 TVのCMはもちろん、
 地元紙で宣伝することもできませんでした。
 宣伝できないもどかしさ
 …を帯広市医師会広報に書きました。
      ■         ■
 市立札幌病院の時に、
 桂信雄市長にお願いして、
 札幌市の広報さっぽろに、
 市立病院の形成外来を掲載していただきました。
 私が生涯で一番うれしかったことの一つです。
 私は形成外科医であることを誇りに思っています。
 困っている患者さんの役に立ちたいと思っています。
 形成外科を一人でも多くの人に知っていただきたいです。

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