医学講座
札幌の新型コロナ全国最悪
今日は2020年11月21日(土)です。
札幌は雨です。
自転車はあきらめました。
札幌が全国で一番感染者数が増えているようです。
せっかくのホワイトイルミネーションも、
見に行く人がいません。
このまま感染拡大が続くとまずいです。
■ ■
今日は札幌市手稲区の
手稲渓仁会病院ていねけいじんかい病院で
新たにクラスターが発生したと発表されました。
感染者は入院患者9人と看護師ら職員4人の計13人。
複数の病棟で感染者が確認されています。
手稲渓仁会病院にはドクターヘリもあります。
渓仁会病院が救急患者の引き受けや、
定期手術をやめると大変です。
■ ■
2020年11月21日、北海道新聞電子版の記事です。
道内コロナ304人 最多更新 知事、3連休の慎重行動要請
道などは20日、道内で新たに304人が新型コロナウイルスに感染し、2日連続で過去最多を更新したと発表した。300人を超えたのは初めてで、3桁は16日連続。札幌市発表分は191人(4人は居住地非公表)だった。鈴木直道知事は21日からの3連休について、道民に「感染リスクが回避できるか迷う場合は、不要不急の外出や札幌との往来を避けてほしい」と慎重な行動を求めた。
また、札幌市は80代男性、旭川市は年代性別非公表の感染者の死亡を発表。道内の死者は143人になった。
道内の感染者の累計は6660人(実人数)。直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は31.03人と過去最多となり、東京の18.92人、大阪の21.27人と比べ突出している。
知事は現状について道庁で記者団に「極めて厳しい。診療や救急医療に支障が生じかねない」と危機感を表明。入院患者は19日現在で718人に上り、医療提供体制の逼迫ひっぱくが強まっている。
クラスター(感染者集団)は1日当たり最多の7件を確認。札幌の医療法人タナカメディカル札幌田中病院(手稲区)では、市の発表では40~100歳代の計46人の感染にとどまるが、同院は21日、職員11人、患者56人の計67人が感染したと明らかにした。
連日の最多更新を受け、道は3連休などの感染状況を見極めた上で、全道の警戒ステージを1段階高い「4」に引き上げることも含めて検討する。(古田夏也、佐藤愛未)

(以上、北海道新聞より引用)
■ ■
タナカメディカルグループは、
札幌市内でもトップクラスの医療法人です。
高齢者向け病院や施設を運営しています。
北海道のTVでは、
タナカメディカルグループのラベンダーのきれいなCMが流れます。
高齢者が感染すると重症化し亡くなるケースが増えます。
大変なことです。
南区の特別養護老人ホームでも感染拡大が続いています。
■ ■
上のグラフを見ると、
11月に入ってから、
あっという間に300人台になっています。
寒くなって換気が不十分なのもあると思います。
春と比べると、
検査数が増えているのも考えられます。
とにかく何とかコロナを収束させたいです。
医学講座
新型コロナ札幌最多196人
今日は2020年11月20日(金)です。
北海道で新型コロナの感染者数が急増しています。
今日は北海道が304人札幌は191人でした。
2020年11月20日、北海道新聞朝刊の記事です。
道内最多266人感染、札幌も最多196人 7人死亡 新型コロナ
道などは19日、新たに266人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。このうち札幌市発表分は196人(8人は居住地非公表)。道、札幌市とも12日の236人、164人を上回って過去最多となった。感染者7人の死亡も発表され、日別の発表数では5月1日の8人に次ぐ多さ。道内の感染者数が200人台となるのは7回目で、3桁は15日連続。感染者の累計は6356人(実人数)、死者は11月だけで31人に上り、計141人となった。
道内最大の104人のクラスター(感染者集団)となっている札幌市南区の特別養護老人ホーム「ドリームハウス」では入所者2人が死亡した。同施設で死者が確認されるのは初めて。札幌市は公表していないが、施設が明らかにした。
治療中の患者数は前日比50人増の1993人、直近1週間の新規感染者数は1560人(再陽性1人を含む)で、ともに道の警戒ステージ「5」の目安(1327人)を大幅に上回る。
入院患者は18日時点で705人で、初めて700人を超えた。うち札幌市内は213人で、市は市内20病院に感染者病床を80床増の計440床にするよう通知した。市はこれとは別に、介護が必要だが、症状が軽い高齢者を受け入れる「後方支援病院」を確保する方針で、複数の病院の協力で約50人の収容を目指す。
軽症・無症状の患者のうち札幌市内の宿泊療養施設に入ったのは18日時点で710人、調整遅れで一時自宅待機が269人、自宅療養は259人。函館市は19日、市内に同施設を確保するよう道に要請した。道は旭川、帯広、函館の3市で確保の準備を進める。(高橋澄恵、中村征太郎)


(以上、北海道新聞より引用)
■ ■
困りました。
死者は11月だけで31人に上り、
計141人となった
亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
66歳の私も高齢者なのでやばいです。
特別養護老人ホームや高齢者が多い病院は、
ほんとうに大変なことです。
■ ■
新型コロナの治療をする、
いわゆる急性期病院は、
高齢者の介護に慣れていません。
看護師さんはいても、
介護士さんがいません。
私の92歳の母親も感染したら死にます。
苦しんで死ぬのは嫌だそうです。
■ ■
言いたくないですが、
札幌の感染者数が200人を超える日が来ると思います。
マスク、
手洗い、
アルコール消毒を徹底して、
何とか新型コロナを収束させたいです。
換気にも気をつけましょう。
医学講座
行わないことを強く推奨する
今日は2020年11月19日(木)です。
昨日ご紹介した、
美容医療診療指針の中に、
わかりにくい言葉ですが、
行わないことを強く推奨する
その治療はおやめなさい
…というのがありました。
■ ■
私が何度も院長日記で取り上げた、
アクアフィリングです。
2つある日本美容外科学会が、
両方とも使用するべきではない
…と声明を出して、
注意喚起をしています。
今でも苦しんでいる人がいます。
■ ■
残念なことですが、
TVや新聞でも報道されたのに、
今でも使っているクリニックがあります。
せっかく厚生労働科学特別研究事業でできた指針です。
厚生労働省はコロナで大変でしょうが、、、
せめて輸入禁止にするくらいの措置を望みます。
赤ちゃんが生まれて、
おっぱいをあげている時に、
突然化膿して高熱が出て入院なんて悲しすぎます。
ご主人にも言えません。
医学講座
美容医療診療指針2020
今日は2020年11月18日(水)です。
日本全国でcovid-19の感染者数が増えています。
困りました。
先日、
日本美容外科学会から、
美容医療診療指針を送っていただきました。
日本美容外科学会会報、2020 Vol42 特別号です。
全日本病院出版会から販売されます。
2500円(税別)です。
ISBN 978-4-86519-278-0 C3047
写真はありません。文字だけです。
■ ■
一般の方向きではありませんが、
治療を受ける前に読むと参考になります。
たとえば、
ボツリヌス菌毒素製剤は顔面の表情ジワの改善に有効か?という問いに、
推奨度1治療を希望する患者には、行うことを強く推奨する
推薦文 ボツリヌス毒素製剤注入により、顔面の表情ジワの改善が期待できる
…というように記載してあり、解説文や参考文献もあります。
■ ■
ふつうの人が読んでも、
あまりピンとこない文章もあります。
行わないことを弱く推奨する
とか
治療を希望する患者には、行わないことを弱く推奨する
…という文章もあります。
じゃあやらない方がいいってこと?
…って質問が来そうです。
美容医療関係の訴訟では、
この美容医療診療指針が活躍すると思います。
弁護士さんは購入なさるといいと思います。

昔の記憶
ちょっと、いい話
今日は2020年11月17日(火)です。
札幌で新型コロナの患者数が増え、
外出自粛要請が出ました。
このまま忘年会もなくなり、
飲食業の方たちは新年を迎えられるのか?
…と不安になります。
何とか新型コロナを退治したいです。
■ ■
今朝の北海道新聞のいずみに、
ちょっといい話が載っていました。
ご紹介させていただきます。
ちょっと、いい話
母の昔々の思い出話は、繰り返し聞いた話ばかりなので、いつも適当に相づちを打ちながら聞き流していますが、そんな中でたまに初めて聞く、ちょっといい話もあったりします。
父と母の新婚時代の話です。警察官だった父は小さな町の駐在所で勤務していました。お祭りの夜、巡回警備に出かける際、母にただ歩いてくるだけだから一緒についてきても良いと言ったそうです。母は大急ぎで一番上等の着物に着替えてついて行ったそうです。
制服姿の父の後を三歩下がってついて行った母。でも人目のないところでは、二人手をつないで歩いたとうれしそうに話してくれました。まだ20代の父と母の幸せな思い出話は、聞いていてもうれしくなります。
その後、姉が生まれ、年子で私が生まれました。私が生後6カ月の時に父に召集令状がきました。当時の任地だった天売島で幼子2人をおぶって抱いて、小さな舟が見えなくなるまで見送ったといいます。そして父は二度と母の元に帰ってくることはありませんでした。たった3年3ヵ月の結婚生活でした。
現在、母は101歳で記憶も薄れてきており、もう父の思い出話を聞くこともなくなってしまいましたが、何を忘れても父のことだけは忘れないでほしいと思います。いつか来る母の旅立ちの時に一緒に棺ひつぎに入れてほしいという父のかたみの警帽が、75年間、出番を待っています。
滝川敏子たきかわとしこ(76歳・主婦)=恵庭市
(以上、北海道新聞より引用)
■ ■
かなりいい話を投稿してくださった、
恵庭市の滝川敏子様に感謝いたします。
101歳のお母様の、
たった3年3ヵ月の結婚生活。
一番上等の着物で、
三歩下がってついて行った
なんて素敵なお母様でしょう。
■ ■
これはちょっとどころか、
かなりいい話です。
天売島は北海道の離島です。
お医者さんが不足している島です。
私の札幌西高校の恩師、
藤枝正道先生が、
道立天売高校の校長先生をなさっていらしたことがありました。

昔の記憶
第27回新聞配達に関するエッセーコンテスト
今日は2020年11月16日(月)です。
新型コロナの感染者数が増えています。
北海道では、
札幌と各地の行き来を制限するようです。
仕方がないことだと思いますが、
飲食店は大丈夫だろうか?と心配になります。
今日の北海道新聞朝刊に日本新聞協会の広告が掲載されていました。
■ ■
第27回新聞配達に関するエッセーコンテスト
応募総数6,065編の中で
大学生・社会人部門の
最優秀賞です。
「祖父の手帳」
大塚遥香(31歳)静岡市
祖父は配達屋さんだった。山の中の集落では、毎日険しい坂を上り下りするのは大変だったろう。遊びに行くと、よく私に肩たたきをせがんできたものだ。そんな祖父からは、しわくちやの千円札が入ったお年玉袋をもらった。いつも「少なくてすまん」と言われながら。ありがとうと返しながらも、私は子供心に、少ないなあなんて思っていた。
大学生のとき、祖父は亡くなった。かけつけると、冷たくなった祖父の枕元には、一冊の手帳があった。手帳には、配達先のお客さんのことがたくさん書いてあった。通院予定や畑の農作物の種類まで、鉛筆で殴り書きされていた。
私はこの瞬間、祖父が地域の人たちをどれだけ愛していたのか、初めて知ったのだった。そして、毎年くれた、しわくちゃの千円札は、祖父が必死に働いた証しだった。そう気付いたときには、もう祖父はこの世にはいなかった。私は大声で、何時間も泣き続けた。
祖父の手帳は、私の宝物だ。毎朝新聞を読むとき、祖父の優しい笑顔を、ふと思い出す。
(以上、北海道新聞より引用)
■ ■
他にも、
北海道胆振東部地震の時に、
北海道新聞を配達してくださったことについてのエッセーが入賞していました。
私は新聞が好きです。
米国では新聞社の廃業が増えています。
北海道新聞社は配達屋さんを大切にしています。
紙の新聞を定期購読していると、
電子版も無料で読めます。
新聞社を支えていた、
配達屋さんのおじいちゃんの
優しい笑顔が目に浮かびます。

医学講座
海外医療ボランティア
今日は2020年11月15日(日)です。
北海道からはじまった感染拡大が全国に広がっています。
札幌では薄野から感染が拡大しました。
医療施設や老人施設にも感染が拡大しています。
マスクや手洗いを、
また春先のように徹底すべきです。
換気が悪いところへ行かないことです。
■ ■
第38回日本頭蓋顎顔面外科学会
…で教えていただいた、
海外医療ボランティアは素晴らしいことです。
考えさせられる問題もいくつかありました。
今回は5人の先生が発表されました。
①岡山大学形成外科の松本洋先生がミャンマー。
②琉球大学形成外科の清水雄介先生はコートジボワールとバングラディシュ。
③兵庫医科大学形成外科の西本聡先生がミャンマー。
④昭和大学形成外科の土佐泰祥先生がマダガスカル。
⑤大阪市立総合医療センター形成外科の今井啓介先生がエチオピアでした。
■ ■
昭和大学形成外科の土佐泰祥先生は、
昭和大学から麻酔科の先生や看護師さんも同行して、
マダガスカルの病院で手術をなさっていました。
エチオピアに行かれた今井啓介先生は、
英国から指導医クラスのベテラン麻酔科医がいらしてました。
エチオピアの医療器材は英国から運ばれ、
立派な機器がそろっていました。
■ ■
一番過酷な環境で手術をなさったのが、
琉球大学形成外科の清水雄介先生と名古屋の上敏明先生の、
コートジボワールでした。
現地の麻酔科の先生より、
清水先生の方が気管内挿管が上手でした。
過酷な状況の中で手術をするのが、
いかに大変かわかりました。
■ ■
現地の病院は、
日本と比較すると衛生的とは言えず、
患者さんの栄養状態もよくない悪条件です。
そんな中で唇顎裂の手術をするのは、
ほんとうに大変だと思います。
逆に言うと、
大変な状況でもちゃんと手術ができるのが、
素晴らしいことだと思いました。
形成外科医としてやりがいのあることだと感じました。
真の形成外科医です。
医学講座
第38回日本頭蓋顎顔面外科学会学術集会(東京)③
今日は2020年11月14日(土)です。
昨夜、東京から帰ってきました。
札幌も東京もcovid-19の感染者数が増えています。
マスクをして、
手を消毒して、
食べに行かないで、
コンビニのお弁当を買っていました。
■ ■
今日は自転車で来ました。
あと何日かなぁ~?
札幌市の駐輪場は11月末までです。
東京の第38回日本頭蓋顎顔面外科学会は、
WEBでも参加できました。
現地で参加した人数は、
私の感覚で例年の半分以下でした。
■ ■
私は最終日の最後まで聞いていました。
一番印象に残ったシンポジウムです。
シンポジウムⅢ (教育セミナー)
第1会場11月13日(金)14:40~15:50
「見なかったものを見る-発展途上国での頭蓋顎顔面外科手術の実状と我々にできること」
司会:土佐泰祥(昭和大学医学部形成外科学講座)朝戸裕貴(獨協医科大学形成外科学)
①「ミャンマーにおける頭頸部再建の実状と我々がしてきたこと― 植皮・有茎皮弁から遊離皮弁再建への道のり ―」:松本洋(岡山大学形成外科)
②「発展途上国における頭蓋顎顔面外科手術」:清水雄介(琉球大学大学院医学研究科形成外科学講座)
③「ミャンマー連邦共和国マグエ地区におけるジャパンハート口唇・口蓋裂ミッション」:西本聡(兵庫医科大学形成外科)
④「マダガスカル口唇口蓋裂医療協力の実状と我々にできること-9年間からの学び」:土佐泰祥(昭和大学医学部形成外科学講座)
⑤「エチオピアのボランティア手術における頭蓋顔面外科の実状― Facing Africaに参加して ―」:今井啓介(大阪市立総合医療センター形成外科)
■ ■
今回の学会会長、
慶應義塾大学形成外科の貴志和生教授のおかげです。
見えなかった真実を見るというテーマで、
発展途上国での形成外科医療の現状を知ることができました。
つくづく日本は恵まれたいい国だと感じました。
世界中には、
口唇が割れていても、
手術が受けられない子供たちがたくさんいることを知りました。
■ ■
私が一番感動したのが、
琉球大学形成外科の清水雄介先生のご発表でした。
沖縄に行かれる前の慶応大学形成外科にいらした頃に、
大学の先輩である、
名古屋形成外科クリニックの
上敏明かみ としあき先生と行かれた、
アフリカのコートジボワールでの手術です。
■ ■
設備も電気も乏しいところで、
局所麻酔で、
きれいな唇顎裂の手術をなさっていました。
ほんとうの形成外科医だと思いました。
ノーベル平和賞ものです。
形成外科の技術はまだまだ普及が必要です。
学会に参加することで自分のモチベーションが上がりました。
コロナ禍で学会を開催してくださった、
慶應義塾大学形成外科の貴志和生教授と医局員の皆さまに感謝いたします。
ありがとうございました。
医学講座
第38回日本頭蓋顎顔面外科学会学術集会(東京)②
今日は2020年11月13日(金)です。
第38回日本頭蓋顎顔面外科学会学術集会(東京)①の続きです。
毎年ふりがなをつけています。
とうがい_がく_がんめん_外科学会です。
顔の骨を治す外科学です。
最近の学会では美容外科に関することもよく取り上げられます。
■ ■
昨日の学会で印象に残った発表です。
パネルディスカッションⅡ(教育セミナー)
現地第1会場11月12日(木)15:00~16:10
「美容外鼻-unfavorable resultから学ぶ外鼻形成」
司会:
宮脇剛司(東京慈恵会医科大学 形成外科)
倉片 優 (クリニカ市ヶ谷)
「外鼻形成は難しい?-unfavorable resultを考える」
演者:井上義一(藤田医科大学 形成外科)
「未経験から始めた鼻手術、失敗例から学び現在思うこと」
演者:上原恵理(帝京大学医学部 形成・口腔顎顔面外科学講座)
「構造力学からみたRhinoplasty」
演者:菅原康志(リラ・クラニオフェイシャル・クリニック東京)
「外鼻下1/3の美容外科手術」
演者:福田慶三(ヴェリテクリニック東京銀座院)
■ ■
菅原康志先生と福田慶三先生が解説される、
とても勉強になる教育セミナーでした。
はっきり言って、
鼻は難しいです。
ちょっとした軟骨の骨組みで、
鼻の形が変わります。
団子鼻を治すのはベテランでも難しいです。
■ ■
私はヴェリテクリニック東京銀座院の福田慶三先生が言われた、
鼻を動かす癖のある人は、
毎日微妙な力がかかるので、
軟骨が微妙にずれてくるというポイントです。
アレルギーで鼻を強くかむ人や、
鼻先を動かす癖のある人は、
よほど注意していないとずれたり曲がったりします。
ベテランの福田慶三先生のお言葉は貴重です。
医学講座
第38回日本頭蓋顎顔面外科学会学術集会(東京)①
今日は2020年11月12日(木)です。
全国で新型コロナの感染拡大が続いています。
北海道では過去最多の236人
札幌も164人の感染が報告されました。
日本国内では1600人、
東京都では393人でした。
私は学会に参加するために東京にきました。
■ ■
WEB配信される内容もありますが、
現地に来ないと聞けない発表もあります。
学会会場とホテル以外は行かず、
マスクをして学会に参加しました。
今日は米国とフランスから、
zoomを使った講演がありました。
海外からでも実によく見えてよく聞こえました。
■ ■
米国のボストンから、
顔面移植で有名なElof Eriksson先生の講演がありました。
音声も動画も写真も鮮明で、
英語もよく聞き取れました。
電撃傷などで回復不能なほど変わってしまった顔が、
自然な表情の顔になっていました。
免疫抑制剤を一生続けなければならないという大変さもありますが、
日本でも行顔面移植が腎移植のようにわれる時代が来ると、、、
(私は)思いました。
