医学講座

自宅の備え再確認を

 今日は2020年9月5日(土)です。
 かつて経験したことがない、
 大型の台風が九州に接近しています。
 昨夜のTVで島外避難をする、
 鹿児島県の離島の人たちが映っていました。
 心配なのが停電です
 長期間の停電が起こる可能性があります。
      ■         ■
 今朝の北海道新聞に、
 とても役に立つ記事が掲載されていました。
 2018年9月6日の北海道胆振東部地震で、
 北海道新聞がとても役に立ちました。
 困ったのが停電でした。
 今回の台風でも停電が長く続くと大変です。
 少しでも道新の記事が役に立つといいです。
      ■         ■
 2020年9月5日、北海道新聞朝刊の記事です。
 【胆振東部地震から2年】自宅の備え、再確認を 北海道防災アドバイザー・住友静恵さん
 水は1週間分/充電器忘れず/非常袋、車にも
 災害は在宅中か外出先かを問わず、突然やってくる。防災の専門家は普段、自宅でどんな備えをし、かばんには何を入れているのだろう。「女性のための防災」「身近に迫る災害の危険」などをテーマに講演している北海道防災アドバイザーで気象予報士の住友静恵さん(札幌)に聞いた。
 住友さんは優先順位が最も高い備蓄品として水を挙げる。胆振東部地震の被災者11人に調査したところ「家庭で水をためておくべきだった」との声が目立ったという。1人1日3リットルは必要とされ、家族の人数に合わせ最低3日分、できれば1週間分用意したい。
 「流し台の下など1カ所に水を保管すると、地震で引き出しや扉が変形して取り出せなくなるかも。トランクや車の中にも置くといいですね」と住友さん。やかんやポットには常に水を入れておくと望ましい。
 水のほか、備蓄している飲み物は豆乳と缶入り野菜ジュースという。「どちらも常温で保管でき、豆乳をシリアル食品にかけると栄養バランスが良くなり、トマトやニンジンのジュースでご飯を煮ればリゾットになる。味気なくなりがちな災害後の食事に変化をつけられます」
 冷蔵庫にはソーセージやちくわ、チーズなどを常備している。どれも自身の好物で、調理せずに食べられる。「災害で心細い中、好きな物を口にできると気分が晴れる」と説明する。
 非常用持ち出し袋は運びやすい大きさに収めるのが肝心で、車内にも用意を。小さい子どもがいるなら暇つぶしの塗り絵やゲームも準備し、女性は化粧品や生理用品も忘れずに。携帯用トイレは臭いがしにくいタイプが扱いやすい。
 住友さんに、かばんの中の防災用品を見せてもらった。携帯充電器が3種類。太陽光で蓄電できる大ぶりな物でも重さ約150グラムで、一般的な携帯電話と同程度だ。「連絡にも情報収集にも使う携帯電話の電池切れは命にもかかわり、充電器は必需品。私は普段だと1台、旅行時は3台を持ち歩いています」
 カロリーが取れるチョコや菓子類もあり、財布には小銭と千円札が多め。停電時はクレジットカードが使えず、買い物時に1万円札で払うと店にお釣りがない場合もあり、100円玉を10枚以上持つようにしている。キーホルダーには100円ショップで買ったミニ電灯と、助けを求める笛がついていた。
 必要な備えは災害の種類によっても異なる。自分の住む地域でどんな災害が起きやすいか、自治体のハザードマップの点検を。大雨は事前に分かるので、気象情報に注意し早めに避難する心構えが大事。長靴で避難すると浸水で長靴の中に水が入って脱げる懸念があり、運動靴がお勧めだ。
 住友さんは「断水時の着替えの確保や衛生的な観点からも洗濯物や台所の洗い物をためない、冷蔵庫には調理せずに食べられる物が何かしら入っている状態にする。そんなささやかな心がけも防災につながります。避難所では性被害も起きており、ピンク色やキャラクターものなど、すぐに女性だと分かる服や物は避けて」と呼びかけている。(編集委員 町田誠)

住友さんがかばんに常備している防災用品。太陽光で蓄電できる大きめの携帯充電器は折りたたんで収納する。キーホルダーにはミニ電灯や笛をつけている。
(以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 さすがは北海道新聞です。
 トマトやニンジンのジュースでご飯を煮ればリゾットになるは、
 考えたこともありませんでした。
 財布には小銭と千円札が多め
 100円玉を10枚以上

 …これも備えていませんでした。
 小銭は大切です。
 家に帰ってから水の備蓄を確認します。
 明日で地震から2年です。

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医学講座

寳金新学長への期待

 今日は2020年9月4日(金)です。
 台風の影響なのか?
 札幌は蒸し暑いです。
 朝9:00で気温26℃湿度40%です。
 うちのばあさんの経過は良好です。
 冷たかった足があたたかくなったそうです。
 手術をしていただいてよかったです
      ■         ■
 2020年9月4日、北海道新聞朝刊の記事です。
 寳金北大新学長の記事が掲載されています。
 【社説】にも載っています。
 経営力を強化宝金・北大新学長会見
 前学長解任に伴う北大の学長選考で、次期学長予定者に選ばれた宝金(ほうきん)清博・保健科学研究院特任教授(65)は3日に札幌市北区の同大で行った記者会見で、研究と教育を充実させるため収入増を目指す決意を表明した。
 宝金氏は収入増の具体策として、広大な大学の土地を活用した不動産運用や、世界最高水準の教育研究活動に向け、出資などの面で特例が受けられる「指定国立大学法人」を目指すと説明。「北大病院長を2期6年務めた経験を生かして経営力を強化したい」と力を込めた。
 前学長が職員への叱責(しっせき)などを理由に解任され、事実上の「学長不在」が1年半以上続いていることについては「1年半で失ったものを取り返すのは数年かかるという覚悟で頑張りたい」と述べ、信頼回復と再発防止に努める考えを示した。新型コロナウイルス対策では、オンライン授業が続く新入生のケアや景気悪化で経済的に困窮した学生の支援を検討する方針を明らかにした。(水野富仁)

 

新学長予定者に選出され、会見で抱負を述べる宝金清博氏(右)。隣は学長選考会議の石山喬議長=3日、北大(中村祐子撮影)

 北大学長選考会議 4時間平行線 合議で決まらず投票に
 北大の次期学長予定者に宝金清博・保健科学研究院特任教授を選出した2日の学長選考会議(議長=石山喬・日本軽金属ホールディングス元会長)は、10人の委員の意見が割れ、結論を出すまでに約4時間を要した。今回は合議制を導入したが、最後まで折り合わず、従来通り投票での決定となった。
 「(合議では)2、3日やってもまとまらなかったのではないか」。3日の宝金氏の記者会見に同席した石山議長は、選考会議の様子をこう説明した。
 立候補者は宝金氏と横田篤・農学研究院教授(63)、笠原正典・学長代行兼医学研究院教授(64)の計3人。選考会議は非公開で午後3時に始まり、学外、学内の委員各5人がオンラインを含め全員参加した。
 複数の出席者によると、各委員が「コミュニケーション能力」「実績」「財政基盤の強化策」などの観点から3人の主張を評価した。ただ、委員ごとに最重視する点が違い、議論は平行線をたどった。8月の教職員による意向投票で過半数を得た候補者がいなかったこともあり、決め手を欠いた。
 「このままでは決まらない」。午後7時近くに委員から声が上がり、投票の実施を決定。結果、宝金氏が6票を集め、各2票だった他の2候補を上回った。
 石山議長は意向投票で最多得票を集めた宝金氏以外を選ぶ可能性を示していたが、結果的には「学内の民意」に沿った形に落ち着いた。宝金氏に投票した委員は「合議は理想だが、簡単ではない」と話す。
 前学長による職員への過度な叱責などが表面化したことを発端とする混乱はようやく終息のめどがついたが、学内では一連の問題を巡る大学側の説明が不十分だったとの不満がくすぶる。
 北大教職員組合の山形定執行委員長(58)は「運営費の大部分が税金でまかなわれる組織の責任として透明性を高め、社会から信頼される大学を目指してほしい」と指摘した。(斉藤千絵、嘉指博行、水野富仁)
      ■         ■
社説
 北大新学長 体制立て直しが急務だ
 1年半以上もトップの不在が続くという異常事態にようやく終止符が打たれる。
 前学長解任に伴う北大の次期学長選で、宝金(ほうきん)清博・保健科学研究院特任教授が第20代学長予定者に選ばれた。近く文部科学相の任命を経て学長に就任する。
 この学内の混乱は大学当局の統治能力の不足を露呈した。新学長は体制の立て直しを急ぎ、拠点的な研究・教育機関としての役割を果たすよう努める必要がある。
 今年に入り、新型コロナ禍によって大学教育のあり方は激変した。北大も例外ではない。
 かつてない状況にどう対応するか。新学長は指導力を発揮するとともに、学内外の知見を広く集め、今後あるべき大学像を打ち出さなければならない。
 新学長になる宝金氏は、脳神経外科医で北大病院長や副学長を歴任。3氏が競った学内意向調査では全体の4割を得票し、2日の学長選考会議での投票で選ばれた。
 コミュニケーション能力やリーダーシップが評価されたという。
 宝金氏はきのうの会見で、病院長として培った実務能力を生かし①学生支援などコロナ禍への対応②財源の確保③情報発信の強化―などに取り組むと述べた。
 いずれも重要なテーマであり、着実な実行が求められる。
 今回の学長選では3氏の票が割れた。宝金氏は、異分野を融合した研究の振興など2氏が掲げた理念や政策も参考にしながら、大学運営に当たってほしい。
 前学長の名和豊春氏は、教職員への過度な叱責(しっせき)など不適切な行為を理由に6月に任期途中で解任された。2018年末から休職し、学長不在が続いてきた。
 大学当局は混乱の収束に時間を費やし、経緯説明や情報公開も不十分だった。それが北大の社会的評価を下げたことは否めない。
 宝金氏は前学長解任に至った経緯についても説明を尽くすとともに、学長の業績評価が不足していた点などは改善すべきだ。
 コロナ禍は収束が見通せず、大学の運営に影響を与えている。
 オンライン教育の重要性は言うまでもないが、キャンパスで実際に学ぶ意義は大きい。学生本位の方策を練らなければならない。
 入試を例年通り実施できるかも不透明だ。感染防止策を徹底し、受験生が実力を発揮できる環境を整える必要がある。
 山積する課題の解決に向け、クラーク博士に発するフロンティアスピリットを発揮する時だろう。
 (以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 北海道新聞社にもたくさんの北大出身者がいます。
 北大が発展してくれることは、
 北海道民にとって重要なことです。
 学内の意見をまとめて、
 政策に移すのは簡単ではありません。
 寳金先生は腕のいい脳神経外科医です。
 緻密な手術でたくさんの命を救ってくれました。
 瀕死の北大もきっと救ってくれると思います。
 ご活躍を期待しています。

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医学講座

寳金清博先生、北大総長に

 今日は2020年9月3日(木)です。
 昨日手術を受けた私の母親は経過順調です
 今日CCUから一般病棟に移りました。
 ありがたいことです。
 手術をしてくださった、
 北海道循環器病院の皆さまに感謝しています。
 今日はもう一つうれしいニュースがあります。
      ■         ■
 2020年9月3日、北海道新聞朝刊の記事です。
 北大学長予定者に宝金氏 文科相任命へ
 前学長解任に伴う北大の次期学長選は2日、学内外の委員で構成する学長選考会議(議長=石山喬・日本軽金属ホールディングス元会長)が開かれ、8月の学内意向投票で最多票を獲得した宝金(ほうきん)清博・保健科学研究院特任教授(65)が第20代学長予定者に選ばれた。宝金氏は近く、文部科学相の任命を経て学長に就任する。任期は2026年3月末まで。
 学長選の候補者は宝金氏と横田篤・農学研究院教授(63)、笠原正典・学長代行兼医学研究院教授(64)の計3人。選考会議には10人の委員全員が出席した。今回、従来は投票で行われていた選考方法を合議に変更したが、決定することができず、会議の規程に基づき投票を実施し、過半数の6票を集めた宝金氏を選出した。横田氏、笠原氏はそれぞれ2票だった。
 宝金氏は札幌市出身で北大医学部卒。脳神経外科医で、2013~2019年に北大病院長、2017~2019年には北大副学長を務めた。北海道新聞の取材に対し「大学全体の力を借りて、北大本来の力を発揮できるようにしたい」と抱負を述べた。
 文科相は今年6月、職員への過度な叱責(しっせき)など不適切な行為があったとして前学長を解任。前学長は問題が表面化した後の2018年12月から休職し、事実上の学長不在の状態が続いていた。(嘉指博行)

(以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 寳金先生は私と同じ1954年生まれです。
 北大医学部のご卒業です。
 先生は北大脳神経外科教授に就任される前に、 
 札幌医大脳神経外科の教授をなさっていらっしゃいました。
 札幌医大の教授から、
 北大の教授になり、
 北大総長になられた先生は寳金先生がはじめてです。
      ■         ■
 とても手術が上手な先生です。
 寳金先生に命を助けていただいたという患者さんを、
 何人も知っています。
 寳金先生でしたら、
 きっと北大をよくしてくれます。
 ほんとうにおめでとうございます。
 同年代の一人の医師としてうれしいです。

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医学講座

ばあさんの手術が成功しました

 ご心配をおかけいたしました。
 私の母親、本間瑞子92歳の大動脈弁狭窄症の手術が、
 本日無事に終わりました。
 ばあさん心臓弁膜症になる
 突然死の誤解
 お医者さんの言うことをきかない
 ばあさん循環器病院を受診
 心臓の前に歯の治療
 脳神経外科ふくおかクリニック受診
      ■         ■
 私の院長日記でお伝えし、
 たくさんの方に励ましていただきました。
 最初は、
 ばあさん:もうどんな治療も受けたくない
  どうなってもいいから治療は受けない

 …とかたくなに言っていた、
 超がんこなばあさんです。
 皆さまのおかげで手術を受けることになりました。
 92歳なのに、
 全身麻酔で挿管して無事に終わりました。
      ■         ■
 担当の山本匡先生から説明をしていただきました。
 とても順調に手術ができたそうです。
 全麻挿管の手術なのに、
 手術直後から意識ははっきりしていました。
 呼吸・脈拍などのバイタルも安定しています。
 ほんとうに素晴らしい手術をしていただきました。
 北海道循環器病院の皆様に感謝しています

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医学講座

2020年9月1日

 今日は2020年9月1日です。
 札幌の朝の気温は19℃です。
 昨日よりは暖かいですが、
 秋の気配を感じます。
 北海道はもうすぐ秋になります。
 あっという間に時間が過ぎていきます。
      ■         ■
 夏には収束するかなぁ~
 …と思っていたCOVID-19がまだ続いています。
 この新型コロナのために、
 大変なことになっています。
 一番大変だと思うのが、
 旅行関係の業種です。
 航空機は減便が続いています。
      ■         ■
 ホテルも休業しているところがあります。
 新築されたのに、
 開業していないホテルがあります。
 札幌だけではないと思います。
 安倍総理が辞任することになりました。
 新しい総理も決まりそうです。
      ■         ■
 私はもうすぐ66歳になります。
 先日の日本形成外科学会総会で、
 私と同年代の先生4人が、
 日本形成外科学会名誉会員になりました。
 会長経験者で65歳となった先生たちです。
 大学の教授職を定年退職した先生もいらっしゃいます。
      ■         ■
 昔は名誉会員というと、
 おじいさんだなぁ~
 …と思っていましたが、
 まさに自分がおじいさんです。
 66歳を目前にして思うことは、
 健康であることです。
 病気をしないようにして、
 元気で形成外科医を続けたいです。

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医学講座

健康で働けることに感謝

 今日は2020年8月31日(月)です。
 8月も今日で終わりです。
 札幌の今朝の気温は16℃です。
 暑かった日はどこへ行ってしまったのか?
 …という感覚です。
 一気に秋になりそうです。
      ■         ■
 安倍晋三首相辞任で、
 あらためて健康であることの大切さを感じています。
 私は健康で働けることに感謝しています。
 京都の冨士森先生のように、
 生涯現役形成外科医は無理だとしても、
 元気で働けることはありがたいです。
      ■         ■
 私は安倍首相と同じように、
 お腹が弱い人です。
 夏の暑い日にも腹巻をしています。
 当直や学会出張にも、
 腹巻が必需品でした。
 高校生の時には、
 修学旅行で病院に行きました
 よくお医者さんになれたものです。
      ■         ■
 いつも国の方針には文句を言っています。
 今回の安倍首相辞任には、
 ほんとうにお疲れ様でしたという気持ちです。
 ポスト安倍でニュースが盛り上がっています。
 安倍晋三首相には、
 病気が回復されたら、
 またがんばっていただきたいです。
 アベノミクスで日本はよくなったと、
 (私は)思っています。

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冨士森良輔先生のご発表2020

 今日は2020年8月30日(日)です。
 札幌は雨です。
 自転車通勤は無理でした。
 第63回日本形成外科学会(名古屋)で、
 私が感激したのが、
 京都の冨士森良輔先生です。
 コロナ禍の中で発表をしてくださいました。
      ■         ■
 私は65歳の形成外科医です。
 学会発表はしていません。
 参加はしていますが、
 発表は昨年しただけです。
 冨士森先生は、
 昨年も今年もご発表をしていらっしゃいます。
 素晴らしいことです。
      ■         ■
 パネルディスカッション2
 Minimally Invasive Faceliftの適応と限界
 座長:武田 啓
 PD2-1
 ブルドッグリフト
 冨士森良輔
 冨士森形成外科医院

 犬のブルドッグのように下がった頬を、 
 引き上げる手術です。
      ■         ■
 素晴らしい結果です。
 冨士森先生のすごいところは、
 最高の症例だけではなく、
 ちょっと不満足な例も見せてくださるところです。
 患者さんの目が怒っていますね
 そこでこうして修正をして
 なおして差し上げると
 ほら満足している目になりますね

 …と誰にでもわかりやすく解説してくださいます。
      ■         ■
 会場にいた、
 私も、
 福田慶三先生も、
 他の先生も、
 みんな納得です。
 私も冨士森良輔先生のように、
 生涯現役の形成外科医でいたいです。
 毎年、有意義な発表をしてくださる、
 京都の冨士森良輔先生に感謝しています。

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安倍晋三首相辞任

 今日は2020年8月29日(土)です。
 昨夜、札幌に帰って来ました。
 意外と札幌は暑かったです。
 クリニックの室内はエアコンを入れないと、
 名古屋より暑いくらいでした。
 昨日、帰りの飛行機で安倍晋三首相の辞任を知りました。
 同年代の医師として、
 お疲れ様でしたと申し上げます。
      ■         ■
 安倍晋三首相は私と同年代です。
 安倍首相は1954年9月21日生(65歳)
 私は1954年9月8日生(65歳)です。
 17歳の時から潰瘍性大腸炎という病気だったそうです
 Yahoo!ニュースで見た安倍さんは、
 ほんとうに残念そうでした。
 お腹が弱いのに、
 よく続けられたと思います。
      ■         ■
 安倍首相にはいろいろな批判があります。
 私はお腹が弱い同年代の医師として、
 よくがんばったと思います。
 一番困るのがトイレです
 急におなかが痛くなって、
 トイレに行きたくなります。
 苦渋のご決断だったと思います。
 首相を辞任されても、
 麻生財務大臣のように活躍される人もいます。
 今は体調の回復に全力を尽くしていただきたいです。
      ■         ■
 2020年8月28日のYahoo!ニュースです。
 首相「志半ば」 潤む目、震える声 プロンプターなしの辞任表明
 約2カ月半ぶりに首相官邸で行われた28日の安倍晋三首相の記者会見は、歴代最長政権の辞任表明の場となった。2007年の第1次安倍政権に続く任期途中での辞任となり、「志半ばで断腸の思い」と沈痛な表情で語った。会見で定番となっているプロンプター(透明画面に文字を映し出す装置)の原稿を冒頭で20分ほど延々と読み上げるスタイルは踏襲せず、約12分間、手元の資料を読み上げた。
辞任を表明し頭を下げる安倍首相
 午後5時から始まった会見で首相は自らの体調を説明し、辞意を表明した。「政治においては、最も重要なことは、結果を出すことである」と語る場面で目を潤ませ、声を震わせながら途切れ途切れに「拉致問題をこの手で解決できなかったことは痛恨の極み」と語った。冒頭発言の最後は、「国民の皆様、8年近くにわたり本当にありがとうございました」と頭を下げた。
 4問目の質問で記者から「いつも使われているプロンプターを使用されていないが、どういう気持ちで会見に臨まれたのか」と問われた。首相は「今日はギリギリまで、原稿が決まっていなかったこともあり、私も推敲(すいこう)しておりましたので、こうした形になりました」と応じた。進退に関する言葉を会見直前まで自ら練ったため、事務方が用意するプロンプターには間に合わなかったようだ。
 首相の妻昭恵氏や親友の学校法人理事長の関与が追及された森友学園、加計学園問題について、記者から「十分な説明責任を果たせたか」と問われると、首相は「十分かどうかは、国民の皆様がご判断されるんだろうな」と述べるにとどめた。
 会見は約1時間にわたり、首相は立ったまま20問の質問に答えた。会見を終えると、手話通訳者にも頭を下げて会見場を後にした。
 首相は今年1月6日から6月18日まで計10回記者会見を行った。例年だと年頭と国会閉会が恒例だが、今年は新型コロナウイルス対応をテーマに2月末からの3カ月間に計8回行った。ただし、プロンプターの原稿通りに延々と読み上げるスタイルは、会見でなく「演説」と皮肉られ、質疑応答の時間が十分に確保できないこともあった。通常国会が閉会した翌日の6月18日に行って以降、新型コロナが再拡大する中でも官邸での正式な会見は開かれず、野党から「首相は逃げている」と批判が出ていた。【笈田直樹】

記者会見で辞意を表明する安倍晋三首相=首相官邸で2020年8月28日午後5時21分、竹内幹撮影(毎日新聞)
(以上、Yahoo!ニュース、毎日新聞より引用)

      ■         ■
 ほんとうに残念そうです。
 いろいろな批判はあると思いますが、
 歴代総理大臣で最長の在任期間はすごいです。
 一度リタイアしたのに再登板して、
 株価も上昇しました。
 コロナ禍は誰が総理大臣でも大変です。
 アベノマスクは進言した人が悪かった
 (…と私は思っています)
 今はゆっくり静養なさってください。
 お疲れ様でした。

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第63回日本形成外科学会(名古屋)④

 第63回日本形成外科学会(名古屋)が終わりました。
 2日目の参加者は約500人だったそうです。
 WEB参加の人もいるので、
 最終的な参加人数はわかりません。
 私が見た感じでは例年の3割以下です。
 10月には横浜で日本形成外科学会基礎学術集会があります。
      ■         ■
 学会長の亀井譲先生は、
 フェイスシールドを着用されていました。
 学会でクラスターが出たら大変なので、
 それはそれは気を使っていらっしゃいました。
 大学や病院によっては、
 学会出張を禁止しているところもあるようです。
 毎年出席しているのにお見かけしなかった先生もいらっしゃいました。
      ■         ■
 WEB配信されるとはいえ、
 やはり生で聴くのとは違います。
 WEB配信されない発表もあります。
 私は学会が大好きなので、
 コロナ禍で動けないのが残念です。
 形成外科ならではの問題もありました。
 WEB配信では、
 患者さんの顔が出るような画像は使えません。
 私たち形成外科医にとっては大切なことです。
 これから札幌に戻ります。
 明日からまた形成外科の診療をがんばります。

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第63回日本形成外科学会(名古屋)③

 今日は第63回日本形成外科学会の2日目です
 朝7:00にホテルを出て、
 地下鉄とあおなみ線を乗り継いで学会に行きました。
 名古屋駅の乗り継ぎがわからず、
 昨日は大変でしたが、
 今日は迷わずに乗り継げました。
      ■         ■
 朝8:30からの、
 皮膚腫瘍外科分野指導医教育セミナーから聞きました。
 教育講演3では、
 形成外科医にも知っておいて欲しい感染対策の基本
 八木哲也先生の講演をお聞きしました。
 名古屋大学臨床感染統御学の先生です。
 最新のCOVID-19の情報をお聞きしました。
 やはり一番大切なのは、
 マスク手指消毒だそうです。
      ■         ■
 今年は学会の総会にも参加しました。
 コロナの影響で大変なことがわかりました。
 ハイブリッド開催でWEBでも参加できる形式です。
 大学の方針で出席できない先生もいました。
 WEBで届けられたファイルで発表はありましたが、
 残念なことにTV電話会議のような討論はできませんでした。
 やはり討論ができないのは残念です。
      ■         ■
 専門医試験にも影響があることがわかりました。
 日本形成外科学会は、
 書類審査と口頭試問があります。
 例年1月に東京で口頭試問が開催されますが、
 密になるのを避けるために試験会場を変更したそうです。
 来月の日本熱傷学会専門医試験には、
 病院や大学の方針で受験できない先生がいることもわかりました。
 2023年までの日本形成外科学会学会会長が決まりました。
 2021年は東京、
 2022年は大阪、
 2023年は長崎です。
 はやく元のような学会に戻ってほしいです。

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