昔の記憶

洞爺丸台風と北海道新幹線

 昨日(2016年3月26日)、
 北海道新幹線が開業しました
 青函トンネルを、
 お客さんを乗せた新幹線が通っています。
 この青函トンネルをつくるきっかけとなったのが、
 1954年9月26日に函館を襲った台風です。
 日本海難史上最大の惨事と言われる、
 死者・行方不明者あわせて1155人の大事故です。
      ■         ■
 函館港防波堤灯台付近で沈没。
 函館市七重浜というところに、
 多数の犠牲者が打ち上げられました。
 函館中央病院に勤務していた頃に、
 七重浜に行ったことがありました。
 函館山が見える、
 おだやかな浜辺でした。
      ■         ■
 私が生まれたのが、
 1954年9月8日です。
 安倍晋三首相が
 1954年9月21日生まれです。
 今年は62歳になります。
 下の写真のような時代に起きた事故で、
 青函トンネルができて、
 そこを新幹線が走るのは感慨深いものがあります。
      ■         ■
 北海道新幹線は、
 開業しても赤字だそうです。
 JR北海道は、
 ただでさえ経営が大変なのに
 最新鋭の新幹線が赤字では気の毒です。
 何とか、
 早く黒字になれるように、
 政治家にがんばっていただきたいです。
 民間企業には重過ぎる責任です

 

“洞爺丸台風と北海道新幹線”へのコメント

  1. さくらんぼ より:

    まだ青函トンネルを通ったことがありません。でも今は山形新幹線で福島まで行き、北海道新幹線に乗り継いで函館に行くことができますよね。山形から仙山線で仙台に行き 仙台から北海道新幹線に乗るより時間はかからないとおもいます。 仙台から札幌までは飛行機が近いと思います。 おくりびと は函館の浜に打ち上げられた方々を供養して下さった函館が発祥地だと聞きましたが、、 たくさんお客さんが来てくださるといいですね。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。私が仙台に出張なら飛行機ですね。札幌から函館までの出張(病院の)でも飛行機を使っていました。札幌まで新幹線が延びるないと乗車率はUPしないと思います。おくりびとのことは知りませんでした。

  2. なっちゅん より:

    友人とも札幌まで新幹線が開通しないと
    結局赤字なんじゃないかと
    話していました。

    直接関係ありませんが
    会社の後輩のお父様が青函トンネルの工事で
    亡くなったそうです。

    映画でもそういったシーンが出てきました。

    お悔やみ申し上げます。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。青函トンネル工事で犠牲になった方のご冥福をお祈りいたします。私も札幌まで開通して青函トンネル内のスピードUPをしないと空席は減らないと思います。

  3. 伊藤敦子 より:

    はじめまして、洞爺丸の遺族です。

    29年9月26日、その日父は北海道へ出張していました。
    そして運命の洞爺丸に乗ってしまいました。
    翌日、国鉄の卓球の試合があり審判だった父は、どうしても
    東京に帰りたかったのです。
    荒れ狂う台風で帰らぬ人になった父、院長がかかれた
    七重が浜で母は泣きつくしたそうです。
    「吾子三人 育むまではわが命 守らせ給え 君が御霊よ」

    先日毎日新聞に投稿し掲載していただきました。

    遺体は函館高校の生徒さん達が探してくださったそうです。

    院長先生、ブログで取り上げていただきありがとうございました
    。北海道新幹線のため、少しでも思いだして下さり、父も浮かばれます。
    感謝の思いでコメント入れだせていただきました。失礼お詫び申し上げます。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。お名前のまま掲載させていただきます。毎日新聞は購読していないので知らずに失礼いたしました。ご冥福をお祈りしています。

  4. 伊藤敦子 より:

    本間先生

    温かいブログへの記事 ありがとうございました。
    拝見し、胸がジーンときまして、思わず北海道に心寄せ
    コメント入れさせていただきました。

    伊藤

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございました。機会がございましたら北海道にいらしてください。62年の歳月をかけて北海道に新幹線が開通しました。函館も七重浜も美しい街です。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

TEL 011-231-6666ご相談ご予約このページのトップへ