医学講座
一生にできる手術の数
昨日の院長日記…
さくらんぼさんの術後経過に…
大学病院や…
大きな病院には…
さまざまな制約があります。
外科医にとってストレスなのは…
自分の思い通りの日時に…
手術ができないことがあります。
…と書きました。
■ ■
私の人生を振り返ってみても…
研修医の期間を除いて…
年間手術件数が一番少なかったのが…
札幌医大の講師をしていた４年間でした。
大学病院でしかできないような…
大きな手術もありましたが…
手術件数でみると…
人生で一番少なかった時期です。
■ ■
札幌医大の時は…
朝7:00過ぎには家を出て…
帰宅は22:00より前のことはまれでした。
地方病院への出張もありました。
大学の会議もありました。
学生さんの指導や…
科学研究費の申請もありました。
■ ■
大学教員にとって…
昇進の必須条件は、
英文論文の数です。
ＩＢＭのThinkPadを持ち歩いて…
ない知恵をしぼって論文を考えていました。
論文が受理された時は嬉しかったですが…
自分に向いていたかどうかは疑問です。
■ ■
今は小さいながらクリニックの院長です。
手術は好きなだけできます。
確定申告や…
経理の仕事はありますが…
中小企業の社長さんに比べると楽です。
アトラス総合事務所という、
強力な会計事務所のおかげで本業に専念できます。
■ ■
さくらんぼさんの主治医の先生も…
山形大学で准教授までなさった優秀な先生です。
私たちが一生にできる手術の数は限られています。
私が想像するに…
さくらんぼさんの手術は…
新しい病院でいきいきと…
快適にできたことと思います。
良い先生に手術をしていただけてよかったですね。
これからもばりばり手術をなさることと思います。
武井先生ありがとうございました。
“一生にできる手術の数”へのコメント
コメントをどうぞ
荻野利彦主任教授、私の主治医武井寛准教授、村先生など、腕のいい山形大学整形外科の先生が昨年3月で退職されました。私は最初不安でしたが、武井寛先生から脊椎センターの事をお聞きし 昨年だけでも100例、助手を含めると150人の方々を手術されたそうです。 今日も休日なのに朝と夕方回診に来られ、明日も来るからねと言って帰られました。多分大学を辞めたと言っても大学では水曜日午前だけ外来で火曜日手術されているのでそちらの方の患者さんにも顔をだすので休みなしだと思いますが、以前より益々生き生きされておられます。 山形脊椎センターで手術してよかったです。 私の手術に似た症例も書いてありますので以前も添付させていただいたと思いますが、ご覧ください。
【札幌美容形成外科＠本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございました。いただいたアドレスが開けなかったのでlinkにしてみました。
山形脊椎センターのLinkを見て、ふと思ったことが・・・
まったく関係ないのですが、私１月に思いっきり転び、尾骨を強打しました。すぐに受診したのですが骨には異常がないのですが、１か月たついまだに痛みがまったく取れません。
側弯症の術前後のレントゲンを見て、ボルトが入っていて、さくらんぼさんは（側弯症ではないですが）病気を持ちながら仕事をし、手術し、今は痛みに耐えながらも入院生活をしているんだな。と。
ふと・・・記事には関係ないのですが感じました。
尾骨の打撲でもこれだけ痛いのだから、手術前や術後の今もすごく大変だろうな・・・と思いました。
頑張ってください。
それと先生が札医大にいたとき、札幌から来るたびThinkPadを持参されていたことを思い出しました。
当直が一緒になったときはすごく先生だとほっとして、冷蔵庫にデザートを入れていたことをふと思い出しました。
懐かしんでいる私の思いよりもっと大変なご苦労があったんだなと
今更ながら思っております。
さくらんぼさん、手術をして良かった〜と思える、とても良い先生なんだと思いました。
リハビリは、創部の状態、痛み、疾患的なこと、その日の体調などあるかもしれませんので、少しずつ進めていって下さると思います。頑張って下さい。
みなさんありがとうございます。他の先生が回診に来られると『ずいぶん元気な患者さんですね』と言われるほどです（笑）
富良野に一緒に旅行した腫瘍仲間のお母さんも、屋根の雪おろしで屋根から落ち 脊髄腫瘍の手術した上の背骨を骨折し私と同じくらいに入院されています。どこまで縁があるのか、今年は雪おろし忙しくて(一人暮らしのため)お見舞いに行けないから春になったら行くね。と言ってたのに、、、