医学講座
あやまりかたの上手下手
私の医師生活で一番上手な謝り方は、
病院事務の方でした。
それも、
事務次長とか、
医事課長とか、
事務方の偉い方が上手でした。
あやまり方一つで印象が違います。
■ ■
医師は医療に関してはプロですが、
対外的な交渉とか、
人事管理とか、
労務管理とか、
経理とかにはうとい人が多いです。
私もその一人です。
えらそうなことは言えません。
■ ■
信じてはいけない人を信じてしまって、
48歳にして失職をした苦い経験があります。
経理のことがよくわからず、
確定申告書にただ印鑑を押して、
税務調査で多額のペナルティーも払いました。
医師会顧問弁護士が、
医師の最大の味方だと思っていて、
失敗したこともありました。
■ ■
私の札幌西高校の同級生を見ても、
人事部長とか、
役員として出世した同期は、
あやまりりかたのプロです。
いろいろ教えてもらいました。
困った時に誰に相談するか?
相談相手を間違えるととんでもないことになります。
大手美容外科の経営者も、
謝り方のプロに謝り方を教わると良いと思います。
“あやまりかたの上手下手”へのコメント
コメントをどうぞ
山形も大雨になり仕事ができる状態でないですが、皆さんの所はいかがですか?
私はいつも お忙しい本間先生に愚痴を聞いてもらい 助けてもらってます。 先生はいろんな経験をして来られ そのたびにどうすればよいか考えてこられた凄い方だと思っています。私は本間先生に出会えて 精神的に本当にに沢山助けられました。 医療は患者の精神面もよくしなければよい医師とは言えないと元山形大学の学長が言っておられましたが、本当にそうだと思います。
人生において、私のような庶民が弁護士の先生にお世話になるとはいませんでした。
それが二つも。
人生何があるかわかりませんね。
弁護士さんとの相性あるんじゃないでしょうか。
友人は司法書士の先生と合わなかったようです。
あと個人的に謝るのが下手かもしれません。
きちんと相手に謝罪が出来る人は尊敬します。
どのような業種の会社でも、事務方さんには確かに接遇が出来ている方が多いですね。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
われわれは医学部でも看護学部でも謝り方の講義はありません。病院長になった先輩が事務方から教えてもらったと聞きました。記者会見はまず謝罪からです。頭を下げる角度もあるそうです。