医学講座

私の人生2021

 今日は2021年3月8日(月)です。
 高校のランキング
 いい高校からいい大学
 …の続きです。
 本間家は裕福ではありませんでした。
 生命保険の外交員をして家計を支えてくれた母親や、
 夕張に一人残って働いてくれた父親に感謝しています。
      ■         ■
 私は高校→予備校(一浪)と勉強して、
 矢野雋輔やのしゅんすけ先生のおかげで成績が伸びて、
 札幌医大に入学できました。
 私が札幌医大に入学した1979年は、
 札幌医大が医師国家試験合格率全国最低になりました
 国家試験の出題傾向が変わったという情報が、
 北海道まで届かなかったのが原因と言われています。
      ■         ■
 第一志望ではありませんでしたが、
 私は札幌医大の卒業生でよかったと思っています
 私を教育してくださった札幌医大の教官は、
 情熱を持って、
 私たちを教育してくれました。
 66歳になった今でも、
 教えてくださった先生のことをよく覚えています
      ■         ■
 私の医師としての人生に大きく影響を与えてくださったのが、
 大浦武彦先生です
 貴重な財産です。
 ご恩は一生忘れません
 今、こうして札幌美容形成外科で診療ができるのも、
 大浦先生はじめ、
 北大形成外科の諸先輩に教えていただいたからです。
 免許取り立てのころは…
 ほんとうに何もできませんでした。
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 誰に習ったかというのがとても大切です
 2014年1月8日の院長日記です。
 形成外科の世界は、
 誰に習ったかというのがとても大切です。
 手技だけでなく、
 患者に対する対応や、
 患者に対する姿勢、
 疾患に対する謙虚さ、
 軟部組織に対しておごらなさ。
 失敗したときの姿勢、反省、
 周囲の医師に対する態度。
 医師として責任をいかに取るかという医師としての基本的な態度。
 さまざまなものを、良いことも悪いことも含めて見ることが大切です。

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 私はこの言葉が好きです。
 この、
 誰に習ったかというのがとても大切ですを書かれたのは、
 大浦武彦先生のご子息の、
 大浦紀彦先生です。
 大浦紀彦先生も形成外科医です
 私はあとどのくらい手術ができるかわかりませんが、
 好きな形成外科手術で少しでもお役に立ちたいと思っています。
 私の人生2021です。

“私の人生2021”へのコメント

  1. えりー より:

    お父様、お母様が一生懸命お育てに
    なったこと、
    その後に良い出会いがたくさん
    あったことが今の本間先生に繋がっている
    のですね。「何を知ってるかも大事しかし
    誰を知ってるかはさらに大事」という言葉
    を本で読みました。今日の先生の日記で
    さらにそのことを深く思いました。
    医師としての基本的な態度を心得ている
    お医者さまがたくさんいらしてくれると
    患者さんも安心して手術や治療が
    できると思います。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。『何を知ってるかも大事しかし誰を知ってるかはさらに大事』はいい言葉ですね。私たち医師も誰を知ってるかで大きく変わります。自分の専門のことでも、相談できる相手がいること、自分の専門外の領域は紹介できる先生がいることで診療内容が充実します。私がよく学会に行くのも仲間とのつながりがあるからです。うちは裕福ではありませんでしたが教育費はケチらないで出してくれました。

  2. さくらんぼ より:

    札幌医科大学では決していい思い出ばかりではなかったはずなのに、先生は大浦先生はじめ良い恩師に恵まれて今があると思います。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。札幌医大では嫌な思い出もありますが、いい出会いもたくさんありました。荻野利彦先生も札幌医大から山形大学に行かれ、たくさんの優秀な整形外科医を育てられました。さくらんぼさんと知り合うきっかけができたのも荻野先生のおかげです。残念なことにご逝去されてしまいましたが私の五十肩も治していただきました。リハビリをがんばってください。

  3. なっちゅん より:

    お疲れ様です。
    今日は休ませて下さい。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    お大事になさってください。頭痛がよくなることをお祈りしています。

  4. おくの より:

    今ちょうど新人指導をしているところで私は良かったと思われる指導ができているかな?と反省しました。
    ナース経験が殆どない新人に手を焼いて毎日疲れ切ってしまっていましたが、自分もそんな時期があったわけで…
    新人時代に処置の仕方や介助の方法など本間先生におそわったことは、その後の人生外科系ばかりで勤務するきっかけにもなりました。
    私も先輩方のように指導が出来る様にもう一度初心に戻りたいと思えたブログでした。
    ありがとうございました。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。新人に教えるのは大変です。免許を取得しても何もできません。2病棟には厳しい婦長(師長)さんがいらっしゃいました。優しい先輩もいました。きっと指導を受けている後輩は感謝してくれていると思います。ご活躍を祈念しています。

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