医学講座

第47回日本熱傷学会2021②

 今日は2021年10月20日(水)です。
 札幌は雨です。
 寒いです。
 第47回日本熱傷学会2021①
 …の続きです。
 今年の日本熱傷学会は、
 学会会場はありません。
 ネットで参加です。
      ■         ■
 形成外科学会や美容外科学会は、
 患者さんの写真が写るので、
 ネット配信が難しいところがあります。
 どこかで誰かに見られると、
 問題になることがあるからです。
 熱傷学会でも顔の写真が出ることがありますが、
 個人が特定されることは少ないです。
      ■         ■
 私は形成外科医として、
 熱傷治療にかかわってきました。
 昔は点滴の管理もしましたが
 今は救命救急の先生が全身管理をしてくださり、
 形成外科医は局所管理にかかわることが多いです。
 局所管理というのはやけどしたキズの処置です。
 これに多くの労力を要します。
      ■         ■
 やけどは痛いです。
 キズが残るかどうか心配です
 少しでも痛くなく
 少しでもキズが残らないようするのが、
 形成外科医としての役目です。
 40年間に熱傷治療は進歩しました。
 毎年、日本熱傷学会に参加するのは、
 時代に乗り遅れないためです。
 新しい治療法は学会で学びます。

“第47回日本熱傷学会2021②”へのコメント

  1. なっちゅん より:

    先生は学会に出席をされてるので
    決して時代に
    乗り遅れないと思います。

    素晴らしいです。

    今日、とうとうストーブをつけました。
    本間先生がつけたのなら
    私ももう我慢しなくてもいいかなと
    先生基準です(笑)

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。私は寒がりなのですぐにストーブをつけようとします。奥さんが関西人なので温度差があります。今日の気温だとうちの奥さんからもOKが出ています。風邪をひいたら大変なので暖房を入れましょう。

  2. えりー より:

    先日、転んでしまい膝をすりむき3センチ程、
    まるく紫色のあとが残っています。 
    もし見える部分にキズが残ると
    心にも深く影響すると思いました。
    そのようなキズあとを処置してくださる
    形成外科のお医者さまは苦しんでいたり
    悩んでいる人から神さまに見えると
    思いました。本間先生のように
    新しい治療法を積極的に学んでくださる
    お医者さまを尊敬します。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。転倒され大変でしたね。すりむいたキズに砂や土や石などの異物が入らなければ、浅いキズは大丈夫です。生理的食塩水と同じ濃度の塩水、水1Lに塩9g、2Lのペットボトルだと塩18gを入れた塩水ですとキズにしみません。生理的食塩水で軽く洗うといいです。

  3. さくらんぼ より:

    毎年熱傷学会に新しいものを取り入れるため参加されてる先生はすごいです。山形も、新潟も暴風雨でした。虹を3回見ました。これからも最先端の治療ができる先生でいて下さい。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。暴風雨の中、新潟までの配達お疲れ様でした。熱傷学会に参加すると創傷治癒そうしょうちゆというキズの治りの勉強になります。今年はWEBで開催なので自宅から参加します。便利なようなさびしいような気分です。

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