医学講座
札幌プリンスホテル苦渋の売却
今日は2022年2月11日(金)です。
札幌のお天気は晴れです。
JR北海道はようやく特急列車の運転を再開しました。
残念なことに、
全部の列車の運転は無理で、
一部の列車だけ運転再開です。
大変なことです。
■ ■
2022年2月11日、北海道新聞朝刊の記事です。
西武HD 苦渋の経営転換 国内31施設売却へ 業界内 資産手放す動きに拍車
西武ホールディングス(HD)が札幌プリンスホテル(札幌)など道内8施設を含む国内31施設の売却を決めたのは、有価証券報告書の虚偽記載問題などで危機に陥り、多くの施設売却を決めた2006年以来の大きな経営転換だ。長引く新型コロナウイルス禍は、観光業界でいまなお大きな存在感がある同社をも窮地に追いやった。業界では他にも資産を売却する動きが相次いでおり、この流れは加速しそうだ。
「財務基盤の拡充が短期的に実現できる」。西武HDの後藤高志社長は、10日の記者会見で強調した。施設売却は、コロナ禍による観光需要の落ち込みで生じた多額の赤字を解消し、経営を立て直すのが狙いだ。
西武グループは不動産、鉄道を中核に、かつて道内をはじめ全国各地でスキー場やゴルフ場などを次々と開発。地域経済にも大きな影響を与え、「西武王国」と呼ばれた。だが、2004年に虚偽記載問題などが明るみに出ると、上場廃止に追い込まれた。2006年には負債圧縮のため、当時24カ所あった道内施設のうち11カ所など、多くの施設を売却することにし再建を進めた。
2014年の再上場後は順調に黒字経営を続け、立ち直ったかに見られたが、コロナ禍が直撃。鉄道、観光事業ともに打撃を受け、再び危機に見舞われた。
西武HDのような資産売却の動きは観光業界で広がる。カラカミホテルズアンドリゾート(札幌)は昨年4月、札幌・定山渓温泉の「定山渓ビューホテル」を売却。洞爺湖温泉のホテル「洞爺サンパレスリゾート&スパ」(胆振管内壮瞥町)なども、近く売却することが明らかになっている。
道外でも、JR東日本が昨年12月、不動産ファンドに東京都内のオフィスビルを売却。旅行大手JTBやHISは、東京都内の本社ビルや本社オフィスを売却し、賃貸契約での入居に切り替えた。
不動産を売却してコロナ禍の危機をしのぐ企業は今後も増そうだが、ニッセイ基礎研究所の百嶋徹上席研究員は「コロナ収束後の需要回復に備えて、温存すべき資産まで売り急ぐことは避けた方がいい。中長期の成長を見据えた投資も必要だ」と指摘している。(小沢弘和)
■ ■
私の記憶が正しければ、
札幌プリンスホテルが開業したのは、
1972年の札幌オリンピックの前です。
札幌市の市電の車庫があった場所に、
プリンスホテルができました。
私が北大形成外科に在籍していた頃に、
札幌プリンスホテルで何度も学会がありました。
■ ■
優秀なホテルマンの二神ふたがみさんがいらして、
北大の教授をはじめとして、
札幌の有名な先生の顔を、
ほぼすべて覚えていらっしゃいました。
コロナ禍とはいえ、
売却されるのは残念です。
洞爺サンパレスは3月に売却されます。
早くコロナ禍から脱出したいです。
“札幌プリンスホテル苦渋の売却”へのコメント
コメントをどうぞ
プリンスホテルは
札幌オリンピックの前に開業そして
市電の車庫の跡地に建ったのですね。
知りませんでした。
この状況で保有資産を維持するのは
難しいのだと思いますが残念です。
観光のお客さんで賑わっていた
札幌の街に戻ってもらいたいです。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。札幌プリンスホテルでは学会もありましたし、同僚の先生の結婚式もありました。研究会もたくさんありました。とても思い出があるホテルです。いつか西武グループに買い戻していただきたいです。
コロナがなければこのようなことが
起きなかったのでしょうね。
残念です。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。コロナさえなければ観光客でにぎわっていたと思います。学会も研究会も結婚式もありました。札幌プリンスホテルが売却されるのは残念です。
息子の友達が結婚式をしたホテルでしょうか?
こんなに長引くと思わなかったので観光業には大打撃ですね。いつ収束するのでしょうか?3回目ワクチン明後日は主人ですが、山形も増えるばかりです。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。おそらくご子息様のお友だちが結婚式をなさったホテルだと思います。国際館パミールという立派な建物ができて、そこで学会や結婚式がよく行われていました。オミクロンの感染が広がっているので嫌ですね。