医学講座

第30回新聞配達エッセーコンテスト

 今日は2024年2月21日(水)です。
 今日の北海道新聞に第30回新聞配達に関するエッセーコンテスト2023
 入選作が出ていました。
 最優秀賞です。
 あの日の青年
 本田美徳 ほんだよしのり(61歳)大阪府寝屋川市
 私が交番勤務の巡査時代。その青年は必ず朝刊を深夜2時頃に配達してくれた。この街ではなぜそんなに早く配達してくれるの?といつも疑問に思っていたことを尋ねた。
 「警察署と交番にはいつも一番に配達します」と返してくれた青年に、へぇ?そうなの、と驚く私に、僕も先輩たちから聞いたんですがと前置きして、青年はほほ笑みながら続けた。
 「お巡りさんは事件を扱う仕事だから、真っ先に読んでもらわないといけないからって。それに明け方までずっと頑張ってるでしょう。僕らと同じ仲間ですよね。お疲れさまです」
 軽く頭を下げてバイクの音を響かせながら青年は次の配達に向かった。同じ仲間。確かに私たちと彼らは社会をつないでいる。新聞の社会面に載る出来事の守り手と、街の人々にその出来事を知らせる重要な役目。
 あの日は木枯らし吹く寒い夜だった。青年の姿と大学生時代に新聞配達をしていた私の姿と重なった。

(以上、北海道新聞、日本新聞協会HPより引用)

      ■         ■
 私が楽しみにしているエッセーコンテストです。
 警察署と交番に一番に配達するのは知りませんでした。
 どれも深夜2時はすごいです。
 私は朝起きたら、
 まず北海道新聞を取りに行きます。
 私が住んでいるマンションは、
 各階の部屋まで配達してくれます。
 ありがたいことです。
 もっと若い人に新聞を読んでほしいです。

“第30回新聞配達エッセーコンテスト”へのコメント

  1. えりー より:

    エッセーコンテスト2023を今朝は
    見ていなかったので教えていただいて
    ありがとうございます。
    朝、昼、夜、さまざまな時間帯に
    働いてくださる方がいるおかげで
    社会はまわっているのだと思いました。

    暑い日も寒い日も深夜2時に
    配達することは大変だと思います。
    我が家は1階まで新聞を取りにいき
    ます。たまに入れ忘れもありましたが
    電話をしたらすぐに届けてくださいました。
    配達員の方に感謝したいと思います。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。私の母親が住んでいたマンションは1階まで新聞を取りに行ってました。90歳を過ぎても13階から階段で降りて、13階まで階段で上がる運動をしていました。新聞はネットでも読めますが、私は紙の新聞が好きです。新しいインクのにおいが好きです。私も30代までは深夜に呼ばれて緊急手術に行ってました。もうできませんが医師としての青春時代でした。

  2. さくらんぼ より:

    いいお話ありがとうございます。
    うちも何人か配達の方が代わりましたが、今の方は2時過ぎ頃に配達してくれます。近所の方も居なくなったりでうちだけだったら雪の日など気の毒なほど山なので、止めよう!と思い隣のお宅に聞いてみました。隣と家だけ新聞を読んでいる事がわかったので、
    止めない事にしました。
    今日は肩の先生に高速で行きましたが、帰りは雪になり国道をきたので帰りが夕方になりました。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。新聞を配達してくれる方は配達先が無くなると困るのでやめないでいただきよかったと思います。肩の先生は荻野先生のお弟子さんで、いい先生です。高速で行く価値がある先生だと思います。よくなることをお祈りしています。

  3. なっちゅん より:

    素敵なエッセイですね。
    言葉選びも上手で
    感心してしまいました。

    目が覚めたら
    一番に道新を取りに行く父を
    思い出しました。

    父も道新が大好きでした。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。お父様と同じでうれしいです。道新はがんばっていい記事をたくさん書いてくださっています。地方紙だからかもしれませんが、紙の新聞を取っている家庭に無料で電子版を提供してくれるのもありがたいです。道新のビルが移転するようですが、これからも道新にがんばってほしいです。私が15歳の時にはじめて受験した函館ラサール高校の入学試験は道新のビルでありました。

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