医学講座

脂腺母斑の手術時期

 2013年7月9日の院長日記、
 子どもさんの手術時期への追加です。
 皮膚科の先生と…
 私の考えが一番違うと思われるのが…
 脂腺母斑(しせんぼはん)という母斑の手術時期です。
 赤ちゃんの時に…
 頭に毛が生えていない黄色っぽい部分があるので気づきます。
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 『あれっ…』
 『ここだけ毛が生えていない!』
 …っとお母さんが気づきます。
 皮膚科へ行くと…
 『脂腺母斑(しせんぼはん)』という母斑です。
 大きくなって局所麻酔で取れるようになったら…
 取ったら良いです。
 …と説明されることが多いです。
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 大きくなって…
 局所麻酔で取れる年齢になって…
 形成外科で切除したとします。
 頭が大きくなっているので…
 どうしても傷が残ります。
 頭皮も厚くなっています。
 それだけ皮膚の緊張が強くなっています。
 どんなに丁寧に手術をしても…
 小さい時に受けた手術と比べると…
 手術後の傷が目立ちます。
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 脂腺母斑はある程度の年齢(30歳以上が多いです)になると…
 基底細胞癌(きていさいぼうがん)という皮膚ガンになることがあります。
 悪性度の低い癌ですが…
 増殖して大きくなります。
 皮膚のできものにもいろいろあります
 癌になる人はまれですが、
 大人になると母斑は隆起します。
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 一番困るのが思春期です。
 脂腺母斑という名前のように…
 思春期になって…
 ニキビが目立つ年齢になると…
 それまで平坦だった部分が…
 脂腺の発達とともに…
 盛り上がってくることがあります。
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 頭皮の中に…
 昆虫の卵がついたように見える子もいます
 皮膚科の先生に…
 大きくなったら…
 局所麻酔で取るようにいわれました。
 …と形成外科に来られます。
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 思春期に…
 頭に傷をつけるのは抵抗があります。
 塾や学校で…
 なかなか通院できません。
 プールもしばらくお休みです。
 小さいうちにとっておけばよかった
 …とは患者さんには言えません。
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 頭に小さな毛が生えていな部分がある赤ちゃん。
 もし脂腺母斑だったら…
 医療費が【無料】のうちに手術で取ってください
 子どものうちの方が…
 頭皮は薄くて柔らかいです。
 皮膚に緊張もかかりにくいので…
 傷あとも目立ちにくいです
 おじいさん先生からのアドバイスです。

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