医学講座

大晦日

 大晦日まで日記を読んでいただきありがとうございます。たくさんの方に読んでいただいて大変嬉しく思っています。自分のメッセージを残すつもりで毎日更新していたら、大晦日になっていました。札幌美容形成外科のお客様、職員、友人知人、家族へのメッセージです。
 私は昔からウソをつくのが大嫌いで、自分にも他人にも正直に生きてきました。ある先生から「本間先生は漱石のぼっちゃんのような生き方だから・・・」と言われたことがあります。
 形成外科は結果が目に見えます。医師がどんなに「手術は成功しました」と言っても患者様が満足してくださらなければ成功とは言えません。皮下縫合という目に見えない部分をいかに丁寧に縫うかで結果が左右されます。決して手抜きができない手術です。手術後の結果が良ければ患者様にも喜んでいただけ、執刀医の喜びにもなります。
 美容外科はある意味で虚飾を作る外科かも知れません。手術で「私は生まれつきの二重美人です」「私のオッパイは元々Dカップです」と他人をだます手伝いをしているのでは?と疑問を抱いたこともありました。
 ‘アイプチで作った二重’や‘持ち上げるブラで大きく見せた胸’と美容外科手術の違いは何でしょうか?化粧した顔とスッピンの顔の違い。化粧はOKで美容整形はNGでしょうか?
 人それぞれに人生観や価値観が異なります。整形している人がウソつきで虚飾に満ちた人生を送っているのではありません。
 おとぎ話の世界でも‘鏡よ鏡よ鏡さん、世界で一番キレイなのはだぁーれ?’と美しくなるのは昔から人類共通の願望です。
 私は美容外科手術はこれからますます盛んになる成長産業だと思っています。高齢になると、まぶたが下がってモノがみにくくなります。下がったまぶたを治すだけではなく、パッチリとした目になれば外見も改善されます。キレイになるとお化粧も楽しくなり心も健康になります。
 美容外科が虚飾の外科であるか?人を幸せにする外科であるかは、手術を受ける方ご自身の生き方によると思います。美しくなって、人間として恥ずかしくない生き方をして、自分も他人も幸せになれれば、これ以上の幸福はないと私は考えます。私は来年も一人でも多くのお客様に美しくなる喜びをお伝えしたいと願っています。
 iモードサイトの12月2日高校生の法則が誤って3日にリンクされていました。本日修正いたしました。お詫び申し上げます。

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