昔の記憶

函館の想い出⑤

 泥棒に入られた後も、
 函館の人たちは親切でした。
 警察では、
 防犯について教えていただきました。
 当時…
 私のように泥棒に入られる家が…
 連続してありました。
 札幌へ帰ってきてから…
 少年の窃盗団が捕まったと報道されました。
 指紋が一致しなかったのか?
 私には泥棒が捕まったという知らせは、
 ありませんでした。
      ■         ■
 警察の話しでは…
 少年犯罪の検挙はなかなか難しく…
 現行犯でなければ、
 逮捕するのは困難だと話されていました。
 靴の足跡や、
 手口から、
 少年らの犯行と推測されたようです。
 平松様からいただいたコメントのように、
 少年犯罪には難しいものがあります。
      ■         ■
 警察で教えていただいた教訓です。
 ①泥棒が入りやすい家がある。
 ②泥棒に‘留守’を教えている家がある。
 ③泥棒が入りにくい家にする方法がある。
 でした。
 たけさんからいただいたコメントのように…
 奥さんは病院で仕事している間怖かった…
 らずべりーさんからいただいたコメントのように…
 道路沿いなのもあったのでしょうか…
 泥棒さんの嗅覚なんでしょうか…
 平松さんからいただいたコメントのように…
 道路沿いの角地…
 警察から気をつけるように言われた…
      ■         ■
 私が住んでいた家は、
 これらがすべて該当(がいとう)していました。
 中央病院の先生の家
 と書かれていたのではありません。
 他と違っていたところでは…
 札幌ナンバーのマークⅡがとまっていた。
 でも、私の家の2階は、
 南茅部からいらした社長さんの、
 立派な白いクラウンでした。
 函館ナンバーの白いクラウンでした。
 問題は一階でした…
      ■         ■
 家内は用心深い人で、
 ちょっと外出するにも…
 必ず鍵をかけていました。
 夜は電気を消して…
 外出時にも、
 電気を消していました。
 つまり車が無くて…
 電気が消えていれば…
 留守を泥棒に知らせているようなものでした。
      ■         ■
 一番の問題点は、
 泥棒が入りやすい侵入口があったことでした。
 隣家との間は…
 狭い通路で…
 人がいても道路や家から見えない位置でした。
 そこに、トイレの窓がありました。
 そういう侵入口があり、
 入りやすい家を、
 泥棒は‘仕事’がない昼間に…
 普通の格好をして、
 下見をしているのだそうです。
      ■         ■
 泥棒は…
 留守になった私の家を狙って…
 深夜にやってきました。
 家の前は五稜郭公園のお堀です。
 誰にも見られません。
 お隣の家からも、
 トイレの窓から侵入するところは見えません。
 誰もいない家に入って、
 堂々と?現金だけを狙ったのでした。
 見つかっても…
 五稜郭公園に逃げる方法がありました。
      ■         ■
 家内は、
 泥棒に入られた家で…
 私が当直の夜などに、
 もし、また泥棒が来たら…?
 と思うと安心して眠れないと言いました。
 私は湯の川にあった、
 セキュリティハウスという、
 防犯の専門店へ行きました。
 店主の村山様が、
 親切に防犯について教えてくださいました。
      ■         ■
 外出する際に…
 電気を全部消さず、
 何かテレビかラジオの音がするだけでも違うと…
 教えていただきました。
 泥棒が…
 入りにくい家は、
 居るのか…?
 居ないのか…?
 わかりにくい家だそうです。
      ■         ■
 借家だったので、
 防犯装置はつけられませんでしたが、
 大家さんが、
 トイレの窓に柵をつけてくださいました。
 いろいろな防犯装置があることを、
 その時に勉強しました。
 函館で泥棒に入られたおかげで…
 防犯に対する認識ができました。
 札幌美容形成外科には…
 SECOMの監視カメラもついています。
 セキュリティにお金をかける大切さを、
 函館で知りました。


SECOMに守っていただいています

“函館の想い出⑤”へのコメントを見る

TEL 011-231-6666ご相談ご予約このページのトップへ