医学講座
他にもいらっしゃいますか…?
私のような悩みで…
手術を受けられる方は…
他にもいらっしゃいますか…?
この手術を受けられる方は…
多いですか…?
誰にも相談できず…
一人で悩んでいらして…
手術を受ける前に…
よくあるご質問の一つです。
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2008年1月10日の日記に、
小陰唇縮小手術のことを書きました。
小陰唇縮小手術で受診なさる方は、真面目でしっかりした方です。
ちょっとした他人との違いに、悩んでいらっしゃいます。
どうってことはない、と思われててもご本人にとっては問題なのです。
手術を受けられる方は、10代から40代までとさまざまです。
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大部分の方は、『もっと早く手術を受ければよかった』とおっしゃいます。
HPにも記載しましたが、婦人科の先生に勇気を出してご相談なさっても、『普通』ですと言われます。
どこまでが‘普通’という定義はありません。
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見えない部分だから、気にしなくてよいという人もいます。
でも、一番気になる部分でもあるはずです。
何もしていないのに、人より大きくて黒かったら…。
手術で治るものなら、治してしまえば、一度で済むことです。
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包茎手術の女性版が小陰唇縮小手術です。
神様は、どうして包皮や小陰唇を作られたのでしょうか?
他人より、ちょっとだけ長かったり、大きかったりするだけなのです。
この1㎝とか5㎜とかが気になるのです。
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ちょっとした‘出っ張り’のために…
出ている部分が…
下着や生理用品に当たります。
そうすると…
接触性皮膚炎という状態になります。
ナプキンにかぶれやすくなり、
いつも炎症を起こしているので…
‘炎症後色素沈着’となり黒くなります。
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小陰唇だけではなく…
クリトリスの包皮が余っている方も、
手術を受ける方の半数以上に認めます。
その時は…
その余っている皮膚も切除します。
そうすると、
脚を閉じた状態で…
‘はみ出なく’なります。
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手術は、
局所麻酔でできます。
できるだけ…
痛くない麻酔をしています。
ご希望でしたら、
眠っている間にすることもできます。
小陰唇縮小手術を受ける方には、
看護師さんがたくさんいらっしゃいます。
他人との違いがわかるからだと思います。
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ふつうの女性は…
他人のを見ることはありません。
何が‘標準’なのかもわかりません。
ですから…
私のように悩んで手術を受ける方は…
他にもいらっしゃいますか…?
とお聞きになります。
下の唇も身体の一部です。
手術を受けて快適な生活ができるように…
お手伝いして差し上げます。