医学講座
小陰唇縮小手術
包茎手術の女性版が小陰唇縮小手術です。
神様は、どうして包皮や小陰唇を作られたのでしょうか?
他人より、ちょっとだけ長かったり、大きかったりするだけなのです。
この1㎝とか5㎜とかが気になるのです。
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小陰唇縮小手術で受診なさる方は、真面目でしっかりした方です。
ちょっとした他人との違いに、悩んでいらっしゃいます。
どうってことはない、と思われててもご本人にとっては問題なのです。
手術を受けられる方は、10代から40代までとさまざまです。
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大部分の方は、『もっと早く手術を受ければよかった』とおっしゃいます。
HPにも記載しましたが、婦人科の先生に勇気を出してご相談なさっても、『普通』ですと言われます。
どこまでが‘普通’という定義はありません。
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見えない部分だから、気にしなくてよいという人もいます。
でも、一番気になる部分でもあるはずです。
何もしていないのに、人より大きくて黒かったら…。
手術で治るものなら、治してしまえば、一度で済むことです。
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札幌美容形成外科では、小陰唇縮小手術を受けていただいた方に
ビキニ奥の脱毛を、一回サービスでテスト照射することがあります。
せっかく、キレイになったので、毛も無くなれば一石二鳥です。
テスト照射の後で、脱毛に通われて無駄毛もなくする方もいらっしゃいます。
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見た目は顔だけではありません。
一重の目だって、しっかりものが見えれば、目としての機能には問題はありません(眼瞼下垂症は別です)。
外科的に治せるものでしたら、治してしまえばわからなくなります。
包茎手術も小陰唇縮小手術も、しっかり治せばキズはほとんど目立たなくなります。
最初に勇気がいるだけです。
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ナイロン糸という溶けない糸で縫合するのが、キレイに治すポイントです。
抜糸が必要になりますが、10分程度で終わります。
包茎手術も小陰唇縮小手術も、手術後の出血が一番問題になります。
昨年、お一人だけ手術後の出血がありました。
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幸い、適切に処置ができたため大事には至りませんでした。
どんなに丁寧に手術をしても、手術後のトラブルはゼロではありません。
札幌美容形成外科では、手術後2時間程度はお休みいただき、出血がないことを確認してからお帰りいただいています。
それでも、ちょっとしたことで出血することがあります。
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手術後の痛みは、2~3日こそ少し痛いものの、
その後は痛み止めを内服する必要もないくらいになります。
局所は生理食塩水で洗浄し、軟膏をつけてナプキンを当てるだけです。
包茎手術も小陰唇縮小手術も、一生に一度手術を受けるだけです。
悩んでいる方は、勇気を出してご相談ください。