医療問題

医療事故を防ぐには④

 昨日の日記に書いた、
 最初はできなくて、
 よく叱られたのは…
 私のことです。
 私は慎重です。
 臆病(おくびょう)な人間です。
 だから無謀な運転はしません。
 素直?かどうかはわかりませんが、
 他人の言うことはよく聞きました
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 手術場の看護婦さんという、
 2008年7月19日の院長日記に書いてあります。
 私が医師になりたての頃は、
 医師免許を取得したのに、
 消毒一つ満足にできず、
 毎日、まいにち先輩から叱られていました。
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 当時の手術室ナースは、
 グリーンのキャップに、
 グリーンのマスクでした。
 目しか見えませんでしたが、
 とても精悍に見えました。
 あんなに手術器械があるのに、
 どうやって覚えるのだろう?
 と感心するほど、てきぱきしていました。
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 外科医は育てるのに時間がかかります。
 私は、あまり要領の良い方ではなかったので、
 手術が上達するまで時間がかかりました。
 よく、
 時間がかかるとか、
 遅いとか叱られました。
 研修医時代には、
 何人もの術場の看護婦さんに、
 いろいろ教えていただきました。
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 どんなに偏差値が高い有名大学医学部を…
 首席で卒業し…
 医師国家試験も…
 一発で合格した先生でも…
 卒業したての時は、
 ベテラン看護師さんより…
 仕事ができません。
 わからないことだらけです。
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 医師というプライドを捨てて、
 素直に看護師さんの言うことを聞くべきです。
 まみ子師長さんのように…
 長年、ベテラン理事長と仕事をした看護師さんは、
 新人皮膚科医より、
 的確に診断ができます。
 私が理事長だったら…
 大学から来た新人医師には、
 まみ子師長をつけます。
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 医療事故は、
 一人で防ぐものではなく、
 全員で防ぐべきです。
 できない先生は、
 できる看護師についてもらい、
 危ない!と思ったら…
 補助ブレーキを踏んでもらいます。
 看護師に、
 ブレーキを踏まれて、
 怒る医師は失格です。
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 できる看護師さんは…
 いきなり補助ブレーキを踏まずに…
 先生、この検査はよろしいですか?とか
 先生、こちらのお薬でよろしいですか?とか
 当院では、理事長はこのようになさっていますょとか
 優しく指導されるのでは…?
 …と思います。
 優秀な医師や
 優秀な看護師と働くことは、
 とても大切なことだと思います。

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