昔の記憶
何でも食べられる特技
お医者さんの特技シリーズです。
お医者さんは、
毎日、美味しいものばかり…
食べている?と…
私自身が…
医師になる前は思っていました。
美食家の先生もいらっしゃいますが、
大部分の先生は、
何でも食べると思います。
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当直の日は、
病院の食事(給食といいます)の、
検食(けんしょく)が、
医師に義務づけられています。
検食簿という書類があります。
そこに、
味は、
鮮度は、
などを○をつけて記入します。
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私は、
どこの病院へ行っても、
病院の食事を美味しいと思いました。
先生の中には、
病院食なんか食えねぇ~という人もいました。
私は…
限られた予算で、
よく献立を考えて、
食事を作ってくださると思っていました。
■ ■
大学病院の形成外科当直医には、
検食がありませんでした。
大学病院には、
科ごとに当直医がいたので、
おそらく内科の先生か
他の誰かがなさったのだと思います。
大学当直の時は、
私は出前でした。
■ ■
北大病院前の、
味の広龍(あじのこうりゅう)の、
中華飯と餃子(ぎょうざ)が、
私の定番でした。
今でも忘れられない味です。
医師になると…
いろいろな病院へ行きます。
どこでも眠られて…
何でも食べられる特技は…
医師としての必須条件…かも?です。