昔の記憶

何でも食べられる特技

 お医者さんの特技シリーズです。
 お医者さんは、
 毎日、美味しいものばかり…
 食べている?と…
 私自身が…
 医師になる前は思っていました。
 美食家の先生もいらっしゃいますが、
 大部分の先生は、
 何でも食べると思います。
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 当直の日は、
 病院の食事(給食といいます)の、
 検食(けんしょく)が、
 医師に義務づけられています。
 検食簿という書類があります。
 そこに、
 味は、
 鮮度は、
 などを○をつけて記入します。
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 私は、
 どこの病院へ行っても、
 病院の食事を美味しいと思いました。
 先生の中には、
 病院食なんか食えねぇ~という人もいました。
 私は…
 限られた予算で、
 よく献立を考えて、
 食事を作ってくださると思っていました。
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 大学病院の形成外科当直医には、
 検食がありませんでした。
 大学病院には、
 科ごとに当直医がいたので、
 おそらく内科の先生か
 他の誰かがなさったのだと思います。
 大学当直の時は、
 私は出前でした。
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 北大病院前の、
 味の広龍(あじのこうりゅう)の、
 中華飯と餃子(ぎょうざ)が、
 私の定番でした。
 今でも忘れられない味です。
 医師になると…
 いろいろな病院へ行きます。
 どこでも眠られて
 何でも食べられる特技は…
 医師としての必須条件…かも?です。

“何でも食べられる特技”へのコメント

  1. さくらんぼ より:

    検食がある なんて知りませんでした。天皇陛下に おだしする食事だけに検食があると思っていました。
    いろんな病院に入院させていただきましたが、モロヘイヤのお浸しがどっさりでるところ、鯉ヘルペスで 鯉が敬遠されていた時にでたという鯉の刺身、地震の被災地に送るはずだったが いらないと言われ、明後日で賞味期限が切れる水のペットボトルとかがでたのが印象的です。
    でも 普通食はどこも 丼飯なのはなぜなんでしょうか?若者ならまだしも寝てばかりいる患者には多過ぎたので私は小盛にしてもらってました。 どこでも寝られて何でも食べられないと医師は務まらないのですね。

  2. らずべりぃー より:

    何でも食べられる人(好き嫌いがなく)は、なかなかいないですし凄いことです。『健康』を維持出来る秘訣だと私は思います。奥さまの料理が美味しく、バランスを考えて下さっているからなのですね。 毎日同じものでも良いものと(ご飯やみそ汁、お茶)そうでないもの(お肉や魚、煮物など)は栄養バランスなのでしょうか。

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