医学講座
第58回日本形成外科学会【京都】⑤
京都の日本形成外科学会シリーズの最後です。
学会長の鈴木茂彦教授は、
京都大学形成外科で、
ペルナックという人工真皮を研究開発されました。
私たちの世代には、
京大の鈴木先生といえば、
ペルナックでした。
今は京都大学と言えばiPS細胞研究です。
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他の会場と重なっていたため、
iPS細胞研究の講演は聴けませんでした。
私がお聞きしたのは、
教育講演2
京都大学再生医科学研究所
生体組織工学研究部門
生体材料学分野 田畑泰彦教授の
再生医療の最前線と今後の方向性
-自然治癒力を高める医療-
です。
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第116回日本美容外科学会でもお聞きしました。
田畑泰彦教授のお話しは、
はっきり言ってすごいです。
何がすごいといって、
まさに機関銃のように、
すごいスピードで、
すごい内容をお話しになります。
圧倒されます。
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田畑先生のお話しから、
bFGFべーしっくえふじーえふが有望だと思いました。
今は問題になっている使い方もありますが、
しっかり研究をして、
正しい使い方をすれば、
これほど有望な薬はありません。
小児熱傷には、
今までの薬にはない効果があります。
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【金儲け主義】ではない、
【良心的な先生】が、
正しい、
安全な、
bFGFべーしっくえふじーえふの使い方を、
研究する会もできつつあるようです。
将来、
bFGFを使った若返り治療が
安全に
安心して受けられるといいなぁと
田畑先生の講演をお聞きして思いました。