医学講座
財界さっぽろ2016年9月号
本日発売の財界さっぽろ2016年9月号に、
大同生命ビル建替えと、
札幌美容形成外科の訴訟が取り上げられました。
財界さっぽろは、
北海道内ではもっとも読まれている財界誌です。
取り上げられて光栄です。
もっと多くの人に知っていただきたいです。
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特集
札幌『噂の再開発』
大同生命ビル隣接ビルとの一体開発を阻む訴訟問題
札幌大同生命ビルは2019年秋をメドに建て替えられる。所有する大同生命保険は隣接するビルとの再開発を計画。しかし、テナントの退去をめぐってトラブルが起きている。
札幌大同生命ビルは1975年に完成。建築家の故・黒川記章氏が設計したことでも知られる。中央区北3西3に位置し、札幌駅前通り沿いの交差点に面している。地下2階地上12階建て。地下歩行空間ともつながり、テナントとして飲食店やオフィス、ギャラリーなどが入っていた。 ビルを所有する大同生命保険(大阪府)は昨年7月、老朽化を理由に建て替え計画を発表。オフィスや商業施設の入る複合ビルを建て、2019年秋の完成を目指すとした。
同社は今年1月、大同生命ビルに隣接するコンタクトオフビルも買収。一体での再開発を狙い、両ビルに入居するテナントの退去を進めている。
大同生命ビルには現在、居酒屋が1店残っているだけ。「もうすでに退去することでお店と大同生命は話がついている」(ある不動産関係者)という。
しかし、コンタクトオフビルにはまだ、テナントが数軒残っている。そのうちのーつが老舗喫茶「雪印パーラー」だ。同店は1961年のビル竣工と同時に、この地で創業。
「雪印パーラーは、創業の地を離れたくないとの理由から大同生命に『新ビルが完成したらまた入りたい』との希望を伝えていると聞く」(前出関係者)
さらに入居する「札幌美容形成外科」との退去交渉がまとまらず、訴訟沙汰になっている。
本間賢一同病院院長は「今年1月に大同生命から『秋まで、遅くても年内には出ていってもらいたい』との申し出がありましたが、2017年3月5日まで賃貸借契約は残っていたので、あまりにも急な話でした。医療機関の移転には手間も費用もかかります。このビルは立地もよく、近場にはなかなか見合う移転先がありません。そのため、大同生命には仮店舗を用意することと新ビルに入ることを要求しました」と語っている。
しかし、その後、数回おこなわれた協議ではまとまらず、本間院長は「賃借権存在確認」の調停を申し立てたが、不調に終わった。
本間院長はこれまでの交渉の一部始終を同病院のホームページ上のブログに掲載。移転にかかわる補償金額や担当者のフルネームなども公表した。
さらにブログには「バブル期の悪徳不動産屋じゃあるまいし、生命保険会社としては最低です」「大同生命ほど最悪の会社はありません」などといった書き込みもおこなった。
一方、大同生命は4月に「建物を明け渡し請求」の裁判を起こした。本間院長の行為に対して「誹膀中傷している虚偽の内容を掲載 して一般に公開するなどした。著しく信用を失堕するもので、賃貸借契約を維持できるだけの信頼関係は破壊された」と主張した。
本間院長は「私としてはブログには事実を書き込んだだけ。当院を利用していただいている患者さまへの説明責任だとも思っています。大同生命側には今後も変わらず従来通りの要求をしていきたい」と話す。
これに対して大同生命は「現在も係争中であるため、コメントは差し控えさせていただきたい」としている。
裁判は長期化するともみられており、工期の遅れを懸念する声も出ている。(竹内)
(以上、財界さっぽろより引用)
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財界さっぽろが、
札幌市内の再開発を取り上げて、
特集記事を組んでくれました。
記事に掲載されているのは、
20ヶ所の再開発です。
HTBのいちおしでも放送していたように、
うまくいっていないところがあります。
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大同生命との裁判は、
第2回口頭弁論
事件番号 平成28年(ワ)第816号
建物明渡請求事件
原告 大同生命保険株式会社
被告 医療法人札幌美容形成外科
期日 平成28年7月25日(月)午後1時30分
場所 703号法廷(7階)まで進んでいます。
次回は平成28年9月13日(火)16:40から、
ラウンド法廷が行われます。
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相手方は大同生命保険株式会社と、
虎門中央法律事務所です。
虎門中央法律事務所所長は、
今井和男さんです。
大企業の顧問弁護士を数多く引き受けているようです。
Googleで【今井和男】を検索すると、
私の院長日記がヒットします。
私は今井和男さんの著書で、
テナントリスクという言葉をはじめて知りました。
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相手方は、
虎門中央法律事務所精鋭の、
板垣幾久雄弁護士
柴田征範弁護士のお二人です。
毎回くださる準備書面で、
私にたくさんのファイトをくださる弁護士さんです。
これからも私はがんばります。
後世に残る、
ブログ立退き訴訟の記録を正確に残します。