医学講座
個別の相談は相談フォームから
私の院長日記はたくさんの方に読んでいただいています。
ありがたいことです。
学会発表をしても、
聞いてくれる人はせいぜい20~30人、
多くても100~200人です。
学術論文を書いても、
読んでくれる人は多くて数百人です。
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私の院長日記は、
巨大なデーターベースになっています。
札幌美容形成外科HPにある、
【検索】機能を使うと、
HP内のたくさんの院長日記がヒットします。
Googleで検索してもヒットします。
私のPCのGoogleで、
【大同生命】を検索すると、
大同生命のリスクが、
上位にヒットします。
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他院で手術を受けて困っている方から、
院長日記のコメント欄に相談をいただくことがあります。
今日も困っていらっしゃる方から、
次のようなコメントをいただきました。
正直に申し上げて、
困っているのはわかりますが、
メールの文面だけで正確な回答はできません。
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今朝の相談です(2016年8月17日01:12)。
保険外で切らない眼瞼下垂というのを1週間前に他院で受けました。もともと二重でしたが瞼はあがるようになりましたが『びっくり目にならないように二重の幅はわざと狭くしました』と言われ目が細く人相が悪くなりました。
左目は腫れて内出血と糸が二箇所ポコんと膨らんでいるのが見えます。腫れがひくのは1ヵ月後というのですが、私の二重の幅とは違う二重になっているので自分の顔ではなく違和感とラインを決める時に私には見せてくれず、ドクターが決めたので鏡で確認させてもらえずでした。
本当に腫れがひいたら綺麗な二重に戻っているのでしょうか。仕事でホームページにも顔を出していますので18日から接客があり非常に不安感いっぱいです。裏側がら下がった筋肉を縛って調整してその糸で二重も形成するという手術だそうです。先生、1ヶ月後に腫れがひいて綺麗になるのでしょうか?
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
受けられた手術法はもともと真﨑信行先生(元共立美容外科、現在は真崎医院)が考案されたものです。古くから眼科で結膜側から眼瞼挙筋を調節して下垂を修正する手術がありました。その手術法を改良して腫れが少なく、同時に二重にもなるように改良されたのが真崎信行先生です。共立美容外科時代には脂肪吸引に使うKBシースという器具を開発された優秀な先生です。発明家でたくさんの手術法や器具を開発されています。この手術が成書に載って、いろいろな先生が【切らない眼瞼下垂症手術】として行っています。真崎先生が手術をなさった患者さんを日本美容外科学会で見ました。とてもよく治っていてTVに出るような方でも大丈夫だと思いました。ご心配でしたら真崎医院のHPから真﨑信行先生にご相談なさることをおすすめします。私へのご相談をご希望でしたら、当院HPの相談フォームから、匿名ではなく氏名・年齢・住所も入力して送信してください。実際に状態を見てみませんと『1ヶ月後に腫れがひいて綺麗になる』かどうかはわかりません。『仕事でホームページにも顔を出していて18日から接客』でしたら、手術をしてもらった先生に相談して元に戻してもらうのがよろしいかと(私は)思います。
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この返信を書くだけで、
一日分の院長日記を書く以上の時間がかかりました。
困って深夜(1:12)にコメントを書かれた様子がわかりました。
明日(2016年8月18日)は接客があるそうです。
少しでもよくなることをお祈りしています。
私が手術をしても腫れることはあります。
予想外の出血が出ることもあります。
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