わきが

保険適応の難しさ

 昨日の院長日記、
 レーザーによる中学生のわきが治療
 …にさくらんぼさんから、
 コメントをいただきました
 中学生のレザー治療ぜひ保険適用に先生の生きているうちにしてほしいです
 ありがとうございます。
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 残念ですが、
 想像以上に難しいのが保険適応にすることです。
 形成外科は、
 ず~っと長い間、
 保険適応で苦労してきました
 私が忘れられないのが、
 日本形成外科学会の重鎮だった、
 東京厚生年金病院形成外科の、
 中村純次先生です
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 若い形成外科の先生には信じられないと思いますが、
 昔は小耳症しょうじしょうで、
 耳介をつくることすら、
 保険では認められていませんでした。
 昭和50年の毎日新聞社会欄に
 「ボク、左耳がほしい。健保なぜきかないの?
 という記事が出ました。
 耳がない病気の子どもさんが、
 当時の田中厚生大臣に手紙を書きました。
 その翌日に、
 「左耳、手術できるよ」と、
 田中厚生大臣が健康保険の適応を認め、
 それが毎日新聞の記事になっています。

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 私たちが行っている、
 腋臭症手術皮弁法ができたのは、
 平成の時代になってからです。
 私が形成外科医になった時にはありませんでした。
 日本には、
 わきが
 えきしゅう
 におい

 …で困っている人がたくさんいます。
 参議院議員選挙では注目されないでしょうけど、
 わきが治療の保険適応を増やしてほしいです。

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