医学講座

重症熱傷と輸血

 今日は2019年7月25日(木)です。
 京都アニメの放火事件から一週間です。
 負傷者の方たちは、
 今も懸命な治療を受けています。
 重症熱傷の治療は、
 初期のハイポボレミックショック
 循環血液量減少性ショックの時期から、
 他の人の血漿けっしょうという成分を投与します。
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 壊死組織を除去する手術をする時には、
 大量の出血がある場合が多いです。
 手術時や、
 手術後に、
 輸血を行います。
 日赤から提供される血液を使います。
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 ネットで、
 京アニ支援の献血がツイッターで呼びかけられていると知りました。
 北海道で献血をしても、
 京都で役に立つことはないと思いますが、
 献血が広まることは、
 いいことだと思います。
 日本輸血・細胞治療学会HPに、
 わかりやすい解説があったので、
 図を引用させていただきます。
 一人でも多くの方が救命されることを願っています。

 京都アニメーション放火事件
 京都アニメ死者34人に
 重症熱傷の救命とスキンバンク
 熱傷専門医
 スキンバンク
 スキンバンクへの思い

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