医学講座
陥没乳首の女子高生へ2023
今日は2023年2月11日(土)です。
3年ぶりのさっぽろ雪まつりは今日でおしまいです。
たくさんの観光客がいらしています。
今朝もキャリーケースを持った人をたくさん見ました。
このままコロナが収束して、
たくさんの方にいらしていただきたいです。
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陥没乳首の女子高生へ、
2015年4月22日書いた院長日記です。
そこには、
最低3~6ヵ月はマッサージで治療して、
それでも治らない時に、
20歳を過ぎてから手術を選択します。
…と書きました。
今は高校生でも手術をしています。
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理由はいくつかありますが、
高校生で手術をしてもちゃんと治ること、
患者さんは中学生や高校生の頃から、
他の子と違うと思っていて、
修学旅行で他の子とお風呂に入るのが嫌だったり、
友人に見られるのをとても嫌がっています。
あとは高校生までの医療費補助ができたことです。
市町村によっては18歳まで補助が出るところがあります。
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陥没乳頭の手術は難しいです。
美容外科で高いお金を出して、
ローンまで組んだのに、
治らなかった人が受診されています。
授乳障害がある陥没乳頭は保険適応になります。
少子化対策にもなります。
私は女子高生にも陥没乳頭の手術をおすすめしています。
困っている人は受診なさってください。
手術前
手術後3ヵ月