医学講座

知床遊覧船事故から1年

 今日は2023年4月23日(日)です。
 札幌は寒いです。
 予想最高気温は10℃、
 最低気温は4℃です。
 今日で知床遊覧船事故から一年です。
 まだ6人が見つかっていません。
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 2023年4月23日、北海道新聞朝刊の記事です。
 知床事故1年 社長立件へ続く原因究明 20人死亡、今も6人不明
 【斜里】オホーツク管内斜里町の知床半島沖で昨年4月、乗客乗員26人の観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が沈没した事故で、第1管区海上保安本部(小樽)は、国土交通省運輸安全委員会が事故原因の最終報告をまとめた後、カズワン運航会社の桂田精一社長(59)を業務上過失致死容疑で立件する方針だ。23日で事故発生から1年となり、乗客乗員のうち20人が死亡し、今も6人が行方不明となっている。流氷が離岸したことから、1管本部と道警は22日、知床半島沿岸部で約4カ月ぶりに行方不明者の捜索を再開した。
 沿岸部での捜索は昨年12月以来で、24日まで3日間の日程で実施する。22日は、不明者につながる手がかりは見つからなかった。
 1管本部は、運航会社「知床遊覧船」(斜里町)の桂田社長が事故当日の昨年4月23日、強風・波浪注意報が出され、航行の危険が予測できたにもかかわらず、豊田徳幸船長=死亡、当時(54)=に出航中止を指示する義務を果たさなかったとみて調べている。
 国交省などによると、桂田社長は事故当時、運航を統括する「運航管理者」を務めていた。同社が同省に事前に提出していた安全管理規程では、1メートル以上の高波が予想される場合、運航管理者は船長に出航中止を指示すると定めていた。
 運輸安全委が昨年12月に公表した調査経過報告書では、現場付近の波の高さは約2メートルで、甲板にあるハッチ(昇降口)のふたが開き、高波を受けて船内への浸水が始まったと推定した。
 同委はさらに当時の海域の状況や浸水拡大の経緯などについて分析し、今夏以降に最終報告を公表する見通しだ。1管本部は当初、今春の立件を目指していたが、沈没経緯などを特定する最終報告も踏まえることにした。1管本部は、同委による事故原因の調査とは別に、船内の浸水状況に関する鑑定も行い、沈没原因の解明を進めている。
 また、斜里町と、地元漁協などでつくる実行委は23日、乗客家族を招いた追悼式を同町ウトロのホテルで開く。式には乗客家族約70人のほか、斉藤鉄夫国交相や海上保安庁の石井昌平長官も出席する。同日は、網走市内に保管されているカズワン船体への乗客家族の献花も予定されている。
 カズワンは昨年4月23日午前10時ごろ、斜里町ウトロ漁港を出航した。乗客が午後1時26分ごろまで親族と電話で話したのを最後にカズワンは連絡が途絶え、間もなくカシュニの滝付近で沈没したとみられる。

捜索が再開された22日、知床半島全体に分厚い雲がかかり、みぞれと強風が吹いた。1年近く前にカズワンが沈没したとみられる時間帯に、沈没現場に近いカシュニの滝(中央)付近では白波が岸壁に打ち付けていた=22日午後1時25分、斜里町(本社ヘリから、大島拓人撮影)
(以上、北海道新聞より引用)

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 残念な事故です。
 みんなが、安全を軽視し利益優先にした、
 桂田精一社長(59)のせいだと思っています。
 ベテランの船員を解雇して、
 経験の浅い船長を雇用しました。
 安全と信頼は何よりも大切です。
 美容医療にも同じことが言えます。
 美容外科でも死亡事故があります
 身を引き締めて毎日の診療にあたります。
 亡くなった方のご冥福をお祈りいたします。

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