医学講座
北海道医療大学病院_北広島移転を当面見送り
今日は2025年8月29日(金)です。
札幌は涼しくなりました。
最高気温25℃です。
さくらんぼさんの山形は最高気温30℃、
まだまだ暑い日が続いています。
関東では猛暑が続いています。
異常気象です。
■ ■
今日の北海道新聞の記事です。
北海道医療大学病院 北広島移転を当面見送り 資材高騰で費用増 キャンパスのみ移転
北海道医療大(石狩管内当別町)が、2028年4月に予定していた北広島市のプロ野球北海道日本ハムの本拠地「北海道ボールパークFビレッジ」(BP)へのキャンパスと大学病院の全面移転について、大学病院の移転を当面見送る方針を固めたことが28日、同大関係者への取材で分かった。資材高騰などで移転費用が当初予想より大きく膨らむ見通しのため。キャンパスのみ移し、今秋にも着工する。
近く正式決定する。当初計画では当別キャンパス、札幌あいの里キャンパス(札幌市北区)、大学病院(同)を集約してBP内に移転する予定だったが、同大関係者によると、移転に向けた総事業費420億円を数十億円程度上回る見通しとなった。このため、計画を見直す必要が生じた。
現在24床の大学病院の移転は現キャンパスの売却などで資金調達のめどが付いた段階で実施するという。移転時期は未定で、それまで病院を存続させるが、18科ある診療科の縮小も検討する。
28年4月開校のBP内の新キャンパスは事務室などを備えた4階建て公共棟、学生の教室や実習室が入る12階建て大学棟、運動施設となるアリーナ棟の3棟。大学病院の移転予定地は当面、空き地などになる見込み。
同大はキャンパスと大学病院の移転に向けた総事業費420億円のうち、350億円を借り入れる。予定地は、BP近くに建設されるJR新駅から約200~300メートル離れた北広島高の北側。敷地面積は1万7700平方メートル。(矢野 旦)
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建設コスト膨張で方針転換 北海道医療大学病院、移転見送り
<解説>北海道医療大(石狩管内当別町)が、2028年4月に北広島市の「北海道ボールパークFビレッジ」(BP)へ大学病院を移転するのを当面見送るのは、費用が想定以上に膨らんだことが大きい。またBPへの移転時、大学病院はスポーツ医療に特化する予定だったが、体制構築に向けた作業が難航していることも背景にあるとみられる。
当初計画では当別キャンパス、札幌あいの里キャンパス(札幌市北区)、大学病院(同)の移転に伴う総事業費は、借り入れ350億円を含む420億円。しかし、資材価格の高騰などで事業費が数十億円オーバーすることが判明した。
費用捻出のために学費の値上げなどを行うのは現実的ではなく、総事業費の範囲で移転を進めるにはキャンパスの移転に限定するのが最適と判断。大学病院は、現キャンパスの売却費など、資金のめどがついた段階で移すもようだ。
さらに同大は大学病院をBP内に設置するにあたり、スポーツ医療に強い大学病院像を描いていた。スポーツ選手のケアなど専門医の獲得が不可欠だが、現時点でめどは立っていない。調整は長期化する可能性もあり、大学病院の移転時期は見通せない。(矢野 旦)


(以上、北海道新聞より引用)
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私は賢明な判断だと思います。
今の北海道医療大学病院(札幌市北区)は24床です。
24床の大学病院を黒字にするのは大変です。
前の資料では1日平均の外来患者数が440人、
病床稼働率が36%で赤字と書いてありました。
大学と大学病院が離れているのは大変ですが、
経営難になるともっと大変です。
病院経営は大学経営以上に大変です。
医学講座
病院は社会にとって、なくてはならないもの
今日は2025年8月28日(木)です。
札幌は昨日よりは涼しいです。
さくらんぼさんの山形は最高気温30℃です。
連日の猛暑で屋外作業は大変です。
お身体に気をつけてください。
昨日の院長日記小児科医・産婦人科医不足が危険水準に、
えりーさんからコメントをいただきました。
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国立病院も消防や警察などと同じく社会にとって、なくてはならないものだと思うので、
物価高、人手不足、職員の給料等、国にしっかり考えてもらって、
病院がなくならないようにしてほしいと思いました。
おっしゃる通りです。
コロナ禍で病院経営が大変になった時、
コロナ患者さんを引き受けてくれる病院には、
莫大な補助金が出ました。
患者数が激減しても黒字になりました。
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それがコロナが5類になって一変しました。
潤沢だった補助金が一気にゼロになりました。
そこに物価高、人手不足、最低賃金上昇です。
石狩市が皮膚科を開業してくれる先生に、
2500万円の補助金を提示しています。
2500万円では開業できないと(私は)思います。
■ ■
建築費高騰でテナントで入居するにしても、
内装費だけでも2500万円以上かかると思います。
それにオンライン資格確認の回線や機器など、
よほど資金力がなければ開業できません。
2025年は国が経営する国立の医療センターで看護師さんがストしています。
しかも賃上ではなく、
いい医療を提供するための増員を求めています。
■ ■
こんな状態を冷めた眼で見ている、
若い先生が直美ちょくびになってしまいます。
国によく考えてもらわないと、
日本の医療が崩壊します。
あちこちの病院で給料が払えなくなって、
倒産してからでは遅すぎます。
何とかしてほしいです。
医学講座
関東近郊の小児科医・産婦人科医不足が危険水準
今日は2025年8月27日(水)です。
8月下旬なのに暑いです。
札幌の最高気温は30℃、
さくらんぼさんの山形も30℃です。
昨夜は雷が聞こえました。
今朝は晴れてていましたが雨になりました。
早く涼しくなってほしいです。
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昨日のYahoo!ニュースです。
“自治体病院9割赤字”で“関東近郊”の「小児科医・産婦人科医」不足が危険水準に 「このままでは病院がなくなるのでは」という声も
先ごろ、全国自治体病院協議会(全自病)は自治体が運営する公立病院の2024年度決算を調査し、結果を公表した。調査で明らかになったのはその衝撃的な経営状況だ。調査に対して回答のあった自治体病院は8割を超えたが、そのうち86%が経常赤字、95%が医業赤字を出したというのだ。全自病などの関連団体は総務省・厚労省に緊急要望書を提出するなど焦りをにじませるが、自治体病院の赤字は我々の生活にどのような影響を与えるのか。社会学者で流通科学大学准教授の新雅史氏に聞いた。
今、ここまで自治体病院の赤字が明るみに出ている背景の一つには、新型コロナが終息したことがあります。コロナ禍では自治体病院が積極的に病床を提供し、その分病床確保費などの形で多額の補助金を政府から受けていました。そのためコロナ禍が明けた今、補助金で黒字になっていた自治体病院の多くが再び赤字に転落し、注目を浴びているのです。
ただし、自治体病院の86%が経常赤字、95%が医業赤字という数字の裏には、新型コロナ禍における補助金が無くなったこと以外に人件費などの問題などが隠れています。
2024年の人事院勧告によると国家公務員の給与を平均で4.4%引き上げる方針が示されており、自治体職員である公立病院職員もこれに準じた給与引き上げが求められます。一方で、2024年の診療報酬改定で増額されたのは2.5%程度。病院は人件費支出が上がったからといって勝手に医療費収入を引き上げるわけにはいきません。人事院から求められる人件費の引き上げを行うには必然的に自治体病院の財布から持ち出しをするしかなくなり、負担が増加しているのです。
さらに電気代や水道代といった光熱費に加えて、医療資材の高騰も続いており、支出増が収入増に追いつかない状況です。
このままでは病院がなくなるのでは……
このように、人件費をはじめとした支出増や補助金の終了などによる収入減によって自治体病院は過去最悪の赤字率を叩き出しています。ただ、自治体病院の赤字体質そのものは何も今に始まったものではありません。2019年度(コロナ前)でも約63%の公立病院が経常赤字でした。多くの公立病院が慢性的に赤字経営を続けてきたことからも、構造的な問題といわざるを得ません。今回の86%という数字は、この長年の赤字体質にコロナ補助金の終了と物価高騰が重なった結果といえます。
「自治体病院」と聞くと多くの人は地方にある病院のことを想像するかと思いますが、実際には地方部にも大都市にもあります。赤字幅にしても地方ばかりが厳しいかと思いきや、2024年の都立病院の医業赤字は680億円に上っています。
地域にかかわらず赤字が常態化している背景にあるのは、自治体病院が不採算な分野を受け入れていることです。例えば、感染症指定医療機関、災害拠点病院、救命救急センターなどの多くは自治体病院が担っています。ただ、全国自治体病院機構の調査によると、これらの病院の経常損失による赤字割合は、感染症指定医療機関は94%、災害拠点病院は94%、救命救急センターは93%と極めて高い割合です。
このような専門的な病院では設備費用などの支出もかさみますが患者さんはいつでもいるわけではない。民間病院であれば不採算分野を持ち続けていれば倒産してしまうため維持は難しい。不採算だけどいざというときに無いと困る、という分野を自治体病院が担っていることが赤字体質の原因の1つといえます。
首都圏郊外のある自治体病院の関係者によれば、今年度の決算見込みでも赤字は数億円規模に達する見通しで、職員のあいだでは「このままでは病院がなくなるのでは」と不安の声が上がっているそうです。
統廃合のあおりを受けるのは地方よりも都市部?
自治体病院を減らすという議論になると地方の地域医療が崩壊するという視点で見られがちです。しかし、地方以上に自治体病院の統廃合のあおりを受けるのは大都市やその近郊だと考えています。
例えば、小児科や産婦人科です。小児科は成人医療に比べてケアする項目が多く、産科は分娩などに際して対応が長時間にわたることもあり、医師の負担が大きい割に収入が低い採算性の悪い分野と言われます。それゆえに小児科専門病院や周産期母子医療センターなどは民間病院ではなく自治体病院が担うケースが多い。
ここで各都道府県における小児科や産婦人科医の数を見てみましょう。厚労省発表「医師・歯科医師・薬剤師統計の概況(2022)」によると、15歳未満10万人当たりの小児科専門医の数は、鳥取県が148.5人と最も多く、千葉県が66.1人と最も少ない。また、15歳〜49歳女性10万人当たりの産婦人科専門医の数は、徳島県が66.7人と最も多く、埼玉県が32.4人と最も少ない。データから、千葉県や埼玉県などの大都市近郊における小児科医や産婦人科医の少なさが分かります。これらの地域は高度成長期以降、急速にベッドタウン化が進み、若い世代が流入しましたが、大学の医学部をはじめ、医療インフラの整備が人口増に追いつかなかったのです。
つまり、小児科や産婦人科などの不採算になりがちな分野を支えている自治体病院が赤字拡大によって無くなれば、そもそもこうした部門を担う医師の少ない大都市近郊こそ今後危機的な状況に陥りかねないということです。
これは新型コロナや災害などの突発的な事例にも当てはまります。先ほど述べた通り、感染症指定医療機関や災害拠点病院は、その多くを自治体病院が担っていますが、東京都などの大都市ほど自治体病院率が低く、民間病院率が高い。例えば、2021年時点で、各都道府県内の全病床数における公立病院の病床数の割合は、山形県などでは40%を超える一方、東京都では8.3%になっています。
今後、災害やパンデミックで大量の病床が必要になった際、感染症医療や災害医療の中心となる自治体病院が縮小して困るのは地方よりも東京都などの大都市だといえます。
自治体病院の赤字問題はどうしても医療関係者たちの中での議論になりがちです。しかし、赤字化した自治体病院が潰れないように支えるのは紛れもなく公金です。本質的に自治体病院の経営状況や赤字問題は、医療関係者のみならず医療費を捻出する国民全員が議論に参加して合意形成をしていくべきことなのではないでしょうか。
デイリー新潮編集部
(以上、Yahoo!ニュース、デイリー新潮より引用)
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北海道の民間病院が8月25日のお給料日に、
職員給与を2ヵ月連続で払えなかったことがニュースになっています。
大変なことです。
デイリー新潮に書いてあるように、
2024年の診療報酬改定で増額されたのは2.5%程度、
これでは物価上昇や人件費増に追いつけません。
国立病院も大変です。
小児科や産婦人科が無くなると困ります。
無くなる前に何とかしていただきたいです。
医学講座
住民不安_クマ出没多発の北海道
今日は2025年8月26日(火)です。
今朝は風が強く自転車通勤は大変でした。
夜には雨の予報です。
さくらんぼさんの山形は、
今日も最高気温34℃です。
猛暑が続いてお身体が心配です。
果樹園も心配です。
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全国でクマが出没しています。
昨日のMSNニュースです。
【住民不安】クマ出没多発の北海道・江差町と初山別村 ハンター発砲も… 電気柵や生徒送迎で警戒強化
北海道の江差町や初山別村で相次ぐクマの出没。警戒が続く中、自治体が対応に追われています。
(撮影者)
「子グマだね。いやいや~ちょっと」。
8月23日、初山別村の墓地に現れた1頭のクマ。寺の中にあるお墓のまわりを歩く姿が撮影されていました。
(真秀寺住職 菊井真証さん)
「クマも生き物であるのは間違いないのですが、やはり住宅地の近くに出るということは住んでいる者としてはかなり不安の材料になる。住んでいる者としては早く捕まってほしい」。
同じ個体とみられるクマは今月20日、寺のすぐそばにある初山別中学校の中庭にも出没していました。
8月23日、寺にクマが出没したおよそ2時間後、同じ個体とみられるクマはまたしても中学校の中庭に姿を現しました。出動したハンターが中庭にいたクマに1発発砲。弾は尻付近に当たりましたが、クマはそのまま山の方向に立ち去ったということです。
相次ぐクマの出没。25日午後1時、村は中学校を囲むようにおよそ800メートルにわたって電気柵を設置。周辺にはカメラも3つ設置しました。
(初山別村 経済課農林畜産係・籾山幸久係長)
「確実に人里に近づいてきているという認識でおります。人身被害の防止や近隣住民の方もいるので被害が出ないような形での対策をと思っている」。
この地区では20日から23日にかけてクマの目撃情報が4件寄せられていて、すべて同じ個体とみられています。道は来月23日までこの地区に「ヒグマ注意報」を出し、夜間や薄暗い時間帯の不要不急の外出を控えるよう注意を呼びかけています。
(前田愛奈記者)
「クマ出没の影響で保護者が入り口の前まで送迎を行っています」。
8月25日に始業式が行われた江差町の江差高校。相次ぐクマの出没を受け、保護者の付き添いやスクールバスで校舎の入り口前まで生徒を送迎する措置をとりました。
(江差高校 藤本純一教頭)
「どこに出るかわからない状況なので生徒の安全を考えると、登校時それから下校時中心に不安は結構あります」。
警戒が続く中、25日もクマの目撃情報が。江差町橋本町では午前2時半ごろ、住人の女性が窓から家の外にいるクマを目撃。同じ場所にはクマの糞もありました。
クマが目撃されたのは江差町橋本町の住宅街。付近には飲食店やスーパーがある町の中心部です。市街地でのクマの出没に近隣住民からは不安の声が。
(町民)
「毎日出ているから散歩できないしどうしようかなと」。
「人が怪我する前に駆除してもらいたいですね」。
江差町ではクマによる食害が相次いでいることから、ハンターによる巡回の強化や箱わなの設置を進めています。

(以上、MSNニュース、HTB北海道ニュースより引用)
■ ■
初山別村しょさんべつむらと読みます。
道北の村です。
江差町えさしちょうは道南の町です。
北海道中でクマが出ています。
札幌にもいます。
1990年3月に当時の横路孝弘知事が春グマ駆除を廃止したのが原因です。
私は北海道として責任を持ってクマの頭数を減らすべきだと思います。
北海道開拓の時代に熊と闘った先人の苦労を思い出すべきです。
人がクマに殺されてからでは遅すぎます。
医学講座
ハンターの身分と安全の保証を
今日は2025年8月25日(月)です。
全国的に猛暑が続いています。
今朝のTVで昨日の東京が映っていました。
熱中症で倒れている人がいました。
37℃は大変な暑さです。
さくらんぼさんの果樹園も大変です。
果物にも影響がでているようです。
■ ■
猛暑で餌がなくなっているので、
北海道ではクマが畑のスイカを食べたり、
トウモロコシを食べたりしています。
悲惨な事故が起きています。
うちの奥さんは知床はこわいと言います。
昔はこんなにクマはいませんでした。
私は頭数管理を徹底すべきだと思います。
■ ■
まずハンターの身分と安全を保証すべきです。
ボランティア精神だけでは無理です。
もし駆除で事故が起きたら、
行政が責任を持つべきです。
ハンターが駆除でケガをしたら、
労災保険の適応にすべきです。
それくらいのことをしないと、
クマの頭数は減らせません。
北海道知事が国と協力して実行してほしいです。
医学講座
離婚率が全国最低の富山県…
今日は2025年8月24日(日)です。
今日も暑いです。
さくらんぼさんの山形は最高気温34℃、
東京は最高気温37℃、
札幌も最高気温29℃です。
この暑さを何とかしてほしいです。
異常気象はもうたくさんです。
■ ■
今日のYahoo!ニュースです。
離婚率が全国最低の富山県、理由は…よいことばかりではなかった
厚生労働省が発表した2024年の人口動態統計(概数)によると、富山県の人口1000人あたりの離婚件数「離婚率」は1.13で3年連続全国最低だった。一見すると離婚が少ないのはよいことにも感じるが、その理由は――。専門家に取材すると、若者の転出超過や女性の就労環境に関係する事情も見えてきた。(川尻岳宏)
3年連続最低
同統計によると、2024年の全国の離婚率は1.55。最高は沖縄県(2.24)で福岡県と大阪府(いずれも1.79)、北海道(1.76)なども高かった。
北陸3県では石川県(1.26)が全国5番目、福井県(1.27)が6番目に低かった。これらの県は低い地域の常連だが、富山は特に低く、過去5年で全国最低が3回。2020、2021年も2番目の低さだった。
「円満な夫婦が多い」とも推測できるが、ニッセイ基礎研究所人口動態シニアリサーチャーの天野馨南子(かなこ)さんは「高齢化が進んでいる地域で離婚率が低いのは当然」と指摘する。厚労省統計の離婚率は、人口あたりの離婚件数の割合を示している。若い夫婦よりも離婚に至る可能性が少ない高齢夫婦が多ければ、離婚率も下がるというわけだ。
30年でほぼ半減
天野さんが提唱するのは婚姻数を分母にして離婚数の割合を示す「離婚化指数」だ。夫婦がどれだけ減っているかを可視化しやすい。2024年の離婚、婚姻数で計算すると、富山の指数は全国2番目の低さ(0.33)となる。
天野さんは富山が離婚率だけでなく、指数も低い理由を「結婚も離婚も減っているからだ」と説明する。
天野さんによると、同指数が低い地域には①婚姻が多く、離婚が少ない②婚姻も離婚も少ない――の2パターンがあり、①は首都圏や愛知といった都市部、②には北陸3県が該当する。 実際、富山県内の婚姻数は減少し、約30年で半数近い3324件(2024年)になり、減少幅は全国平均より大きい。離婚数も全国より速いペースで減り1096件(同)だった。
若い女性が県外へ
婚姻や離婚の減り方が大きいのはなぜだろうか。富山では就職期の女性の県外転出が男性より多い。2024年の総務省の住民基本台帳人口移動報告によると、富山県の20~24歳女性の転出超過は806人で、同年代男性の1.97倍だ。
天野さんは「職場や家庭での母の姿をみた若い世代が『富山に残りたい』と思わないのでは」と指摘。「世間体を気にして離婚に踏み切れない女性を見た若い世代が県外に出ている可能性もある。『離婚したくてもできない』人が多いだけではないか」と推測した。
女性の雇用環境整わず
「肌感覚では、夫婦関係が悪くなっても離婚しない人の割合は増えている」と語るのは、県家庭問題相談センター(富山市)の斉藤好一理事。センターでは夫婦関係や離婚後の子どもとの面会、相続などの相談を受けている。昨年度の相談件数は計183件で夫婦関係に関するものは56件(30.6%)に上った。
センターには「別れたいが、経済的な理由でできない」という相談が女性から多い。出産を機に正社員を辞め、専業主婦や非正規雇用となった場合、DV(家庭内暴力)や不倫があっても、経済的に自立できるめどが立たないという。
斉藤理事は出産.育児後も正規雇用を続け、柔軟な働き方を選択できる雇用環境が整っていない可能性を指摘する。「女性への就労制約や障壁が残る社会が変わらなければ、『離婚率が低いから幸せ』とは言えないのではないか」と語った。

※厚生労働省の2024年の人口動態統計(概数)より作成(読売新聞)
(以上、Yahoo!ニュース、読売新聞より引用)
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山形県は離婚率が1.18と低いです。
全国3番目の低さです。
離婚化指数も高くないようです。
沖縄と北海道は離婚率が高いです。
本間家にも離婚の危機がありました。
富山県の若い女性が県外に、、、
…はちょっと残念です。
医学講座
門脇繁先生の本_シカバン札幌〈映画〉生活史
今日は2025年8月23日(土)です。
8月下旬なのに蒸し暑いです。
札幌の最高気温30℃、
さくらんぼさんの山形は最高気温35℃です。
山形では熱中症で亡くなった方がいらしたそうです。
ご冥福をお祈りいたします。
お身体に気をつけてください。
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私が尊敬する口腔外科医の門脇繁先生が本を出版されました。
二期会歯科クリニックの、
門脇繁先生です。
専門は口腔外科こうくうげかです。
特に顎関節症がご専門です。
信頼できるいい先生です。
私の母親が心臓の手術前に歯を治していただきました。
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2025年8月10日の北海道新聞に記事が載っています。
<ほっかいどうの本>「シカバン 札幌<映画>生活史 1975ー2024」
銀幕見つめた 圧巻の半生紀
世に映画ファンは多い。ただ、年に100回以上、少ないときでも50回前後は映画館に通い、テレビでも年に数十日は映画を視聴する生活を、50年間続けてきたとなれば一般的なファンのレベルを超える。愛すべき「映画バカ」とでもいえばいいだろうか。本書はそんな映画漬けの毎日を途切れることなく送っている札幌在住の歯科医師による驚きの半生記だ。
本書は2編で構成される。前半の第1幕は「【歯科版】映画生活」。勤務するクリニックのホームページに著者が執筆してきた映画エッセー18編をまとめたもの。後半の第2幕は「【私家版】ベスト映画 ワースト映画」である。書名に「シカバン」とあるのは、この構成内容から理解してもらえるだろう。
その中でやはり注目したいのは後半の「ベスト映画 ワースト映画」の内容だ。著者が映画に目覚めたのは中学生時代。3年生になった1975年以降、1年間に見た封切り映画のベスト10(77年からはベスト20)を選定しノートに記録するようになったという。82年からは期待外れのワースト部門も加えている。本書に収録しているのはその間の膨大な選定データである。
著者が記録してきたデータをもう少し補足すると、ベスト・ワーストに選定した映画には、それぞれ邦題、原題、監督、配給会社、作品を見た映画館が記されている。さらにベスト・ワーストとは別に、その年の監督賞、主演男優賞・女優賞、助演同賞、劇音楽賞、歌曲賞、特別賞、テレビ放映映画ベストなども選ぶという念の入りようでこだわりが分かる。ただ、選定対象の基本は洋画。邦画はほぼ除かれているのを残念に思う映画好きはいるかもしれない。
とはいえ、その年がどんな1年だったかが分かる文章とともに、一挙に収録された50年間に及ぶ膨大なデータは圧巻。懐かしさやその映画を見た時代などの思い出とともに、心動く読者も少なくないのではないか。(中舘寛隆・編集者)
(以上、北海道新聞電子版2025年8月10日より引用)

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映画音痴の私は、
映画のことよりも門脇先生ご自身の生活史を読ませていただきました。
北大口腔外科学第二講座に入局され、
きびしい修行を積まれました。
二期会歯科クリニックで理事長を歴任されました。
門脇先生に患者さんをご紹介すると、
いつも丁寧なお手紙をくださいます。
1975ー2024は私自身の歴史とも重なっています。
機会があればぜひ読んでいただきたい本です。
医学講座
塩谷信幸先生の悪徳美容外科医から身を守る方法2025
今日は2025年8月22日(金)です。
さくらんぼさんの山形は今日も最高気温33℃です。
猛暑が続いています。
鹿児島に大雨を降らせた、
台風12号は温帯低気圧になりました。
異常気象には困ったことです。
台風の被害は今も昔も変わりません。
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昨日の院長日記、71歳_黄金期に、
さくらんぼさんからコメントをいただきました。
ニュースでも美容外科の落とし穴とかの番組ばかりです
悪徳美容外科も今も昔も変わりません。
先日ご逝去された塩谷信幸先生の悪徳美容外科医から身を守る方法が参考になります。
広告の方法が変わったのと、
チェーン店上がりの美容外科医が増えているのが2025年の特徴です。
■ ■
2013年8月26日の院長日記です。
『悪徳美容外科医から身を守る方法 』
僕がアメリカ留学を終え、
形成外科医として日本に戻ってきたとき、
直面したのは跳梁跋扈する悪徳美容外科医の群れだった。
その頃まともな形成外科医は十指にも満たず、必死に形成外科の確立に努力している彼らの足を引っ張っているのが、いわゆる“美容整形医”のでたらめな手術とその被害者の存在であった。
この図式は今もまだあまり変わりはない。
ちょうどその頃、豊胸術による死亡が話題となった。ある福島の女性が、日比谷の某クリニックで豊胸のためにパラフィンの注入を受け、それが静脈に間違って入り、肺に飛んで呼吸困難で死亡したのである。
今問題になっている下肢の静脈血栓が肺を詰まらせる、エコノミー症候群と同じ現象である。
その頃注入物質としてシリコンが使われ始め、すでにそのトラブルが問題視されていたとき、それよりはるかに劣悪なパラフィンを人体に注入すること自体犯罪行為であった。
その後、鼻の美容整形と称して、大切な鼻の軟骨を皆抜かれ、救いようのないつぶれた鼻に泣く女性。
下眼瞼の皺をとりすぎて生じたアカンベー。更には誇大宣伝で有名な某クリニックでは、脂肪吸引と称して腹部の 内臓に穴を開けて、患者を死なせてしまう。
まさに魑魅魍魎の世界である。
何故このようなことが許されるのか。
まず、法律的には医師免許さえあれば、誰でも今日からでも何科を開業してもかまわない。たとえば僕が明日から産婦人科を名乗っても一向に構わない、ただ、僕にその勇気がないのと、どうせ患者も来ないことも確かである。
今の保険で締め付けられた日本の医療の中で、美容外科は唯一保険の効かない、自由診療の分野である。つまり、安い報酬と過酷な労働を強いられる保険制度に嫌気がさした医師にとって、言い方は悪いが唯一“うまみのある分野”である。そしてみな、メスを手にしたことのない医師まで、美容外科にシフトして行く。
反面、医師の広告規制は厳しく、つい最近まで、自分が専門医であることすら広告できなかった。これは美容外科に関しては今も変わらない。
更に美容外科の世界では、お忍びで手術を受けるがるため、患者の“口コミ”が期待できない。
したがって唯一の判断基準として、“テレビの露出度”が高いほどいい医者と、一般の人は信じ込む。
もちろん正しい啓蒙番組なら大歓迎だが、マスコミのスタンスは、イヤー美容はイカガワシイのでちょっとまだ、としり込みするくせに、その同じ局でワイドショウ的に、またお笑い番組で美容外科を面白おかしく取り上げ、そのイカガワシサをあおっている。
では安心して手術をまかせられる美容外科医の選択基準は?
①形成外科の専門医であること(これは必要最低条件と考えて欲しい)
②その上で美容外科のトレーニングを積んでいること
③誇大宣伝に走らないこと。テレビのモニター手術など言語道断である。美容外科も立派な医療の一つ。お笑いの対象にすべきものではない。
④悩みをよく聞いて、説明を十分にし、手術を受けるかどうかの決定は患者にゆだね、決して手術を売り込まない。
⑤そしてもちろん腕が確かなこと。
だが、この条件を満たす医師は数が少ないんですな。
今は金と宣伝で“悪貨が良貨を駆逐せん”としている。
じゃどうすればいいの?
具体的に良貨の名前を提示する以外にないですかな、考えて見ましょう。

(以上、塩谷先生のアンチエイジングブログ!より引用)
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昔は女性週刊誌の広告でした。
今はインスタやLINEで流れてくるそうです。
信じてはいけない女性の先生もいます。
脱毛でお金を取られたお気の毒な方もいらっしゃいます。
私は手術の相談に行く前に、
先生の経歴をよく調べてみるのがいいと思います。
大手美容外科の在職経験だけでは信用できません。
医学講座
71歳_黄金期
今日は2025年8月21日(木)です。
札幌は最高気温27℃、
過ごしやすくなりました。
さくらんぼさんの山形は、
最高気温32℃、
まだまだ猛暑です。
お身体に気をつけてください。
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昨日の院長日記、お悔みの日記2025に、
えりーさんからコメントをいただきました。
71歳は長年の人生経験から得た知恵を他者と分かち合うための黄金期に入る時期
とてもありがたいお言葉をいただきました。
私のような者でも、
他の人のお役に立てるようにがんばります。
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美容外科業界を見ると、
直美の先生が増えて、
埋没マシーンとか、
糸リフトマシーンの先生が増えているようです。
残念なことに、
これが今の日本です。
厚生労働省は医療費削減に追われて、
美容外科をよくしようという政策はないように見えます。
■ ■
私はSNSで集客して、
若い先生たちと競争するつもりはありません。
そんなことをしても疲れるだけで、
寿命が縮まります。
私にしかできないことを、
細々と続けるつもりです。
病気にならないように気をつけてがんばります。
ご声援ありがとうございます。
医学講座
お悔みの日記2025
今日は2025年8月20日(水)です。
昨日の【訃報】青柳俊先生に、
さくらんぼさんからコメントをいただきました。
お悔みの日記が増えましたね。
私は気づいていませんでした。
確かに増えました。
自分ももうすぐ71歳です。
あと何年生きられるのかなぁ~?と考えることがあります。
■ ■
2025年8月19日【訃報】青柳俊先生_82歳。
2025年7月25日 塩谷信幸先生ご逝去_94歳。
2025年6月24日 秋野豊明先生ご逝去_89歳。
2025年6月4日 長嶋茂雄さんご逝去_89歳。
2025年1月29日 森永卓郎先生ご逝去_67歳。
ほんとうに増えていました。
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自分より若い方がお亡くなりなったり、
自分と同年代の方がお亡くなりになるのがつらいです。
誰にでも寿命があります。
私は患者さんが亡くなるのがつらいので、
なるべく人の死に直面しない形成外科を選びました。
整形外科も亡くなる患者さんが少ないです。
残り少ない私の人生を悔いのないように生きます。
あと3週間で71歳になります。