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リファイン12月号

 今月号のリファインに当院の紹介がマンガで掲載されています。二重手術についてのマンガです。HPではビデオがご覧になれますがマンガで紹介していただき手術までの一連の流れがよく理解できます。
 二重埋没法の手術はどこでも同じだと思われるかも知れませんが、クリニックや先生によって大きく異なります。美容外科の教科書にも埋没法だけで5通り以上の方法が記載されています。
 当院の特徴は腫れが少なく、二重の出来上がりを手術中に確認できる点です。他院にはまねができない繊細な手術だからできるのです。
 毎日アイプチで苦労していたひとみさん(仮名)がステキな二重になるまでの過程を正確に書かれたマンガでやさしく解説してあります。私の手の動きや形がまるで本物のように書かれています。ぜひご覧になってください。早い者勝ちです!
 リファインは札幌市内ローソン全店、一部のサンクスとセイコーマート、エネオススタンド、モスバーガー、サッポロドラッグストア、ドコモショップ、TSUTAYA、郵便局などに設置してあります。

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医学講座

わきが手術の経過

 昨日わきが手術は30分では治らないと書きました。今日もわきが手術をなさった方がたくさん再診でいらしてくださいました。当院では全例同じように手術をしておりますが、その方の範囲や体質により経過が異なります。3ヵ月もしないうちにすっかり快くなる方もいらっしゃれば6ヵ月でようやく自然なやわらかさに近づく方もいらっしゃいます。皆さんワキの臭いがなくなり汗も出なくなって快適ですとおっしゃっていただいています。制服がある方は『制服を自宅に持ち帰って洗わなくてもよくなり助かります』と言われます。
 わきが手術で経過に差が出るのは手術操作よりも手術を受けられる方に原因があります。一般にやせ型で腋毛の範囲が狭く汗の出る範囲が少ない方は削る範囲が少ないため経過が良い傾向にあります。腋毛が生えている範囲が幅5㎝未満の方はキズが治りやすくキレイです。逆に腋毛が幅8㎝以上長さ12㎝以上の方はよほど安静にしていないと硬くなったり色がついたりしやすい傾向にあります 。
 わきが手術のページに書いてある通りわきが手術ではワキの皮膚を薄く削ります。そのため皮膚を栄養する血管が切れてしまいます。植物でいうと木の枝を切ってしまった状態です。そのままですと木が枯れてしまうようにワキの皮膚も枯れて壊死になってしまいます。木は水につけたり挿し木をして養生すると根が生えて生き返ります。ワキの皮膚も安静にしてぴったりくっつけていると下から血管が生えてきて(血管新生と言います)皮膚が生き返ります。
 皮膚が上手く生き返るとキレイに治りますが、治りが悪いと色がついたり硬くなったりします。これを治すために通院治療やマッサージが必要になります。硬くなったり色がついた方でもしっかり軟膏治療をするとキレイになりますので御安心下さい。キズの治りを悪くするタバコは止めて下さい。

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マスコミの責任

 今朝の朝日新聞朝刊のトップ記事に『近未来通信900人から200億円 虚偽説明で投資勧誘』が掲載されていました。IP電話事業の「中継局オーナー」を募集する際、うその説明をして一般投資家から資金を集めていたという内容です。
 オーナーを増やすため同社は新聞、雑誌、テレビに広告を出し、投資家には「投資1年後には毎月100万円近い配当がある」「2、3年で元はとれる」と説明。配当金のモデルケースとして投資家に配った資料でもあり得ない収支予測を立てていた。と書いてありました。
 おかしいと思うのはつい数ヵ月前の朝日新聞にこの近未来通信の広告が何度も大きく出ていたことです。『不適切な広告を掲載してご迷惑をおかけいたしました』と一言お詫びがあってもよさそうなものです。
 新聞に広告を出すにはお金もかかりますが、新聞社独自の審査があり例えば『札幌美容形成外科で「わきが手術」は健康保険でできます』という広告はいくらお金を出しても掲載できません。それなのにどの新聞の一面にも書籍広告の形で『わきが多汗症 超音波法 30分で悩みを解消 紀伊国屋書店ベストセラー』という広告が必ず出ています。
 わきが手術のページにも書いてありますが、30分ではわきがは絶対に治りません。ネットを検索するとそのクリニックに行って100万円を請求されたとか、そのクリニックに行って手術を受けたのにキズだけが残って症状が改善していないという患者様が札幌でも来院されます。
 一般市民は朝日新聞や北海道新聞の一面に広告が出ているとそれだけで100%信じてしまいます。マスコミは広告にも責任があります。朝日新聞記者の方がもしこの日記を読んでいたらぜひ一度わきが手術について調査してください。

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市立札幌病院

 私は昭和29年9月8日に市立札幌病院で生まれました。洞爺丸台風が北海道を襲った時です。医師になって10年目の平成元年4月から平成6年12月末まで自分が生まれた市立札幌病院に勤務しました。 今から17年前で34歳でした。市立札幌病院に形成外科はなく皮膚科の外来で週に2回形成外来をさせていただきました。皮膚科で手術を必要とする方と救急部に搬送される外傷患者様の治療にあたっていました。
 市立札幌病院で私はさまざまな経験を積み、今でも私の貴重な財産になっています。各診療科とも優秀な先生が集まった総合病院で患者数も多い病院です。いろいろな合併症を持った患者様がいらっしゃり内科、整形外科、耳鼻科、精神神経科などたくさんの科の先生と一緒に治療しました。
形成外科や美容外科だけしか経験がなければ、糖尿病や膠原病など内科的疾患を持った患者様の手術は安全にできません。今でも市立札幌病院時代にお世話になった先生とは交流があり治療上の相談をお願いしています。
 医師は自分の専門外のことで、どれだけ相談できる優秀な先生がいるかで本人の力量も変わります。市立札幌病院に勤務したことで私の医師としての実力は大きく飛躍しました。
 今晩、市立札幌病院医師のOB会であるグリム会がありました(初代院長の米国人グリム博士の名前を記念した会だそうです)。私が尊敬するたくさんの先生に久し振りにお会いできて楽しい時間でした。

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生きがい

医師になって良かったと思う時は患者様から『先生ありがとうございました』と言われる時です。美容外科医はお金持ちで金儲けが生きがいだと思われれいる方がいらっしゃるかもしれませんね。残念なことですが確かに『こいつはどう見ても金儲けしか眼中にないな!』という先生もいらっしゃいます。
 私も小さいながら経営者ですからクリニックが赤字ではスタッフの給料も払えませんし、家賃も薬代も払えません。あまりお給料が安いとよいスタッフも集まりません。利益はもちろん出るようにして患者様に喜んでいただける医療を提供するのが私の方針です。健康保険でわきが手術をすると確かに利益は少なく経営も大変ですが、喜んでいただける患者様がいらっしゃる限り続けたいと考えています。安くてもけっして手抜きはありません。当院のわきが手術は札幌で一番安くて一番仕上がりがキレイで一番臭いも無い手術です。

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電動ハイブリッド自転車

  私の愛車は自転車です。子供の頃から自転車が好きでした。今年4月に初めて電動自転車を買いました。サンヨーの電動自転車です。他のメーカーと違うところは坂道を下る時にハイブリッド車のように自分で充電できる点です。ネットで調べて検討しました。近くの古くからお世話になっている自転車屋さんやホームセンターでは取り扱っていなかったため楽天で購入しました。愛知県のサイクルメアリーさんです。札幌から金曜日に入金すると日曜日は届いて驚きました。今年はこの電動自転車で快適に通勤していました。
 ところが先日夜に本屋さんから帰ろうとするとライトが点きません。仕方なく押して帰り調べてみると電球が切れていました。電球は普通の懐中電灯と同じサイズで24V5Wと書いてありました。フーン24Vかと大して気にもせずホームセンターか電気店にあるだろうと考えていました。
 翌日、ヨドバシカメラに電話で問い合わせました。売り場の女性は親切に調べてくれましたが『2.4Vではなく24Vですか?申し訳ございませんが当店ではお取り扱いしておりません』というご返事でした。
 確かに自動車用でも12Vで24Vと言えば大型車かな?と思い、家内にホームセンタ-と自動車用品店に聞いてもらいました。残念なことに2店とも在庫がなく、サンヨーに問い合わせたところ電気店から注文して下さいと返答でした。
 3ヶ所の電気店に電話で問い合わせたところやはり在庫がなく注文するにも型番がわからないと発注できないとの回答でした。夜になってしまったので帰宅後に今度は私がオートバックスに行ってみました。親切な店員さんが調べてくれて小糸製作所かスタンレーならあるだろうと注文を受けてくれました。今日、オートバックスから電話があり自動車用電球ではないので直接サンヨーに問い合わせてくださいと教えてくださいました。
 改めて説明書を読んでも電球の交換は純正品をご使用下さい。24V5Wしか書いてありません。サンヨーの東京サービスセンターから札幌の番号を教えてもらい問い合わせましたが、すぐにはわかりませんでした。20分後位に電話があり、その電球は大阪のサンヨーにしか在庫がない特殊な電球であることがわかりました。札幌のサンヨーさんは親切な女性で注文の仕方も教えてくれました。部品No.が619-205-8362でした。これでヨドバシカメラに注文ができました。
 サンヨーさんにお願いです。日本中どこにも売っていない電球でしたら説明書に『この電球はお取り寄せになります。お近くの電気店か販売店からご注文下さい』と記載してください!オートバックスの店員さんにはご迷惑をおかけいたしました。申し訳ございません。
 当院でも手術後の処置についてなるべくわかりやすく図を書いて印刷した紙をお渡ししています。もしご不明の点がありましたら必ずお問い合わせ下さい。

自転車 2006年9月8日

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いじめ

 私は中学校一年生の時にいじめにあいました。父親が炭鉱病院の薬剤師をしていた関係で北海道の美唄から夕張に転校しました。英語の時間にRとLの発音がうまくできなかったため英語の先生が『君は言語障害なのか?』と言ったあとでついたあだ名が『言語障害』でした。先生に悪気があったとは思いませんが教師たる者は言動に注意しなくてはいけません。
 その後についたあだ名は『イカリヤ長介』でした。私の下くちびるが少し出ていて、当時はやっていたドリフターズの長さんことイカリヤ長介さんの下くちびると同じだというのが理由です。
 私が通っていたのは夕張市のさらに奥にある大夕張の鹿島中学校でした。今は廃校になりもうすぐダムの底に沈む予定です。私の家から中学校まではかなりの距離があり途中につり橋がありました。転校して生まれてはじめてつり橋を渡りました。つり橋というのはワイヤーで吊ってあるので歩くとユラユラと揺れるのです。途中で足がすくんで歩けなくなりました。そうすると悪ガキの生徒がますますつり橋を揺らすのです。死ぬかと思いました。
 言語障害、長介、つり橋と私はすっかり学校がイヤになりました。警察に行ってみようかとも思いました。文部科学大臣に手紙を出した学生さんの気持ちがわかります。昔からいじめはあったのです。私の場合は幸いにも味方になってくれた級友がいました。いじめられた時に助けてくれました。その彼はいま銀行の支店長になっています。昔はどこのクラスにも一人くらい正義の味方『お助けマン』がいたものです。今はそんな正義の味方がいなくなったのでしょうか?

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医学講座

ドナーカード

 私はドナーカードを持っています。もし私が脳死になったり心臓が停止して死亡した後は私の組織すべてを提供しますという署名を1998年4月2日にして家内と長女の署名もしてあります。実は医師になって病院に勤務した頃は自分の組織を提供することには抵抗がありました。
 1989年4月から市立札幌病院に勤務し毎日救命救急センターへ行って外傷や熱傷の患者さんを救急の先生と一緒に治療していました。私はそこではじめて脳死の患者さんを診察しました。いままで漠然としか脳死を知りませんでしたが救命救急の現場で脳死とはどのような状態であるかを知りました。
 市立札幌病院には救命救急センターのほかに腎センターと腎移植科がありました。腎移植科の平野先生は献身的に腎移植に取り組んでいらっしゃいました。市立札幌病院ではたくさんの患者さんが人工透析を受け腎移植を希望する方もたくさん待っていらっしゃいました。ある日、腎バンクの登録希望者を募集していたので、私はすぐに腎バンクに登録しました。その後、臓器移植法が整備され臓器提供意思表示カードを医師会でもらったので腎臓提供カードから、腎臓以外の組織もすべて提供できる臓器提供意思表示カードに切り替えたのが1998年でした。私は自分の死後にもし自分の臓器が役に立つなら喜んで提供します。
 最近、病気の腎臓を移植した先生のことが問題になっています。家内は『取らなくてもよい腎臓をとって移植したんじゃないの!』と怒っています。私はもし自分の腎臓が病気でそれを摘出して他人の役に立つなら喜んで提供します。腎臓は部分的に切除するより全摘出のほうがリスクが少ない場合もあると思いますし、一部で報道されているように医師が自分の功名心のために腎臓移植をするとは到底考えられないからです。毎日、透析を受けて腎移植ができるのを待っている人を見れば誰でも助けてあげたいと思います。今の日本に必要なのは、もう少し臓器移植を円滑に進めることができるシステムです。お金持ちだけが中国へ行って死刑囚の腎臓を移植してもらう方がよほど問題だと思います。

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医学講座

私の健康法

 医師という職業は仕事が不規則で自分の健康管理が難しいのが特徴です。医者の不養生とはよく言ったものです。以前にも書きましたが大学を卒業して医師国家試験に合格しようやく医師免許証を手にしても何もできません。先輩から手取り足取りいろいろなことを教わって一人前になるのです。臨床研修医制度ができてまだマシになりましたが研修医の間は安月給で朝から晩まで病院で働くのが当たり前でした。
 大学病院に勤務していた時に健康診断で中性脂肪とコレステロールが正常値をはるかに超えていました。内科の友人に相談したところ運動をすれば良いと教えてくれましたが朝7:00に出勤し夜10:00に帰宅する生活ではスポーツクラブへ行く時間などありません。大学病院の中で運動する方法などなかなかありません。困っていたところ整形外科の石井教授が階段で医局まで歩いて上がられるのを目にしました。私の医局は最上階の13階でしたので階段で上がることは考えてもみなかったのですが挑戦しました。最初は5階、その後8階、10階と少しずつ休まずに上がれるようになりました。48歳で退職する頃には13階までスタスタと上がれるようになり検査値も正常になりました。札幌美容形成外科が入っているビルは6階までしかないのですが朝は屋上まで階段で上がっています。通勤でもなるべくエスカレーターは使わずに歩いています。

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ホームページの製作

 今日から日記ページがリニューアルしました。このHPは私が毎日更新していますが、テンプレートなどは専門家にお願いしています。私は23年前にPCを始めました。当時NECのPC8001mkⅡという機種を函館で購入しパソコン教室に通って習いました。タイプライターすら打てなかったのですが独学でブラインドタッチができるまでになりました。医師にPCは不要では?と思う方がいらっしゃるかも知れませんが現在は電子カルテが導入されキーボードを操作できないと薬の処方も手術の指示も出せない時代なのです。また医師には学会発表や論文作成という仕事がありこれにもPCは必須です。
 大学の教員をしていた時には講義資料の作成から試験問題作成まで全てPCのお世話になりました。HPは開業後に必要に迫られて始めました。最初はどこにお願いして良いかもわからず皆さんが美容外科を選ぶ時のようにネットで検索しました。私がたどり着いたのが現在お願いしているオフィスクロスロードの須崎克之様です。『札幌 ホームページ製作』と入力して検索しました。須崎様のHPを拝見し、実際にお会いしてお願いしてから2年が経過しました。おかげ様で毎日数百人の方がアクセスしていただく立派なHPに成長できました。須崎さんのすごいところは依頼すると翌朝には返事がいただけ簡単な修正なら完成してしまうところです。深夜から朝にかけてお仕事をなさっていらっしゃるようです。
 当院も開院して丸2年が過ぎました。須崎様はじめいろいろな方に助けていただき成長してまいりました。これからも何卒よろしくお願い申し上げます。

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