医学講座

第2回口頭弁論記録(札幌地裁)

 事件番号 平成28年(ワ)第816号
 建物明渡請求事件
 原告 大同生命保険株式会社
 被告 医療法人札幌美容形成外科
 期日 平成28年7月25日(月)午後1時30分
 場所 703号法廷(7階)

 第2回口頭弁論の記録です。
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 昨日はいい天気でした。
 タクシーで札幌地裁に着いて写真を撮りました。
 私が写真を撮っていると、
 警備員が出てきて、
 写真を撮ってはダメだと叫んでいます。
 ここは敷地外の道路です。
 道路から撮るのも禁止ですか?

 道路から撮るのはいいですが、
 敷地内はダメです。
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 道路から裁判所を撮るのは、
 TVや新聞でもよく出ています。
 裁判所の警備員は委託業者のようです。
 警備員は私が敷地内で撮ると思ったのだそうです。
 手荷物検査を受けてから、
 私は7階の法廷まで階段で上がります。
 7階までなら楽々上がれます。
 白衣で法廷に入るのはOKです。
 裁判所に確認してから行きました。
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 第1回口頭弁論では
 大同生命側の弁護士さんが、
 新千歳空港からのJRが人身事故で遅れ、
 途中駅からタクシーで札幌に向われました。
 10分程度遅れていらっしゃいました。

 昨日は私たちより早く、
 法廷に入っていらっしゃいました。
 虎門中央法律事務所の、
 板垣幾久雄弁護士
 柴田征範弁護士のお二人です。
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 板垣幾久雄弁護士が主に話され、
 お隣の柴田征範弁護士に時々確認されています。
 書類のやり取りの後で、
 高橋智先生から、
 訴訟の最も重要な争点について確認がありました。
 最も重要な争点ホームページ上の記載であると、
 虎門中央法律事務所の、
 板垣幾久雄弁護士
 柴田征範弁護士のお二人で確認され、
 民事第5部4係
 根本宜之裁判官
も確認されました。
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 私が院長日記で記載したことが、
 この訴訟の最も重要な争点となりました。
 まさに日本初のブログ裁判です。
 私が2016年6月20日HTB北海道テレビの番組、
 イチオシ!で発言したように、
 ブログで書いたことが店子として不適格なのか?
 どの表現がどの程度不適格なのか、
 裁判所に判断していただきます。
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 これからの社会で指標になる裁判になります。
 私は信念を持ってこの院長日記を書いています。
 マスコミにも注目してもらっています
 裁判所がブログをしっかり審査してくださいます。
 私にとってもありがたいことです。
 裁判官にも医療事故のこと
 美容外科業界のこともついでに読んでいただきたいです
 私が望む裁判となりました。
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 次回は平成28年9月13日(火)16:40から、
 ラウンド法廷が行われることになりました。
 相手方は2人の弁護士がいるので、
 それぞれにたくさんの予定があるようです。
 分厚い手帳を見ながら、
 その日は仙台です
 海外出張ですとなかなか決まりませんでした。
 次回は法廷の関係で私だけが3階の法廷に入ることになると、
 高橋智先生に教えていただきました。
20160726
20160726-2

“第2回口頭弁論記録(札幌地裁)”へのコメント

  1. さくらんぼ より:

    え〜 一番の争点が ブログ ですか(◎o◎) あの大同生命さんが ブログで 怒るんですか! なんて 心の狭い〜あ こんな事書くと 怒りますか? 裁判所内は撮影禁止でしたが、山形地裁は 身体検査、持ち物検査はなかったです。ただどんなに短い裁判でも 外にでて裏口辺りで 今日の内容など弁護士さんが詳しく話して下さいました。 荻野先生の時は山形大学の組合の方と 整形外科の橋本先生がいつもいらしてました。 先生 ブログ裁判なら多くの方が見ています。みんな先生の味方です。頑張って下さい。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。そうなんです。一番の争点は院長日記なのです。こちらとしては患者さんへの説明義務があります。半年後に無くなるクリニックで手術なんて受けられません。移転先もないと困ります。高橋智先生も毎回説明をしてくださいます。ブログで書いたことが店子として不適格なのか?どの表現がなぜ不適格なのかを審理するのは大変だと思います。ご声援に感謝いたします。

  2. なっちゅん より:

    ブログに書かれた事が最も重要な争点になってるとは
    思いませんでした。
    だからブログ裁判なのですね。
    今日ようやくわかりました。
    そしてそれが日本初なのですね。

    おかしいです。
    事実を書いてるだけなのに。

    先生がおっしゃるように
    裁判官にブログの隅々を読んで頂きたいですね。
    美容外科で泣き寝入りしてる方に嬉しい事です。

    先生、満面の笑みですね。
    その笑顔に救われました。
    先生は窮地に強いとご自分でおっしゃってましたものね。

    警備員さんの慌てぶりに笑ってしまいました。
    職務を全うしようとしたのでしょうが
    勘違いでしたね。

    次回はスタッフさんが傍聴できなく残念ですね。
    スタッフさんもご心配でしょうに。

    引き続き裁判頑張ってくださいね。
    エールを送らせて頂きます。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。ご声援に感謝いたします。7月の札幌はいい天気です。相手方は私の院長日記が気に入らないようです。Googleで検索すると上位にヒットします。根性はありますのでがんばります。

  3. rei より:

    私は先生のブログに救われました。
    被害妄想のブログを書いているわけではないのに、ブログが争点なんて……。
    本当に裁判は心身共に疲れるということを友人に聞いています。
    何もできなくて歯痒い思いですし、応援していますとしか言えないことが残念ですが、先生が心からホッとできる日が一日でも早く来ますように願っています。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。裁判は疲れますね。裁判所に行った時に法廷の予定を見ると世の中にはこんなに裁判があるのか?と思うほどいろいろな事件があります。私のはブログ裁判です。裁判所の判断が後世の役に立ちます。私は争点がブログであることをむしろ喜んでいます。

  4. まる より:

    店子として不適格…
    大家として非常識の間違いでは⁈

    争点がガサイ、大同生命は法律遵守しないのか?
    保険金不払いも平気でやるんじゃない?と思わせる行動ですね。

    こんなアホみたいなこと言って税金(裁判所)使わせるなよ〜と呆れっぱなしです。
    地上げで立ち退き要求してるヤクザみたいだ〜と思っちゃう。
    地上げ屋が大同生命で、使われてる反社会的組織が弁護士たち。
    大きく建て替えたら収益上がりますからね〜、大同生命さん‼︎

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。NHKのあさが来た主人公の広岡浅子が大同生命の創立者です。NHKが作ってくれたのは、いいイメージの保険会社なのに残念なことです。

    NHKのHPから引用

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