院長の休日

お父さんの仕事

 おくりびとを見ました。
 映画館に行く時間がなかったので、
 3月18日発売のDVDを予約しておきました。
 仕事を終えてから21:50頃に…
 閉店まぎわのヨドバシカメラへ行きました。
 夜10:00までというのは助かります。
 売り場のお兄さんにお聞きすると、
 一日で100本以上が即日完売だったそうです。
 予約しておいてよかったです。
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 帰って夕食を食べてから、
 家内と二人で、
 DVDを見ました。
 とてもよい映画でした。
 さすが第81回アカデミー賞です。
 いろいろなことを考えました。
 何回分かの日記のネタができました。
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 広末涼子さんが演じる、
 奥さんの美香さんが、
 妊娠を告げる場面がありました。
 その中で、
 (お父さんの仕事が納棺師だと…)
 子どもが将来、いじめに遭う
 と言っていたのが、
 私にはピンときませんでした。
 私が育ったのが炭鉱街だったためでしょうか?
 お父さんの仕事でいじめは記憶にありません。
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 家内は関西の出身です。
 お父さんの仕事
 住んでいる地域
 出身地
 などで、
 今でも差別があるそうです。
 私は、
 僕はあんたが納棺師の娘でも
 葬儀屋さんの娘でも
 そんなの気にしないで結婚したと思うょ
 と話しました。
 (家内の父は国鉄の保線区に勤務していました)
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 医師も納棺師も、
 人間の体を扱う仕事です。
 生きている間に‘治療’をするのが医師で、
 死後の旅立ちのために、
 身体をきれいに清めて、
 ご遺族のこころを慰めてくれるのが納棺師です。
 本木雅弘さんが演じる、
 小林大悟さんが、
 死後二週間経過した老女の遺体の
 臭いに嘔吐している場面がありました。
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 少しオーバーに感じましたが、
 最初に腐乱死体を見るとショックだと思います。
 納棺師よりも、
 もっと悲惨で凄惨(せいさん)な屍体を見るのは、
 法医学の先生です。
 腐乱した屍体を解剖し、
 内蔵を処理すると、
 さらにすごい臭いがします。
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 生きている人間でも、
 病気によっては…
 耐えられない臭いになることがあります。
 私は納棺師のほうが、
 よほどきれいな仕事だと思います。
 医師や看護師は、
 汚いものを扱う仕事です。
 他人のうんこでも
 おしっこでも
 嫌な顔をせずに扱えなければできない仕事です。
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 笹野高史さんが演じる、
 平田正吉さん
 (「鶴の湯」の常連客。火葬場職員)
 の仕事ぶりにも感動しました。
 燃やすのは得意ですから
 という言葉に重みがありました。
 私も亡くなった後は、
 このような方に点火のスイッチを
 押して欲しいと思いました。
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 お医者さん
 弁護士さん
 社長さん
 なんとなく響きのよい職業です。
 お医者さんの子ども
 さぞかし、
 裕福で幸せだと思うのは間違いです。
 当直や急患で家にいないことが多いのが
 お医者さんの実態です。
 お医者さんの奥さんは、
 孤独に強い方でなければつとまりません。

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