医学講座
埋没法と幸せな人生
埋没法は
東洋人の二重まぶたの手術法として、
確立された手術法です。
日本、
米国(アジア系米国人)、
韓国、
中国、
台湾、
ハワイ(日系人など)、
世界中で施術されています。
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日本が誇る
『世界の技術』
といっても過言ではありません。
埋没法で、
大部分の方は、
『生まれつきの二重』と
同じ構造ができます。
過去の論文を読んでも、
『取れる率』は、
数%~20%程度です。
日本でも海外でも同じです。
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『埋没法は取れる…?』
と思われがちですが、
『取れる』のは、
多くても10~20%です。
8割以上の方は、
埋没法で『幸せな人生』を送れます。
『取れた』と言われる方の中には、
加齢による『たるみ』のこともあります。
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つまり、
手術適応をしっかり選べば、
アイプチと‘さよなら’をして、
お風呂に入っても、
洗顔をしても、
シャンプーをしても、
プールに入っても、
『取れない』二重まぶたができます。
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ところが…
もともと埋没法に向かない目の人も、
『切るのは怖いから…』
『安いし…』
『簡単だから…』
『保障つきで何度もできるから…』
と手術を受けることがあります。
また、
9,800円の広告で、
安くて簡単に二重ができる
と宣伝しているチェーン店もあります。
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もともと眼瞼下垂(がんけんかすい)で、
子どもの頃から、
おでこにしわがある方が、
埋没法の手術を受けても、
ある日突然、
二重のラインが消えることがあります。
埋没法に向かない目だからです。
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18歳で埋没法の手術を受けて、
大学へ進学、
大学を卒業して就職しました。
会社では仕事も順調。
プライベートでも、
素敵な彼が見つかり、
めでたく結婚式の日取りも決まりました。
結婚式の2週間前に、
突然、片目だけ一重に!
どうしましょう?!?!
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彼には内緒。
もちろん、仕事も休めません。
埋没法を受けたクリニックは…
美容外科から撤退。
眼科の
レーシック専門クリニックになっていました。
実際にこんなことになっては大変です。
休みがあるのは、
就職や進学前の、
今の時期だけです。
心配な方は、
信頼できる先生にご相談なさってください。