院長の休日
Sammy通信vol.8
お世話になっている、
弁護士の高橋智(さとる)先生から
Sammy通信vol.8をいただきました。
温泉でのんびりしながら、
読ませていただきました。
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先生は札幌南高校をご卒業。
札幌では一番の名門校です。
今回のSammy通信では、
その札幌南高時代ことが書かれていました。
同世代の一人として、
とても共感するところがありました。
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堅忍不抜~札南の青春~
というタイトルです。
こちらからPDFファイルでご覧になれますが、
かなり重いので、
PCからご覧になってください。
札幌南高で生徒会長になった時のことが
心に残りました。
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内容の一部を抜粋します。
一生懸命準備して学校祭に臨んだが、悲しいことがあった。
後夜祭の時、火文字に点火しようとしたが、点火しなかった。
「今年の執行部は何をやっているんだ」と野次られた。
その時は
どんなに一生懸命やっても報われないことがあるのだと
つくづく思った。
会長の任期が終了した2学期末テストでは
成績順位も、入学時30番位だったのに
400番台(450人中)となり、
生徒会長に立候補したことをひどく後悔した。
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南高を卒業してすでに30年が経った。
皮肉にも弁護士になってみて、
一番役に立っていることは南高で勉強したことではなく、
生徒会活動の進め方、準備の仕方、議論の進め方などで
苦労した経験だった。
そして何より生徒会活動で味わった挫折感は
人間としての修養として欠かせないものだったといえよう。
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同世代のおじさんの一人として、
高橋先生とまったく同じ思いです。
高橋先生は、
生徒会長を終えられた後で勉強され、
北大法学部へ現役合格されました。
私は一浪して札幌医大へ入学しました。
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浪人した時の挫折感。
さまざまことで、つまづいた時の挫折感。
この挫折感を味わい、
そこでどう対処したのか…?
という経験が役に立っています。
手術でも同じです。
うまくいかなかった手術や
手術中にトラブルになった経験が
医療の現場で役に立ちます。
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3月は悲喜交々(ひきこもごも)
いろいろな出来事がある季節です。
第一志望に合格だけが、
最高の人生ではありません。
そこから、自分がどのように成長できるか?
で、その人の人生がはじまります。
私は自分に与えられた職務を果たし、
少しでも人生の門出を応援したいと考えています。