医学講座

子どもさんの手術時期

 昨日の院長日記、
 耳前瘻孔(じぜんろうこう)に、
 まみ子師長さんからご質問をいただきました。
 耳前瘻孔の手術は何才くらいで手術するのが良いのでしょうか?
 皮膚科に相談に来られる患者さんもおり、
 形成外科に紹介状を書きますが
 何才くらいがベストなのか?
 と疑問に思っていました。
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 ベテラン師長さんでも迷いますし、
 ベテラン医師でも迷うことがあります。
 子どもさんの手術時期は難しいです。
 はっきりしているのは、
 生後3ヵ月頃の唇裂手術
 生後1歳6ヵ月頃の口蓋裂手術
 10歳過ぎの小耳症手術くらいでしょうか?
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 耳前瘻孔のように…
 小さな穴があるだけで…
 炎症を起こしていない状態でしたら…
 一生手術をしない人もいらっしゃいます。
 化膿して…
 赤く腫れると困るだけです。
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 麻酔技術の発達により、
 小児でも安全に麻酔がかけられるようになりました。
 昔は…
 大きくなって局所麻酔で手術ができるようになってから…
 …というのがありましたが、
 今は小さなうちに全身麻酔もありです。
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 昨日のコメントには…
 【医療費無料】を書きました。
 小学校に上がると…
 塾やお稽古事もあります。
 なかなか学校を休むこともできません。
 幼稚園も休みたくないです。
 どうせ手術をしなくてはいけないなら…
 小さいうちにするのも一つの方法です。
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 小児の手術は全身麻酔でします。
 原則として入院手術になります。
 日数は手術内容によって違います。
 米国では…
 医療費が高額なので…
 日本で入院手術でするものも…
 日帰りが多いと聞きます。
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 一つ言えることは…
 どうせ手術をしなくてはならないなら…
 医療費がかからなくて
 安全確実に手術ができる時期がいいと思います
 副耳の手術などは…
 1歳未満でも私はしていました。
 お母さんが育児休業中だと…
 たとえ小さな手術でも受けやすいというのも理由です。
 逆に…
 緊急性がないのに…
 嫌がる子どもを押さえつけての手術はしませんでした。

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