医学講座

重症熱傷の救命とスキンバンク

 京都アニメーション放火事件
 京都アニメ死者34人に
 …の続きです。
 熱傷治療が大変なのは、
 皮膚という大切な組織が、
 焼けて壊死になってしまうことです。
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 ガソリンの爆発で建物が無残な状態になったように、
 炎で焼けた人間の皮膚は壊死になってしまいます。
 Ⅲ度熱傷さんどねっしょうといいます。
 焼けた皮膚は機能しないばかりか、
 そのままにしておくと細菌が繁殖してしまいます。
 熱傷から敗血症になります。
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 急性期を乗り越えた患者さんを救命するためには、
 焼けた皮膚を除去して、
 新しい皮膚を移植する手術が必要です。
 培養皮膚という技術が進歩しましたが、
 まだまだ人間の皮膚にはかないません。
 亡くなった方の皮膚を保存して使う、
 スキンバンクというシステムがあります。
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 京都で負傷した患者さんを救命するためには、
 スキンバンクも、
 培養皮膚も必要です。
 多くの医師や看護師の、
 懸命な治療が続いています。
 日本スキンバンクネットワーク
 …という一般社団法人があります。
 重症熱傷の救命にはなくてはならない組織です。
 京都アニメの負傷者が救命されることを祈っています。

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