医療問題
レーシック詐欺
平成20年8月7日号の週刊新潮に、
[特集]
告発された
「レーシック手術」
最大手クリニックの
「詐欺的商法」
が掲載されています。
■ ■
大手美容外科チェーン店と同じ名前の
レーシック専門の眼科クリニックです。
そこを退職した元職員の、
内部告発による記事です。
①スーパーレーシック9.8万円
②スーパーイントラレーシック12.5万円
③○○エディション17.8万円
という3つのコースがあります。
■ ■
②の12.5万円コースと
③の17.8万円コースは実は同じ内容。
同じ施術を、名前を変えて巧妙によく見せ、
高く売っているというのです。
一般の方は、
『そんなバカな!』
と思われるかもしれません。
ところが、
業界の内部事情を知る人には、
あぁ、やっぱりね。
と妙に納得できるのです。
■ ■
食肉偽装や‘吉兆’の偽装で、
食に対する信頼は大きく崩れました。
医療業界にも、
残念なことに偽装はあります。
詳しくは、
週刊新潮の記事を読んでいただけるとわかります。
最近、安売りに疲弊した美容外科チェーン店が、
眼科のレーシックに進出しています。
美容外科大手の神奈川クリニックは、
札幌店を閉店しました。
■ ■
美容外科チェーン店が、
眼科をはじめようとしても
眼科専門医がいません。
医師向けの就職情報誌では、
高給で眼科専門医を募集しています。
年俸5,000万円以上を提示しています。
レーシックチェーン店に就職した、
心ある眼科専門医は、
詐欺的商法に嫌気が差して、
内部告発をして辞めます。
看護師も同じです。
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私は医療人の一人として、
マスコミが、
この問題を大きく取り上げて欲しいと思います。
医療は安売りの床屋や美容室とは違います。
目というのは大切な大切な器官です。
もし、レーシックで失明でもしたら大変です。
髪の毛は、
虎刈りなっても、また生えますが、
視力を失うと取り返しがつきません。
レーシック手術は慎重に受けてください。