昔の記憶
私はできの悪い子でした
今日、2015年3月7日は、
北海道大学前期日程の合格発表です。
私は頭が悪くて、
北大(医)は無理でした。
なんとか合格圏内だった、
札幌医大に一浪で入学しました。
昭和49年(1974年)です。
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一浪して合格した年ですら、
合格できるかどうか?
最後まで不安でした。
私は自己採点をしませんでした。
今のように解答は公表されませんでしたし、
記入ミスがあれば不合格です。
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一浪して合格した時、
一番喜んでくれたのは両親だったと記憶しています。
私は育てにくい子だったそうです。
赤ちゃんの時にはおっぱいを飲まず、
しかもでべそでした。
ようやく幼稚園に行ったら、
ペルテスという骨の病気になりました。
保険が効かない装具(コルセット)が、
高価だったと聞かされ、
子どもでしたが心に残っています。
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小学校に入学すると、
担任の先生と合わず、
学校から帰されました。
親がびっくりして、
小学校に行った記憶もあります。
勉強もできませんでした。
絵も苦手でした。
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私が学校好きになって、
成績が伸びたのは先生のおかげです。
小学校2年生の担任だった、
加藤先生。
この先生のおかげで、
私の成績が伸びました。
字が上手な先生でした。
よく家庭訪問に来てくれました。
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今こうやって医師になれたのは、
たくさんの先生に教えていただいたからです。
予備校で生物を教えてくださった、
矢野雋輔先生。
国語を得意科目にしてくださった、
NHKの小田島哲哉先生。
今でも毎日放送を聴いている、
NHKビジネス英語の杉田敏先生。
できが悪い子でも、
医師免許が取得できたのは、
たくさんの先生のおかげです。