二重・眼瞼下垂
修正手術2015
2015年3月もあと2日です。
水曜日から4月です。
私の院長日記がヒットして、
相談メールを受けることがあります。
できるだけ丁寧に返信しているつもりです。
困るのが、
形成外科で眼瞼下垂症手術を受けたけれど…
結果が良くない
…というような内容です。
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最低限、
どこの病院で
いつ、
何という先生に、
手術を受けたのか?
…がわからないと返信ができません。
中にはお気の毒な例もあります。
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私の院長日記には、
【検索】機能があります。
PCでしたら右上の私の顔の上、
スマホでしたら、
一番下のほうに、
【検索】があります。
[修正手術]と入力すると、
修正手術の院長日記が出てきます。
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修正手術
修正手術の難しさ
修正手術の時期①
修正手術の時期②
他院でした手術の修正
他にもたくさんヒットします。
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眼瞼下垂症手術は、
私が手術をしても再手術になることがあります。
難しいのが、
微妙な左右差です。
特に他院で埋没法を受けた人や、
他の形成外科で手術を受けた人です。
もともとの左右差だったのか?
前医の手術によるものかわかりません。
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私は手術中に起き上がって確認し、
手術後に写真を撮り、
帰宅前にもう一度確認しています。
それでも、
左右差が出る人がいます。
一年に数人ですが、
帰宅前にもう一度手術室に入り、
再度固定をし直すことがあります。
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前に書いたことです。
修正手術が難しい理由は、前の手術により瘢痕というキズが皮膚の下にできているためです。その目に見えないようなキズに引っ張られて、ラインが乱れたり、キレイに二重の線ができないことが原因です。
他院で手術を受けた方は特に難しいです。
どこにどんな瘢痕や糸があるかわからないからです。
よい結果を出すまでに、何度も手術をしなければならないこともあります。
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修正手術を希望される方は、
・ちょっとだけ二重の幅を狭くしたい
・ちょっとだけ二重の幅を広くしたい
・かすかについた余計な線を消して欲しい
・わずかな左右差をちょっとだけ直して欲しい
・右が平行型で左が末広型なので、両方とも平行にしてほしい
などなど…、ご希望はよく理解できるのですが、実際に治すのは大変なのです。
中には、誰が見ても不自然でお気の毒な方もいらっしゃいます。
問題なのは、本人が指でちょっとクセをつければ‘治る’ような軽微な修正です。一見、手術が‘簡単’だと思われるような修正手術でも難しいことがあります。
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再手術は簡単ではありません。
治りが悪いこともあります。
それでも治す必要がある方は、
十分にご説明した上で手術をしています。
自分が変だな?と思ったら…
まず診察にいらしてください。
再手術は大変ですが…
時間がある時にお引き受けしています。
東京でしたら聖路加国際病院形成外科をおすすめします。
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修正手術の最後に書いた言葉です。
私は、修正手術の相談を承った時には、
まず手術をしてくださった先生に相談するように薦めています。
心ある術者であれば自分の【作品】に不具合があるのは許せないものです。
その先生に修正手術をするだけの技量がないと判断した場合は、
リスクや得られる結果を十分にご説明して
納得していただいた方だけ手術をしています。
取り返しが付かないことになったら人生の一大事です。
【彼】と美容外科は慎重に選んでください。
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下の院長日記も読んでください。
眼瞼下垂の再発①
眼瞼下垂の再発②
眼瞼下垂の再発③
眼瞼下垂の再発④
眼瞼下垂の再発⑤
眼瞼下垂の再発⑥