二重・眼瞼下垂
修正手術2015
2015年3月もあと2日です。
水曜日から4月です。
私の院長日記がヒットして、
相談メールを受けることがあります。
できるだけ丁寧に返信しているつもりです。
困るのが、
形成外科で眼瞼下垂症手術を受けたけれど…
結果が良くない
…というような内容です。
■ ■
最低限、
どこの病院で
いつ、
何という先生に、
手術を受けたのか?
…がわからないと返信ができません。
中にはお気の毒な例もあります。
■ ■
私の院長日記には、
【検索】機能があります。
PCでしたら右上の私の顔の上、
スマホでしたら、
一番下のほうに、
【検索】があります。
[修正手術]と入力すると、
修正手術の院長日記が出てきます。
■ ■
修正手術
修正手術の難しさ
修正手術の時期①
修正手術の時期②
他院でした手術の修正
他にもたくさんヒットします。
■ ■
眼瞼下垂症手術は、
私が手術をしても再手術になることがあります。
難しいのが、
微妙な左右差です。
特に他院で埋没法を受けた人や、
他の形成外科で手術を受けた人です。
もともとの左右差だったのか?
前医の手術によるものかわかりません。
■ ■
私は手術中に起き上がって確認し、
手術後に写真を撮り、
帰宅前にもう一度確認しています。
それでも、
左右差が出る人がいます。
一年に数人ですが、
帰宅前にもう一度手術室に入り、
再度固定をし直すことがあります。
■ ■
前に書いたことです。
修正手術が難しい理由は、前の手術により瘢痕というキズが皮膚の下にできているためです。その目に見えないようなキズに引っ張られて、ラインが乱れたり、キレイに二重の線ができないことが原因です。
他院で手術を受けた方は特に難しいです。
どこにどんな瘢痕や糸があるかわからないからです。
よい結果を出すまでに、何度も手術をしなければならないこともあります。
■ ■
修正手術を希望される方は、
・ちょっとだけ二重の幅を狭くしたい
・ちょっとだけ二重の幅を広くしたい
・かすかについた余計な線を消して欲しい
・わずかな左右差をちょっとだけ直して欲しい
・右が平行型で左が末広型なので、両方とも平行にしてほしい
などなど…、ご希望はよく理解できるのですが、実際に治すのは大変なのです。
中には、誰が見ても不自然でお気の毒な方もいらっしゃいます。
問題なのは、本人が指でちょっとクセをつければ‘治る’ような軽微な修正です。一見、手術が‘簡単’だと思われるような修正手術でも難しいことがあります。
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再手術は簡単ではありません。
治りが悪いこともあります。
それでも治す必要がある方は、
十分にご説明した上で手術をしています。
自分が変だな?と思ったら…
まず診察にいらしてください。
再手術は大変ですが…
時間がある時にお引き受けしています。
東京でしたら聖路加国際病院形成外科をおすすめします。
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修正手術の最後に書いた言葉です。
私は、修正手術の相談を承った時には、
まず手術をしてくださった先生に相談するように薦めています。
心ある術者であれば自分の【作品】に不具合があるのは許せないものです。
その先生に修正手術をするだけの技量がないと判断した場合は、
リスクや得られる結果を十分にご説明して
納得していただいた方だけ手術をしています。
取り返しが付かないことになったら人生の一大事です。
【彼】と美容外科は慎重に選んでください。
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下の院長日記も読んでください。
眼瞼下垂の再発①
眼瞼下垂の再発②
眼瞼下垂の再発③
眼瞼下垂の再発④
眼瞼下垂の再発⑤
眼瞼下垂の再発⑥
“修正手術2015”へのコメント
コメントをどうぞ
糸を抜くのは大変な事だと先生の以前の日記で知りました。
ところで古い糸だと癒着はしてないんですか?
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。古い糸は劣化していることがあります。抜糸しようと引っ張っても切れることもあります。厄介なものです。
再手術するのは簡単ではないことはなんどもブログで知りました。全国の悩みに相談を受けなんとかしてあげたいという本間先生は形成外科医の鏡です。 以前受けた所では絶対受けたくないという人が多いと思います。
数年前、眼瞼下垂手術を受けました。開眼が楽になり本当に良かったと思っています。
左右差は元々あったので気にしないのですが、片方が二重を通り越し三重になってしまうようになりました。
さすがに気になるのですが、執刀の先生に対しては技術人柄ともに信頼しており、感謝もしてる故修正の相談もし辛く数年が経過しています。
というか、修正は可能なのでしょうか?
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
当院で手術を受けてくださったのでしたら相談してください。数年経過しているのでしたら、担当の先生に相談してみるのが良いと思います。