医学講座
お給料を払う苦労
昨日の院長日記、
ありがたいお給料
小樽の葬儀会場で仕事をなさっているお母さんが、
お給料の小銭を、
お母さんからの少しのお礼
として、
子どもたちに小銭をプレゼントする
お話しです。
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社長さんの、
「パートさんの顔が見たい、話がしたい」との思いから、
今どき珍しい手渡し給料。
これは簡単なようで、
とても手間がかかる作業なのです。
経理の方か社長さんの奥様かわかりませんが、
大変なご苦労です。
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お給料を現金で払うには、
銀行から現金で下ろします。
何十人かのお給料を払うには、
一万円札が○○枚、
五千円札が○○枚、
千円札が○○枚、
五百円玉が○○枚、
百円玉が○○枚、
五十円玉が○○枚、
十円玉が○○枚、
五円玉が○○枚、
一円玉が○○枚、
これを計算して、
銀行に金種表を出して、
下ろしたお金を袋に入れる作業があります。
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振込の何倍も時間と労力がかかります。
間違えると大変なので、
私だったら3回くらい確認します。
札幌美容形成外科では、
褒賞金だけ現金で差し上げています。
感謝の気持ちを込めて、
一人ずつ手渡しです。
喜ばれています。
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給与計算
2007年4月20日の院長日記です。
札幌美容形成外科のお給料は、
弥生給与というソフトを使って、
私が計算して、
私が新生銀行から振り込んでいます。
給与は間違うと大変なので、
何回も確認をします。
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事務的な間違いがあると困るので、
東京のアトラス総合事務所で、
定期的にチェックをしていただいています。
信頼できる会計事務所です。
経理は弥生会計というソフトを使っています。
毎年保険料などが変わるため、
一年に一度、弥生会計と弥生給与のソフトを更新しています。
その費用が年に数万円もかかります。
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これから開業を考えている先生に教えます。
お給料をもらう立場と、
お給料を払う立場は、
まったく違います。
払うのは大変です。
労働基準法も知らなくてはいけません。
経理の知識も必要です。
社会保険労務士さんにも助けていただきます。
北海道でしたらディ・エル・エス社会保険労務士事務所の
田中猛先生をおすすめします。