院長の休日
ゴリラも顔の時代
平成27年10月11日、朝日新聞朝刊、天声人語です。
甘美な名作をいくつも残した詩人ヴェルレーヌは容姿に恵まれなかった。気の毒な逸話がある。少年時代、友人の家へ遊びに行くと、その母親があとで息子に「まるで動物園から逃げ出したオランウータンのようね」と言った(アンリ・トロワイヤ著「ヴェルレーヌ伝」)
▼肖像画を見るとおでこが出っ張り、逸話もあながち誇張ではなかったかと思わせる。だれしも思春期には自分の容姿で悩むものだ。美形の友をねたみ、似た顔の親をうらむ。
▼世の男性のそんな容姿コンプレックスを呼び覚ますと話題のイケメン・ゴリラに名古屋市の東山動植物園で対面した。18歳シャバーニだ。間近で見ると、うわさにたがわぬ二枚目である。目もとが涼しい。ツイッターやフェイスブックで評判が広まり、欧米テレビ局が「流し目のハンサム」と紹介。今月初めには写真集も出た。
▼「飼育動物の美醜を公式には言いにくいのですが、春先からシャバーニ見たさの来園者が増えました」と飼育担当の伊東英樹さん。「彼の兄が東京にいます」と教えられて上野動物園を訪ねた。
▼ハオコ22歳。整った顔ではあるが、弟ほどの色気は感じられない。ヒト界とゴリラ界で美醜の基準が同じかどうかは知らないけれど、弟が主役タイプなら、兄は脇役タイプか。
▼不思議なもので、見比べて心ひかれるのは兄のほう。弟よりは地味な面立ちだが、友とするなら断然こちらだ。容姿に悩みつつも文学史に名を残したヴェルレーヌの例もある。幸多かれと祈った。
(以上、朝日新聞より引用)
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男も顔で選ばれる時代です。
うちの奥さんは、
小泉元首相のご子息が気に入っているようです。
TVでCMが流れると、
私に教えてくれます。
天声人語を読んで、
さっそくネットで話題のゴリラを見ました。
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私にはゴリラの顔はわかりません。
話題のイケメン・ゴリラは、
私好みではありませんでした。
私は眼瞼下垂症手術をしていただいてから、
視界が広くなりました。
車の運転も楽になりました。
学会で前の席に座ってスライドも見えるようになりました。
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HPの顔を見ても、
昔の顔より今の方がよく見えます。
2015年9月24日から新しいHPになりました。
今回もオフィスクロスロードの
須崎克之様に作っていただきました。
スマホ対応にしていただきました。
HPもリニューアル、
院長の顔はリニューアルから5年です。
ゴリラも顔で選ばれる時代です。
野党の政治家も、
人相を良くすると女性票が増えると、
(私は)思います。