二重・眼瞼下垂
眼瞼下垂症手術トラブル【2016福岡】①
昨日(2016年4月16日土曜日)札幌に帰ってきました。
札幌は寒いです。
でも自分の家がいいです。
犬(そら君)もいるし、
自分の家の風呂はいいものです。
新聞がたくさんたまっていました。
昨日は読む時間がありませんでした。
■ ■
学会中に起こった地震の被害がひろがっています。
亡くなられた若い学生さんがいらっしゃいます。
ご両親のお気持ちを考えると、
言葉もありません。
心からご冥福をお祈りいたします。
これ以上被害が大きくならないことを祈っています。
■ ■
第59回日本形成外科学会は実りの多い学会でした。
3日間、朝から夕方まで学会を聞いていました。
今年は眼瞼下垂についてのシンポジウムと、
症例検討がありました。
すぐれものの学会アプリで検索すると、
眼瞼下垂の演題だけで24もヒットしました。
ポスターも入れると39です。
一回の学会でこれだけの演題はすごいです。
■ ■
ISAPS-JSPRS Joint Symposiumという、
国際美容外科学会との合同シンポジウムもありました。
韓国、台湾、シンガポール、中国の先生もいらっしゃいました。
学会初日には、
Aesthetic Blepharoptosis Repair
美容的眼瞼下垂症手術というのがありました。
Moderator: Kunihiko Nohira(Soshundo Plastic Surgery, Japan),
Ryuichi Utsugi(Clinic UTSUGIryu, Japan)
09:10-09:25 Comparison of Muller-aponeurosis complex advancement, frontalis transfer and silicone rod suspension in severe ptosis.
Dae-Hwan Park(Daegu Catholic University, South Korea)
09:25-09:40 Blepharoptosis Repair As a Workhorse in Revision Upper Blepharoplasty
Chang-Chien Yang(Artwood Plastic Surgery Clinic, Chinese Taipei)
09:40-09:55 Ptosis repair by levator advancement
Martin Huang(The Cosmetic Surgery Clinic, Singapore)
09:55-10:10 Aponeurotic Blepharoptosis Repair for Japanese patients
Ryokuya Ban(Shinshu University, Japan)
10:10-10:40 DISCUSSION WITH THE PANEL AND THE AUDIENCE
■ ■
日本人は、
信州大学形成外科の伴_緑也ばん_りょくや先生が英語で発表されました。
日本以外ですと台湾のChang-Chien Yang先生と、
シンガポールのMartin Huang先生の手術がお上手でした。
感じたことは、
台湾でも、
シンガポールでも、
韓国でも、
不満足な結果が多いということです。
■ ■
どこの国にも、
なんちゃって医がいます。
シンポジストの先生たちは、
なんちゃって医や他の先生がした、
眼瞼下垂症手術の修正手術をしていました。
【左右差】怒
【幅が広すぎる】怒
【内側の幅が広い】怒
【びっくり目】怒
【目が開いていない】怒
日本と同じトラブルが海外でも起きていました。
みんな苦労して修正をしていました。
眼瞼下垂症手術は難しいとつくづく思いました。