院長の休日
「実験」の喜び
平成28年4月10日(日)、朝日新聞朝刊、男のひといきです。
「実験」の喜び
60歳で定年になったとき、「よし、毎日の夕飯は俺が作っちゃおう」と決めた。フルタイムで働いている妻への感謝の気持ちも込めて、2年間実行してきた。
まずはメニューを決め、買い物へ。そして夕方からいよいよ台所に立つ。レシピを何度も見ながら手順を確認し、頭をフル回転させながら作業を進める。この「レシピ通りに作っていく」という作業が、学生時代の理科の実験をしているようで、実に楽しい。
例えばカレーの時、カレー粉にトマトを加えて赤くなった鍋の中に、白いヨーグルトを注ぐと金色に変化。いつも1人ニヤニヤしながら「実験成功!」と心の中で叫んでしまう。ピザを作る過程で、ただの白い粉が、魔法をかけたように生地になって、膨らんでいくのも感動ものだ。時には実験失敗もあるが、成功して妻や子どもたちから「おいしい」と言ってもらえると、最高の幸せを感じる。
2年間の実験のおかげで、天ぷらやオーブン料理、肉まんもできるようになった。さらに実験を積み重ねて、今度は地域の同年齢の男性方に、この喜びを伝えていけたらいいなあ、と思う今日この頃である。
(横浜市 篠田高史 無職 62歳)
(以上、朝日新聞より引用)
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今日4月11日(月)は新聞休刊日です。
昨日の朝日新聞朝刊です。
投稿者の篠田高史様は62歳で私と同年代です。
フルタイムで働いている妻への
♡感謝の気持ち♡も込めて、
2年間実行してきた。
すごいことです。
篠田高史様を尊敬します。
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「実験」の喜びは、
お気持ちがよくわかります。
私のアップルパイも、
失敗の連続でした。
最近は奥さんから、
北菓楼のアップルパイが美味しいと言われています。
試しに一個買ってきてもらい、
中を見てみました。
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奥さんいわく、
パイがさくさくしているのがいいとのことです。
私も反論します。
これは小さなりんごが入っている。
アップルの量が違う。
さくらんぼさんのりんごは、
大きくて水分がたっぷり、
僕のはリンゴが大きいから、
リンゴの果汁で下のパイはしっとりになる。
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奥さんに言われっぱなしでは残念なので、
今度は、
北菓楼のアップルパイにチャレンジです。
私の定年はまだ決まってませんが、
休日の楽しみに、
ぼちぼちアップルパイを作ります。
そのうち、
男の料理教室にも行きます。