昔の記憶
親父の息子への思い
2016年3月29日、午後0:49分に親父が亡くなりました。
もうすぐ1ヵ月になります。
まるで、
自分で亡くなる場所と、
亡くなる時期を決めたかのように、
あっという間に天国に行きました。
あっぱれです。
■ ■
息子としては、
じいちゃん、
最期に、
息子たちのことを考えてくれたんだね。
ありがとう
…という思いです。
あまりいい親父じゃなかったけど、
最期は息子思いでした。
■ ■
90歳という、
男性としては十分すぎる長寿です。
いつ亡くなっても不思議ではありません。
具合が悪くなって、
主治医の先生から説明を受けたのが、
3月25日(金)でした。
3月26日(土)には、
弟が前橋から来ました。
■ ■
意識はまだあって、
弟が来たのをよろこんでました。
その夜から、
弟が病院に泊まっていました。
状態が改善したら、
一度、東京に戻ろうか?
弟は困っていました。
大切な展示会が4月上旬にあると言ってました。
■ ■
私の弟はサラリーマンです。
土日は休みです。
私は土日は仕事で、
毎週木曜日が休診日です。
3月は、
30日(水)31日(木)が休診日でした。
診療日に葬儀だと、
患者さんに迷惑をかけてしまいます。
■ ■
弟が病院に泊まって、
3日目の昼に、
親父は天国に旅立ちました。
火曜日のお昼でした。
なんというタイミングのよさ!
私の休診日に合わせて、
弟の仕事のスケジュールに合わせて、
親父が決めたかのような日時でした。
偶然とはいえ、
なかなかできないことです。
■ ■
葬儀は家族葬で、
無宗教でした。
4人の孫が、
おじいちゃんにお別れの言葉を述べて、
献花をして、
かっこよく天国に行きました。
私も親父を見習いたと思いました。
亡くなって一ヵ月です。
5月1日に弟が来ます。